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冷凍解凍と冷蔵の食肉の細胞を見たい
食肉加工をしているの会社にいるのですが、冷凍した食肉、解凍した食肉、冷凍しない(冷蔵のまま)食肉の細胞を観察したいのです。 時々テレビや冷蔵庫のカタログなどで、緩慢凍結と瞬間凍結した食肉の違いが顕微鏡画像で出ていたりします。 どのような方法が必要でしょうか。 生物顕微鏡と実体顕微鏡はありますが、染色やミクロトームを使った切片は作ったことがありません。(微生物のグラム染色程度はできます。) 参考文献などのご紹介でもかまわないので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
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こんにちは. 回答が無いのにも関わらず質問を閉じていませんので, 参考になればと蔵書の中から専門書を紹介します. 表題『染色法のすべて』第2版 昭和59年12月10日 第2版 第2刷発行 定価:2600円 編者:月刊Medical Technology 発行所:医歯薬出版株式会社 この書籍は,医学的な病理診断に使用する専門の方々が, それぞれの臨床と検査の立場から執筆されています. ただし初版が昭和55年でありますから, 最新の情報は当然含まれていません. それでも,ご質問の内容からは充分間に合うと判断します. 医学書籍を取り扱う書店で購入が可能でしょう. しかし,染色法以前のプレパラート製作法を, 習得する方が先決ではないでしょうか. 検鏡での観察に耐えうる綺麗なプレパラートを作成するのには, 慣れない徒手作業によるよりも,ミクロトームを使用すべきでしょう. 一般的な回答としては,図書館の利用ですが, 食肉加工を行われているようなので, 保健所に問い合わせると,最新の技術や情報が入手できるのではないでしょうか. または,保健所での技術指導を受けられる事も可能性があります. さらに研究熱心な処理肉業者さんとして,保健所の評価が上がるでしょう. この回答が, ご質問者さまの参考の一助になれば幸いです.
お礼
tibikotanさん ご回答いただき、ありがとうございます。また、御礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 ご紹介いただきました書籍、早速取り寄せたいと思います。(「新染色法のすべて」に全面改訂されているようで、こちらを取り寄せることになりそうです。) 質問してから、顕微鏡観察の基本的な書籍をいくつか読んでみました。 tibikotanさんのご指摘の通り、プレパラートの作成法の習得が大切なのですね。ご助言いただきました保健所などにも相談していきたいと思います。すこし時間がかかりそうですが、一つずつ積み重ねて生きたいと思います。ありがとうございました。