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M&A時代における、日本的経営について
M&Aや業界再編における日本的経営について勉強しています。今後、アメリカ型の「株主市場主義」を目指し国際化しいくべきか、または高度成長期からの日本型経営「従業員、取引先、ステークホルダー主義」を行っていくべきか、両主義の良い点、悪い点など、国民一人一人の生活にどの様に影響を及ぼすかなどご教授お願いします。
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- kuma1945
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質問に関連する出版物の紹介です。 少々前の本になりますが、岩井克人さんが書かれた『会社はこれからどうなるのか』でこれからの会社経営について議論がなされていました。 製造業中心の産業構造からからソフト産業中心の社会シフトしてきた事により必要とされる資本が減少した事、金融のグローバル化などにより資金調達が容易になった事等から社会全体としては以前よりは株主至上主義ではなくなり、ソフト産業にとって最も大切な人材を大切にする日本的な経営が復活するのではと述べていました。(日本的な経営の中にも変わらなければならない部分が多々あると述べていました) 資本が必要な製造業などではアメリカ的、ソフト産業では日本的になると言っているようにも感じました。参考になれば幸いです。
- ginlime
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重い内容の質問です。株主市場主義=株主至上主義=弱肉強食の資本主義と考えています。日本的経営は、皆様分け前主義=農耕民族型資本主義ではないかと考えています。上記の場合には「利益率」などで経営が縛られ、配当率などが優先されてしまう場合があります。未来を見据えた投資などがやりにくくなりやすく、ガバナンスやコンプライアンスが必要以上に求められる場合があります。場合によってレイオフも簡単に実施されます。短期成果第一主義とも云えるのかと思います。日本型経営は、従業員、組合、顧客や市場の要請に応じたバランスでの経営かと思いますが、世の中の流れは上記の方向ではないかと思います。国民への影響では、日本は社会主義という様な平等配分から格差の生じる成果に対する配分に変わりつつあるのかと感じています。