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明治維新前後の住宅様式の変化
高校の文化祭で研究テーマが「明治維新」になり、 明治維新前後での文化・習慣の変化などを調べています。 それで、私の担当は「住宅」に関することなのですが… 探してもどこか焦点があわず、中々良い資料に巡り合えません。 住宅や建築に関しての欧米化の影響について、 分かり易い本やホームページなどあったら教えてください。 もしくは、回答で解説してくれる方などいらっしゃると嬉しいです。 どうぞ宜しくお願いします。
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うーん、住宅ではなく、レトロな洋風建築を掲示するというのはいかがでしょう。 建築史の詳しい事情は私は知りませんが、 当時の庶民の家は、まだ↓のような藁葺のものが多いです。 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/r-lif/r-edo/r-eoh2/IPA-lif200.htm もちろん比較的暮らしの豊かな層は江戸時代から瓦屋根の「和風」な家に住んでいました。 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/r-lif/r-edo/IPA-edo.htm 経済が発展するに連れ、藁葺屋根は減って行ったはずですが、 戦後になるまで地方の農村は藁葺住宅のままだったようです。 藁葺屋根の家を展示しても明治維新の成果とは言いがたいです。 瓦屋根の建築を展示するにしても、何か重大な特徴があるのかが素人に判断し辛く、 住宅が人目を引かないように思います。 (あとは、住文化と言えば、椅子の導入というのは思い浮かびます) これと比べ、洋風建築は現代にはない物珍しさがあります。 例えば銀座のレンガの街並みは、文明開化の象徴でした。 http://www.sc.kansai-u.ac.jp/STL/view_file0.php?id=96&file=2006/10/6/10/96/jyugyou/uptr3Nv2.pdf - http://www.meijitaisho.net/toa/ginza_rengagai.php 大正時代辺りになると、レトロ建築の資料はもっと豊富にあります。 学術的な情報を調べる際にはインターネットは大して頼りになりません。 資料は、大きい図書館に行って、民俗学と歴史のコーナーを探してみてはどうでしょうか。
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- komes
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明治の初期では外国人居留地に洋館が建ち目にするとかはありましたが庶民にとっては殆ど影響はなかったと思います。 鹿鳴館時代を謳歌したのは一部の人達にすぎません。 靴を履く習慣は便利で普及しましたが、靴のまま屋内を歩く習慣までにいたらなかったし、屋内に入れば靴を脱ぐ習慣が定着しています。 京都で町屋建築が今日まで保存され、観光名所になっているように住宅が劇的に変わったのは太平洋戦争以後のことと考えます。
- buchi-dog
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「明治維新」は、少なくとも一般人の住む住宅にはほとんど影響をもたらしていないと思われます。一般人の住む家が変化し出したのは、早くとも明治後期になるでしょう。ですので、質問者様の望むような情報は「ありえない」と思われます。 「明治維新」で大きく変わったものは「住宅」以外にもたくさんありますのでテーマ設定自体を見直すことをお勧めします。
補足
丁寧なご説明有難う御座います! 言い方が悪かったやも知れません。 「明治維新で外国の文化が入ってきた事を本とする、それ以後の変化」 を知りたいのです…^^; 「明治維新」そのものの影響ではありません。 ご指摘有難う御座います。