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mary lambについて
大学の課題でmary lambについて調べています。 弟のcharles lambについて探すと多少maryの名前を見つけることができるのですが、そこでは「maryが母親を殺してしまって以来charlesが彼女の面倒をみていた」というようなことだけなので、 mary主体の説明がなかなか見つかりません。 maryについて説明するのにcharlesの存在は欠かせないのは わかりますが、それをふまえた上でもう少し maryについての概略を教えていただける方はいらっしゃいますか? mary自身についての説明が欲しいです。 お願いします。
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No.1 です。ごていねいなお返事ありがとうございます。 わたしは 「文学」 にしろ 「英語」 にしろあるていどできる人からみるとお粗末きわまりないのですが、恥をかくのが勉強とおもい、ついでに enotes の記事の前半を抄訳しました。 本文を読むうえで、いくらかでも参考になればうれしいです。 Mary Lamb 1764-1847 INTRODUCTION ながいこと弟チャールズの名声のかげに隠れていたメアリが、児童文学の重要な作家としてようやく独自に脚光をあびるようになった。なにしろその業績は、精神疾患とそれによってひきおこされた母親の殺害という事件によって彼女自身も打ちのめされ社会的には葬られるという逆境のなかでなしとげられたのである。慢性的な精神疾患ともうひとつには女性であったために、はじめ彼女のエッセイや詩は作家としての地位がすでに確立されていたチャールズに帰せられていた。『シェイクスピア物語』(1807) をはじめとする児童文学の傑作は、ラム姉弟の共作なのである。 Biographical Information メアリ・ラムは、1764年12月3日にロンドンで生まれた。生まれてすぐに死んだ4人をのぞくと、兄にジョン、弟にチャールズがいる。父親は有名な法廷弁護士サミュエル・ソルトに仕えており、ラム一家はテンプル地区の弁護士コミュニティの中心部にあるソルト邸のとなりに居住していた (参考URL:地図)。子どもたちはソルトからよくしてもらい、メアリとチャールズは初等教育をうけさせてもらった。メアリはさらにソルトの書庫に出入りさせてもらい、そこで当時の初等教育からはとうていえられない図書にも接することができた。当時の女性にとって当たり前のこととして、メアリはそれ以上の教育を受けることなく、針子の仕事をするようになった。 1792年にソルトが死ぬと、一家の運が傾いた。ハイ・ホルボーンに引っ越してから、母親は関節炎が悪化し、父親は耄碌しはじめた。兄ジョンは家族を置き去りにして家を出てしまう。弟チャールズはどもりがあったため聖職者になれず、東インド会社本部で事務員の見習いをはじめた。メアリは両親の介護をするとともに、長時間働いて一家の生計を支えていた。1796年9月、そのメアリが精神疾患の発作で母親を刺殺し、父親を傷つけた。
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- shiremono
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Mary Lamb で検索したら、Charles ほどではないにせよ、読みきれないほどの情報がでてきました。わたしがへたな概略をまとめるよりも、下のリンクで最初にあげた enotes の記事を読んでいただくのがよいとおもいます。 enotes/Mary Lamb 1764-1847 (Zott, ed. 2003 "Nineteenth Century Literature Criticism vol.125") : 簡潔ながらよくまとまった紹介。文献リスト ( Further Reading, Copyright のリンク)。 http://www.enotes.com/nineteenth-century-criticism/lamb-mary A Middlesex University resource/'Mary and Charles Lamb - their web biographies' : ユニークでくわしい年表。かなり役に立ちそう。 http://www.mdx.ac.uk/WWW/STUDY/ylamb.htm A Middlesex University resource/'Extracts from Mary Lamb, by Mrs Gilchrist 1883' : Anne Gilchrist による伝記からの抜粋。 http://www.mdx.ac.uk/WWW/STUDY/xgillamb.htm#Hackney bartleby.com/ The Romantic Revival/'Lamb' (A. H. Thompson, 1915 "The Cambridge History of English and American Literature vol.12" ) : チャールズのことが紹介されているが、メアリの教育環境についてもわかる。文献リスト ( Bibliography のリンク)。 http://www.bartleby.com/222/0801.html Debi's Genealogy Page/'Mary and Charles Lamb' (Elbert Hubbard 1897 "Little Journeys - Famous Women" からの抜粋) : メアリの幼年期と家庭環境についてくわしい。伝記としては不正確なようだが、読み物としておもしろい。 http://www.geocities.com/Heartland/Flats/4759/marylamb.html TIME/'Lamb's Sister' : "THE ORDEAL OF BRIDGET ELIA : A Chronicle of the Lambs" by Ernest C. Ross, 1940 [伝記] の書評。 http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,777423-1,00.html Guardian/'The odd couple' : "A Double Life: A Biography of Charles and Mary Lamb" by Sarah Burton, 2003 [伝記] の書評。 http://books.guardian.co.uk/review/story/0,12084,1044994,00.html Telegraph/'Murder by carving knife' : "The Devil Kissed Her" by Kathy Watson, 2004 [伝記] および "The Lambs of London" by Peter Ackroyd, 2004 [小説] の書評。 http://www.telegraph.co.uk/arts/main.jhtml?xml=/arts/2004/08/08/boack208.xml&sSheet=/arts/2004/08/08/bomain.html NEW STATESMAN/'A family affair' by Christie Hickman : "The Devil Kissed Her: the story of Mary Lamb" Kathy Watson, 2004 [伝記] の書評。 http://www.newstatesman.com/200408160031 laurahird/"THE DEVIL KISSED HER: The Story of Mary Lamb" by Kathy Watson, 2004 [伝記] : Shahbano Bilgrami による書評。 http://www.laurahird.com/newreview/devilkissedher.html laurahird/"MAD MARY LAMB : Lunacy and Murder in Literary London" by Susan Tyler Hitchcock, 2005 [伝記] : Marion Arnott による書評。 http://www.laurahird.com/newreview/madmarylamb.html Networked Writing Environment, University of Florida/"Reflections of Love : Mary Lamb, Percy Shelley, and The KeepsakeLiterary Annual" by K. G. Beres : 伝記的な紹介はくわしくないが、メアリの文学 (詩) と精神疾患のつながりが論じられている。参考文献リストつき。 http://web.nwe.ufl.edu/los/kberes.html
お礼
たくさんのリンクそれぞれにわかりやすくコメントつけて紹介していただいてありがとうございました。 時間がないので英語の文献は避けてしまっていたのですが、 やはりそれではいけませんね。。。 リーディングは速読できるほうではありませんが、これから頑張って読みたいと思います。 ちなみに扱った作品はcharlesとの共同作品“Mrs.Leicester's School”のThe sailor uncleでした。 本当にありがとうございました。
お礼
shiremonoさん、度々のご返答ありがとうございます。 訳までしていただいてすみません。 なにしろ時間がないもので本当に助かります。 ぜひ参考にさせていただきます。 本当にありがとうございました。