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遺伝について教えてください
- 遺伝と頭脳の形成過程について知りたい
- 遺伝的要素と幼少期の差について考えています
- 努力だけで頭のいい人になれるのか気になっています
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あくまで、個人的な考え方で、客観的な考え方はありませんが・・・。 >頭脳の形成過程においてやはり遺伝的要素はあるのでしょうか? (バッチリ)あると思います。 優秀な知能を持つ人の子どもは、やはり優秀な知能を持つ可能性が高いと思います。 先天的に知能に恵まれているので、勉強などの呑み込みが早く、また、勉強ができて楽しいから ますます勉強するといった、好循環が起こります。 それに、優秀な知能を持つ人は、社会的に成功していることが多いので、子どもの教育に お金をかける経済的な余裕があるわけです。 しかも、難しいことをいろいろと子どもに教えてあげることもできます。 それに対して低い知能を持つ人の子どもは、先天的に知能に恵まれていないので 勉強などの呑み込みが遅く、また勉強ができないから面白くなくて、ますます勉強しなくなるという悪循環が起こります。 それに低い知能を持つ人は、社会的に失敗していることが多いので、子どもの教育に十分なお金を かけられるほどの経済的な余裕がないわけです。 しかも、難しいことは子どもに教えてあげることができません。 耳にしたうわさでは、知能は、「遺伝が50%、環境が50%」だそうです。 でも、どうあがいても、自分で遺伝子を選ぶことはできないですよね。 それで、生まれてきた後も、しばらくは自分の意志で環境を選ぶことができないですよね。 それができるようになる頃には、その人という人間の大枠は決まってしまっていると思います。 小学校一年生(もしかしたら保育園)などで既に、「あいつはバカだ」とか、「あいつは頭がいい」とか、 クラスメイトの間でうわさになりますよね? 5・6歳といったら、ほとんど本能だけで生きてるみたいなものじゃないですか。 自分の意思で「もっと勉強になるようなことをしよう」とか、決意して実践できないと思います。 自分のおかれている環境とか、将来のこととか、人生のこととか、ほとんどわかってないと思います。 それで、遺伝的に知能に恵まれなかった子どもがそういうものを理解し始めるころには、既に手遅れというわけです。 だとしたら、遺伝50%環境50%なんて言ったって、結局遺伝子でほとんど全部決まってるようなものじゃないか!って思えてきます。 長々と失礼いたしました。
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- 45kg
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面白い疑問ですね。自分の能力へのコンプレックスは、重大問題ですので、真剣にお答えしたいと思います。 まず、国立大卒、といっても、程度はさまざまですので、医学部や、東大卒の人をAさんとしましょう。そして、普通の人をBさんとしましょう。東大生の親の平均年収は、一般の平均年収よりも、高いことが調査により知られています。収入が多いからといって頭が良いとは限りませんが、親の学歴が高く、頭が良い可能性は高いでしょう。 Aさんは、頭の良い遺伝を持って生まれてきたとしましょう。高収入で学歴の高い親は、Aさんにいろいろな機会を与え、能力を伸ばしてやることが出来るでしょう。これは環境です。そして、Aさんは「頭が良い、勉強が出来る」と褒められるようになるでしょう。これも環境ですが、褒められた子どもはより勉強するようになります。 同時に、家庭では、頭の良い親が、本を読んでいたり、取引先の外国人に英語で電話をしていたり、すると、Aさんは、本を読むことや英語を身近に楽しいこととして感じるでしょう。これも環境です。 結局のところ、遺伝が規定する能力はかなりありますが、遺伝が更に親の行動や本人の行動を選ばせ、環境を整えさせていると言えます。 反対にBさんは遺伝的には能力が高かったとしても、親が本を読まない、お金を持ったら全部使う、などの暮らしを教えていれば、Bさんも本を読むのは難しいし、貯金も難しいでしょう。暇があればぐうたらする日課を持ち、せっかくの遺伝をないがしろにしてしまうでしょう。 質問者さんは、暗記力と飲み込みが悪いという自己評価をお持ちですが、それぞれもっと細かく何が苦手なのか調査するのも有効と思います。 質問者さんの感じる頭のいい人に「何か違うものを感じる」というのは、本質的にはその人の生活習慣や価値観だと思います。 結論としては、遺伝と環境はどちらかだけではなく、遺伝が環境に影響をあたえつつ、成長していくものだと思います。
- Diogenesis
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行動遺伝学という名の,心理学と遺伝学の妹分のような学問があります。 双生児研究と洗練された統計手法を主たる武器として 遺伝と環境がさまざまな形質に及ぼす影響を検証してきました。 現在までの行動遺伝学研究の教えるところでは, 知能の遺伝率は児童において50%程度とされています。 成人ではこれよりも高く,研究によっては70%程度という結果が得られています。 本人の努力しだいでどうにでもなりそうな大人のほうが 遺伝率が高いというのは一見常識に反するように見えます。 現時点では,遅れて発現する知能関連遺伝子が存在する可能性を否定できません。 しかしながら,より蓋然性が高そうなのは, 子ども時代は与えられた環境の違いに影響されやすいのに対し, 大人は自らの努力と選択によって遺伝的素質に向いた環境に入っていくため, 環境の違いによる影響が薄められるからであるという解釈です。 誤解しないでいただきたいのは, 遺伝率は,ある特定の形質に注目したとき, 集団内の個体差をどの程度まで遺伝で説明できるかという尺度であって, 親子間の相関の高さを意味するものではないということです。 親子間の相関が高くても遺伝率が低い形質というものもあります。 (e.g.親が日本語話者なら子も日本語話者になる確率は高いが,日本語を話すのは遺伝によるものではない) また社会制度が整い環境の平等化が進展した社会ほど遺伝率は高くなる傾向があります。 大学に合格できるか否かは知能そのものの反映ではなく, 教育の成果としての学力による部分が大きいわけですが, 知能と学力にはある程度の相関があることも事実です。 また好奇心やリスク選好といった特性にも遺伝が関与していることが知られており, 知能と相まって進路選択に影響を与えている可能性は高いと思われます。 (参考) ■遺伝率 http://www2.plala.or.jp/omiya/idennritu.htm (このサイトの趣旨に全面的に賛同はしませんが,遺伝率の解説に関しては参考になると思います)
- mojitto
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遺伝と環境の両方が作用していると思います。 有名国立大を例に出されましたが、これは遺伝かどうかはわかりません。 なぜなら有名国立入学者の親は高所得者である可能性が高いからです。つまり、遺伝で能力があるのか、後の英才教育で能力が伸びたのかがわかりません。 好奇心旺盛も、親の姿を見て学習した成果と考えることも可能です。 親が特異な能力に気付いて伸ばそうとした場合でも、たまたま他の子より早く開花しただけであって、英才教育を施さなかったら凡人並の可能性は否定できません。 また能力がないことを感じて、幼少から英才教育を施そうとする親もいるでしょう。 また質問者様の嫌う回答でしょうが、特に高校や大学受験ではあることをきっかけに勉強に目覚め、爆発的に成績が伸びることはよくあり、努力の結果ですよね。(僕は高校受験で体験しました) 今の自分は遺伝はもちろん、環境(親からもらった環境もあるし、それ以外の環境もある)、そして精神論が物的影響を及ぼすことがあります(心理学あたりが扱っていると思います。) 様々なものが影響しているので、遺伝だけが原因ではありません。
遺伝は関係あると思います。 科学的根拠は何もありませんが、頭は母親に似ると聞いたことがあります。また、男の子の頭は母親に、女の子の頭は父親に似るという話も・・・。これは、複数の人から聞いたことがあります。 大体、同じくらいのレベルで結婚する人が多いと思いますが、中には夫婦の学力差が開いている場合があります。その場合、足して2で割って、中間の子どもができそうなものですが、どちらかの頭をそのまま遺伝すると聞いたこともあります。だから、夫婦で学力差がある場合、兄弟で兄は賢いけれど、弟はそうでもない、ということがよくあるそうです。 私は、頭は遺伝すると思います。もちろん、遺伝が全てではなく、努力もあるでしょうけれど、努力のことは一先ずおいとかせてください。 頭のよい両親から産まれた子は、頭の回転も速く、飲み込みもよく理解力もあることが多いです。一方、勉強が苦手な両親の子は、理解が遅かったりするケースが多いように思います。親を見れば、大体わかるって話もよく聞きます。 ただ、もともと持っている頭は悪くないのに、勉強が嫌いでしなかっただけ、という場合は、親が学歴がなくても、子どもが結構できる場合もあります。私は、もともと持って産まれた能力というものは大きいと思います。 ただ、先に書きましたように、いくらよい頭をもらっても、勉強が嫌いで全くしなければ、伸びることはないかもしれません。でも、回転のよさや理解の速さは変わることはないでしょうけれど・・・。 また、理解が遅い子でも、努力をすれば、そこそこまで伸びると思います。 同じ80点を取るにしても、もともと頭のある子は1回読んだだけでできても、理解のしんどい子は、何回も何回も読んで書いてしなければいけないかもしれません。 あと、環境も大きいかもしれません。大体、勉強のできる家庭では親も 子どもに対しそれなりに期待もしているでしょうから、幼い頃から、勉強のできる環境を作ることが多いですね。期待云々よりも、それが普通というか・・・一方、最近は幼い頃から期待をかけて幼児教室などに通わせる親も多いですが、やはりいくら期待をかけても親くらいしかならないパターンが多いように思われます。 私は3人姉妹ですが、皆国立大を出ています。でも、うちの両親は特に塾に行かせたりはしませんでした。ピアノや習字など、ごく普通の習い事くらいです。 勉強も、さすがに入試前はしましたが、普段の定期テストなどで、がむしゃらに勉強した記憶はないですし、暗記する内容も何となく頭に入っていた感じはあります。 でも、友人は何回書いても覚えられないと言っていましたし、私が教えても中々理解してもらえませんでした。 バイトなどでも、商品の値段を覚える時でも、中々覚えられない人も、一回で覚えられる人もいました。最終的にはどちらも覚えられたのですが、人によって、結果は同じでも過程は違うということです。やはり、これも、遺伝的要素が大きいのではないでしょうか? 答えになっているかどうかはわかりませんが、性格・顔など、「え?こんなところまで?」というような細かいところまで遺伝するのですから、頭も遺伝して当然のような気がします。
- nisekant
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「本能はどこまで本能か」著者マーク?S?ブランバーグ をお読みください!
補足
ご回答有難うございます。 あなた様の内容と私の聞いた東大生の話しが見事かぶりました。 学生時代(高校生)クラブ活動に没頭していたらしく、周りがどんどん受験勉強で外れているのに最後までやっていたらしいです。 さすがに親に塾にでも行けと言われ入塾当時は最下位の成績がものの数ヶ月でトップになったそうです。(もちろん高学歴ばかりの塾) ほんと尊敬します・・・