- ベストアンサー
血清と染色
パラフィン切片の免疫染色を行っていますが、Blockingは動物血清を使用しています。この動物血清は色々なカタログをみていると、値段もピンキリだし、なにしろ種類が豊富で困ってしまいます。そこで、どなたでも同じ考えだと思っていますが、安くて効果的な血清を選びたいモノです。私の探した限りだと、一番安い血清は細胞培養用の血清ですが、この血清を使ってBlockingをした経験のあるかた、または聞いたことのある方いらっしゃいましたら、ご意見を聞きたいのですが、お願いできませんでしょうか?よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
補足に関する答えですが、正常ヤギ血清なら、牧場(獣医大学の)で採取したものを免疫染色に使ったことがあります。問題なく使えました。 念のため56℃で30分非働化して、-20℃で分注保存し、小出しにして使用していました。 原理的にはblocking目的に非働化は必要無いと考えられますが、非働化が必須かどうかは申し訳ないですが分かりません。 。
その他の回答 (2)
- Dr_Hyper
- ベストアンサー率41% (2483/6032)
すこし横やり的に迷わすことを。。。 blockingは時に難しくて、一次抗体と同種の動物種が良いとは限りません。弱い抗体を使用している場合には、ブロッキングから生まれるバックグラウンドがシグナルのS/N比を下げてしまうことだってあります。 乱暴ですがskim milkを使用するヒトも入ればBSAにするヒトもいます。 非働化ですが、補体云々よりも内在の酵素活性などが残っていると嫌だという意味で行っているヒトもいます。ブロッキングは選択制のない多量のポリペプチドがあればいいのですから、一番安い血清でも十分という考えもあります。つまり馬血清やCSやFBSなどの牛でも問題ないということです。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。以前はBSAでやっていたのですが、Backgroundが強く残ってしまいました。他にDonkey Serumも試したのですが、Goat Serumが一番良かったので、といった過程でした。とりあえず、一番安いヤギ血清でやってみてます。是非参考にさせて頂きます。ありがとうございます。
- bunnosukehina
- ベストアンサー率56% (18/32)
培養用の血清を使ってBlockingはやったことがないんですが、 組織の免疫染色で使用するBlocking用の血清は、抗体のHost動物と同種のものを使用しますよね、だからヤギやウサギ、ヒツジなどたくさん種類があるんです。組織培養用の血清は、多く売られているのがウシ胎児血清ですが、ウシで作製した免疫染色用の抗体をあまり見たことがないです。また、非働化処理なども必要になってくるので、逆にめんどくさいのでは。 Blockingの目的だけなら、正常血清を使わなくても、市販のブロッキング剤を使えば良いのではないですか? 安いし、種類もそんなにないですよ。
補足
早速の返信ありがとうございます。詳細を書かなくて申し訳ないです。これまでは市販のブロッキング剤を使ってました。使用するBlocking血清はヤギ血清で、探したところ100ml7000円の安いのを見つけました。この製品を問い合わせたら非働化はしていないとのこと。Blockingに血清の非働化は必要でしょうか?
お礼
ありがとうございます。まさにビンゴ!の回答です!参考にして購入してみようと思います。念のため非働化はします。ありがとうございました。