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原形不定詞について教えてください。
I see him cross the street.という文でcrossにtoが付かないのはどのような理由によるのでしょうか。いわゆる知覚動詞や使役動詞を使ってSVOCの文を作るとき、Cの位置に不定詞が来る時には原形不定詞となるということに、何か本質的な理由があるのでしょうか。どなたか教えてください。
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「目的語+不定詞」の部分で不定詞が原形かto付きかという問題ですが、決定的な理由はないようです。中期英語までは韻律の関係でどちらでも用いられていたようです。そのうちにどちらかが優勢になり現在に至っているようです。現在でもhelpのようにどちらでも容認される場合があります。だたし、全体的な傾向としてはto不定詞は未来を指向する傾向があり、tell, want などこれからの行為に用いられるのに対し、知覚動詞はその場で行われる行為を見聞きするため原形が使われるようです。そう考えると使役動詞は例外的と言えます。
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- mint-77
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I see him cross the street. この文の、seeが知覚動詞なので、toが付かないのだと思います。 seeなどの知覚をあらわす動詞は、<知覚動詞+O+動詞の原型>という形をとり「Oが~するのをみる」という意味になります。動詞の原型の代わりに、to不定詞は使えません。 また知覚動詞の文が、過去の場合も同じです、 <知覚動詞+O+原型の形>に当てはめて考えるので、 I saw him cross the street となります。 ちなみに知覚動詞の文を受動態にすると、動詞の原型ではなく、to不定詞が使われます。 例えば、I saw him cross the street を受動態に書きかえると、He was seen to cross the street になります。
お礼
ありがとうございました。
- john_john
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文法的理由としては、 知覚動詞の目的格補語として原形不定詞が使われるからです。 ご質問から少し脱線するかもしれませんが、 意味上の理由としては、 himの後がcross(目的語の後に原形が来る時)は、 動作の一部始終に重点があり、 crossing(目的語の後に現在分詞が来る時)には、 動作の進行に重点があるということです。 つまり、crossの場合は、 「彼が横断を始めてから終わるまでを見た」 crossingの場合は、 「たまたま彼が横断中のところが見えた(渡り終えたかどうかは不明)」 ということです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 >知覚動詞はその場で行われる行為を見聞きするため原形が使われるようです というご説明はとても良く理解できました。