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beの使い方を教えて下さい
Let bygones be bygones. の[be]についてお尋ねします。 (質問) 1)この[be]は原形不定詞でしょうか?それとも助動詞とか省略されているとか? 2)文型はSVOCでしょうか? let V bygones O be bygone C 3)故事、諺、新聞雑誌の見出し等でよく[be]が使われているようですが、使い方と事例を幾つか教えていただけませんか? 質問がぼやけていて解答し難いとは思いますが、[原形be]について少しでも近づけるヒントでも戴ければと思っています。宜しくお願いいたします。以上
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基本的には let +目的語+動詞の原形の形で 使役動詞の用法になっています。 make +目的語+原形 let +目的語+原形 いずれも「目的語に~させる」という意味ですが, make が「無理にでも~させる」なのに対して, let は「希望通り~させる,させてあげる,するのを許す」 という意味です。 意味的には「使役」とは言いにくいですが,動詞の原形がくるものは 一律に使役動詞と言っています。 (専門家が勝手に分類しているだけですので,名称は気にしなくてもいいです) 「母親が私に手伝わせた」というのであれば My mother made の後に I help her. を組み込んで My mother made me help her. となります。 I help ~という SV ~が make の後に組み込まれて make me help ~ V O 原形 となります。 let の場合,「希望通りさせる」ですが, 「人」でなく,意志を持たない「ものごと」の場合は 「~するままにしておく」のような意味になります。 希望のような意志は持ちませんが, 「~する傾向がある」のを「自由に許す」という感覚です。 すなわち, Bygones are bygones. 「過ぎ去ったものは過ぎ去ったものである」 という SV ~(正確には SVC)を let 目的語+原形に組み込むと let bygones be bygones となります。 「過ぎ去ったものが過ぎ去ったものとして 忘れ去られる傾向にあるのを,そのままにしておきなさい」 というのが文字通りの意味です。 結局,この be は Bygones are bygones. の are が 原形になったものです。 文型については, make にしても,let にしても let 目的語+原形として理解すれば十分だと思います。 この原形部分を SVOC の C とする立場が主流だと思います。 O の部分が,動詞の意味上の主語になっているからです。 もともと, I help ~. のような SV ~が根底にあるのですから当然です。 原形がくるというのが大切で文型はあまり気にしなくてもいいです。 質問 3 についてはいい回答はできません。 何か原形を用いる場面で,be 動詞がでてくれば 原形 be になるとしかいいようがありません。 They suggested that we be careful. など,suggest の後の that 節内で原形を用いる 場面で be 動詞がきています。 be 動詞がなぜ用いられているか,どのような意味で用いられているか なぜ原形が用いられているか この点を確認すればいいです。
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- 06miyachan
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私は、3)だけ回答したいと思います。まず、「be」がつくという文には、どういう特徴があるのでしょうか? この点に気をつけばいいのです。すなわち、 ●Because of separating the dispensing medicine from medical practice, doctors' prescriptions can be filled at any pharmacy. (医薬分業によって、医師の処方箋さえあればどこの薬局でも薬を調剤してもらえるようになった。) ●Please have a seat. The doctor will be with you in just a moment. (どうぞお掛けください。すぐに医師がまいります。) ●The manuscript ought to be done by the end of this month. (原稿は月末までに上がるはずだ。) 以上の例文を見て、共通している点は何でしょうか? それは、「将来のことを話題に取り上げている」という点です。また、古英語文法書を読んでいただけば、次のような区別があったことを知るはずです。 >過去 = W (たとえば、was, were) >現在 = I (たとえば、is, wasも isも -s で終わっている点に注意。) >未来 = B (be) という区別があって、「be」の「変化」を使った語には、「become」があります。これは、「come to :になる」と違って、「質的に変化する」意味があります。たとえば、 ●You can become anything you want--a doctor, a lawyer or whatever. It's up to you. (なりたいと思うものには何にでもなれるんだよ,医者でも弁護士でも何でも。きみ次第だ。) つまり、いまは、ただの学生に過ぎないが、将来には「別のものになる」という意味があるわけです。これに対して、「come to」は、「水が湯になる」という変化(別のものにならない、hot waterとなるだけ)という違いがあるわけです。この説明を理解してもらった上で、1番目の文を見ていただけばわかるように、「もらえるようになった。」という、「将来への変化」を意味しているわけです。つまり、「be」のもつ「別の状況へと変化する」という意義が含まれているわけです。 また、2番目の例文を見ていただけば、「すぐ参ります。」という「変化」を言い表すために、「be」を使っているのです。まちがって、「is」としたら、それは、「変化のない、現在時点の状況」を示していることになります。 なお、「be」が、想像(仮定法)を示すのも、「未来が手の届かない、現実の反対」を言い表すためで、たとえば、「宣誓」のような、「期待、願望など」に「be」が使われるのは当然ではないでしょうか。 本当に英語の世界観を知るためには、英語史をも読む必要があるのですが、いまは、現代英語になれることを優先してがんばってください。他の回答をも合わせて読んで、理解してもらえたらうれしいです。
お礼
いつもご回答有難うございます。[原形be]に苦手意識を持っていますが、今回少々無理な質問にもかかわらず、手がかりをいただきましたことに感謝申し上げます。[be]のコアイメージは「未来」と考えれば少し捕らえやすくなります。[be][become][come to]をもう一度しっかり考えて見ます。質問を続けますので、今後も宜しくお願いいたします。敬具
hi,#1です。 >質問 3 についてはいい回答はできません。 何か原形を用いる場面で,be 動詞がでてくれば 原形 be になるとしかいいようがありません。 >be 動詞がなぜ用いられているか,どのような意味で用いられているか なぜ原形が用いられているか この点を確認すればいいです。 #2さんはいい仕事しますね。 まさしくこれが核心です。 ちょっとだけ補足しておきましょうか。 質問(3)の場合使われるbeは、 十中八九、be動詞です。 助動詞というケースは少ないです。 そのうえで、なぜbe動詞の原型が使われるかは、 状況によって違います。 Be honest. とか言う場合のbeは単純です。 命令形です。 「~であれ」という意味です。 諺とかにはこのパターンが多いですね。 Be it ever so humble,there`s no place like home. この場合は倒置です。 正確には仮定法での倒置です。 そのうえでshouldが省略されています。 (というより、beがshouldの意味も含んでいる) だから原型になってるんです。 このように、 おなじようにbe動詞が頭にきていても、 それが同じ原理からそうなっているとは限らないわけです。 だから、 一言で説明するのは至難なんです。
お礼
ご回答有難うございます。漠然とした質問をして申し訳ありません。でも命令で使われたり、仮定法の倒置で使われたり、一端を垣間見ました。有難うございました。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。
- Hideto123
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let の基本的な用法で let + 目的語 + 動詞の原型 で、 〈人・ものなどに〉〈…〉させる, 〈人・ものなどに〉〈…することを〉許す の意味になります。 ここでは、let という動詞が文頭に来ているので、命令形の形になっているだけです。 Bygones are bygones. (過去のことは過去のこと) という文を考えればわかりやすいでしょう。 これに let を文頭につけて、命令形にして、 過去のことは過去のことにしろ。(過去のことは水に流せ) というような意味になります。 >故事、諺、新聞雑誌の見出し等でよく[be]が使われているようですが 平叙文で be 動詞を含む文を命令形にしたり、この let のように 動詞の原型を取るもので書き換えたりすれば、be(原型)を含む文が できるだけです。 ことわざなどでは、~したほうがいい を強めて、~しろ と 命令調のものが多くなるので、be が使われている例が目につくのだと 思います。
お礼
いつもご回答有難うございます。 >let + 目的語 + 動詞の原型 で、〈人・ものなどに〉〈…〉させる, 〈人・ものなどに〉〈…することを〉許す。 で解決しました。一般動詞なら疑問を挟まなかったでしょうが・・。[原形be]のお陰で使役用法が再確認できました。有難うございました。また無理な質問があったことをお詫び致します。まづは御礼まで。
Let bygones be bygones. 「過去のことは水にながせ」、ですね。 まず確認しておきたいのですが、 この bygones はどちらも名詞ですよね。 両方とも複数形になってますから。 gone by の語順を変えて名詞化しているわけです。 直訳は「過去のことは過去にしろ」ですかね? このbe は動詞ですね。 動詞be の原型です。 主語はありませんので、 VOCというカタチですね。 cf. Let there be no doubt about it. (Let bygones bygones.なんて言い方は普通しません。) (3)については一言で説明するのは至難です。 これ一本で独自に再質問することを お勧めします。 唯、新聞雑誌とかの見出し等での[be]は、 むしろよく省略されてませんか? 映画の[cast away]なんかは、 本来[(be )cast away]ですね。 ・・・と、こんな感じでしょうか。 あまりお役に立てなくて、ごめんなさい。
お礼
ご回答有難うございました。とても参考になりました。何か[be]の手がかりが欲しく、無理な質問をしてしまいました。今後はもっと具体的にお聞きします。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
いつも回答を寄せていただきまして有難うございます。 >基本的には let +目的語+動詞の原形の形で使役動詞の用法になっています。 これをお聞きしてほぼ解決です。一般動詞なら原形を理解しているのに何か[原形be]だけは特別な苦手意識があります。克服するよう努力します。また答えに窮するような質問をしたことをお詫びいたします。今後は気をつけます。有難うございました。まづは御礼まで。