- ベストアンサー
明治維新以降日本の近現代史解説書
明治維新後の日本近現代史(特に日本が実施した戦争について)を史実・資料に基づいて中立な立場で解説している本を探しています。 特に知りたいのは、中国との戦争は侵略なのかそうでないのか?です。 また、日本は中国で何をしたのか?も知りたいです。 思い込み、思い入れ、想像を一切排除し、史実、データのみに基づいて客観的に解説している本を紹介していただければ幸いです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
みなさま仰る通り、万巻の書を紐解く必要があるわけですが、忙しい現代人はそういうわけにも参りません。そこで、簡便法としてお勧めなのが「学習漫画」群です。 多くの出版社から「マンガで読む日本歴史」というようなものが出ています。大体は子供向けですが、しかし監修は歴史学者などなので、歴史学の成果がちゃんと生かされています。ただし、その深浅・古新・立場の違いがあります。 そこで、お近くの公立図書館に出向いて、何種類かの近代以降の巻を読み比べてみられることをお勧めします。余り時間はかかりません。しかも、多様な視点を比較することができます。学研などのポピュラーなもの以外で、良いシリーズもあります。 私がお勧めなのは、大月書店の出しているマンガ日本歴史です。透徹した史観・史眼が秀逸です。その時代時代の典型的な出来事や人物をトピック的に取り上げているので、面白く読めながらも、その時代の本質をズバリと描いています。余り知られていない史実も描かれ、語釈や、解説も付いています。 私はネットの古本屋で全巻セットで買いましたが、驚くほどの廉価でした。テレビで歴史番組を観たときに、ついでにその時代を知るために今後おいおい見ていくのが楽しみです。 質問者様の何かの参考になれば幸いです。
その他の回答 (3)
- mm058114
- ベストアンサー率30% (102/337)
NO!の方の意見に、全面的に賛成です。 満州事変は、石原莞爾が関東軍満蒙領有計画により、板垣征四郎と共に行われ、 対ソに障壁を作り、石原の唱える世界最終戦争の対米に備えると言うものです。 支那では、若い参謀達が、石原の手柄を、我にもという考えで始めたモノです。 それに、陸軍全体が引きずられ、占領地区を拡大していったり、占領地区を守る為、 更に前線を占領を繰り返したモノです。 満州事変、日中戦争は、中国には清朝のあと、統一政権はなく、共産党軍と国民党軍と、 それぞれ戦争していた三角関係の戦争です。 南京大虐殺があったか無かった、数はどうだったかは、議論の分かれる所ですが、 日本兵で、一番乱暴、軍規の乱れがあったのは、一般社会で常識をもったはずの召集された30~40のオッサン達でした。 これは、調査結果のデータがあります。 南京戦に参加した部隊もわかっており、日本のどの地方の人だったのかも、 大きい範囲ですが、断定することができます。 また、自分が貼り付けた中国人を、銃剣で何人も刺殺したと自慢ともとれる本を、 出版した人も多くいます。 とにかく、たくさんの本を読む必要があります。 私は、数多く読みました。 10冊や20冊ではありません。 100冊以上です。 データが多くて、比較的客観的なのは、大江志乃夫さんの本だと思います。 大江志乃夫さんだけで、たくさんあります。 ご健闘祈ります。
- OYADI013
- ベストアンサー率10% (3/29)
「侵略」かどうかは受け止め方なので、客観的に判断する事は出来ません。 「中国」という言葉さえ客観的に定義する事も難しいです。 満州は?台湾は?チベットは?尖閣諸島は?中国ですか? ユーラシア大陸のある特定の土地で大日本帝国の正規軍が上官の命令の元、武器を使用したかどうかしか客観的に述べる事は出来ません。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
古今東西、そういう客観中立な歴史書はありません。歴史書は著者の主観で書くものです。必ず著者の主観が入ります。思い入れ、想像も入ります。史実も同じです。それを記録した人の価値観や利害の影響を受けています。たとえば写真や映像記録データにしても、撮影者の視点でしか撮られていません。都合の悪いことは撮りません。 あなたが「中国との戦争は侵略なのかそうでないのか?日本は中国で何をしたのか?」をお知りになりたいなら、少なくとも10冊ぐらいの歴史書を読んで、その中の真実をあなた自身がより分けないと駄目です。1冊2冊では必ず著者の主観に引きづられてしまいます。歴史書を読む意味がありません。歴史書に書かれていることの半分ぐらいは著者の創作です。創作と言えば聞こえがいいですが、平たく言えば想像とでっち上げです。歴史には全記録がないので、間を埋めるにはそれしか書きようがないからです。 たとえばあなたが関心を持たれる南京大虐殺について、「資料 ドイツ外交官の見た南京事件」という本があります。当時南京に駐在していたドイツの外交官が日本軍の南京攻撃の前後の様子を時々刻々ドイツ本国に報告した記録です。多少の主観も入っていますが、ほぼ正確に当時の状況を伝えています。これを見ると、中国が大宣伝している30万人大虐殺とはかなり違った様相だったことが分かります。こういう風に虱潰しにしなければ本当の歴史は分かりません。 http://www.amazon.co.jp/%E8%B3%87%E6%96%99-%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%AE%98%E3%81%AE%E8%A6%8B%E3%81%9F%E5%8D%97%E4%BA%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6-%E7%9F%B3%E7%94%B0-%E5%8B%87%E6%B2%BB/dp/4272520644