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頭がいいのは遺伝するのか
「頭がいい」というのは、明確にどう定義するのかわかりません。一般的認識、多数派的認識でお願いします。 考えられるところでいうと、いろいろなことを考えられる能力があるとか、覚えが早いとか、読み書きがすばやいとか(ここへ行くとちょっと限定的な感もあります)そういう、一般的に認識できることでよいです。 これは、「遺伝」するのでしょうか。 つまり、もし国の制度が、生まれた子供をすべて国が引き取って、みな一様な保育教育を受けさせるという専制国家があったとして、そこで「頭のよい」子供というのは、一般に言う「頭のよい」「知的業種」の親の子供だといえるものでしょうか。それとも、教育環境を一様にすれば、「頭のよい」子が現れる要因は、親にはよらないという結果になるのでしょうか? 顔は遺伝するが、頭も遺伝するのでしょうか?(もちろん脳だって肉体の一部ですから、なんか似た傾向になるかもしれませんね)
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「頭の良さ」をどのようにして決めるのか,またそれをどのような方法で測るのか,そこがきちんと決められないと結局人それぞれの意見をまとめることができなくなります。 その危険があることを踏まえて,あえてそういったことをせずに漠然とした「頭の良さ」ということで話を進めますが,遺伝的要因は否定できません。発達心理学では「輻輳説」という考えがあります。これは「人間の発達には遺伝的要因も環境的要因も関わっている」とするものです。「頭の良さ」も同様です。 ただ,では遺伝的要因はどのぐらい影響しているのか?これははっきりしていません。影響が「ある」とは言えるけど,具体的には答えられません。 正直,このテの話はいろいろと難しい問題があります。例えば, >一様な保育教育を受けさせるという専制国家があったとして 遺伝的要因によって,ある教育方法では頭が良くなるけど,他のやり方では良くならない,という可能性もあります(適正処遇効果)。すべての子供に同じ教育(兄弟の存在とか地域の教育力とかそういったものはここでは一切無視するとして)をして,成績優秀な子どもとそうでない子供に分かれた場合,それは遺伝的要因ではなく,教育方法(正確にいえば遺伝的要因と教育方法とのマッチングによる効果)かもしれません。違う教育方法で教育したら異なる結果になった,となればまさにそういうことです。 ですから,遺伝的要因は確かにある(双生児の知能の類似度に関する研究などから)けれど,それだけではその人の頭の良さが決まるわけではないし,遺伝的要因がどのぐらい影響しているのかはわからないのです。
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「頭がいい」というのが、どういうことを意味するのか、意見の分かれるところだと思います。 知能指数は、約8割、遺伝するそうです。 親子は顔が似ます。 声も似ます。 性格も似ます。 環境を同じにしても、子供みんなが、同じ性格にはなりませんよね。 環境を同じにしても、子供の頭が同じにはなりません。
お礼
知能指数も遺伝しますか。それは肉体的遺伝とほぼ並行的なのでしょうかね。私は「頭いい」≒知能指数という考えでいいと思っています。もちろんその上にいろいろ上塗りはできますが。ただ、その知能指数も、可変的であると思うのです。環境が変わったとたん、その子の指数の潜在能力が開花することもありと感じています。 だから、遺伝と環境相互作用かと。 しかし、その環境が同じでバラけるときに、頭がいい≒親もよかった ということなのだろうか?というとやはりそうですか。
- augustinus
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遺伝よりも生活環境でしょう。 子供は親を見て、生活習慣を作ります。 頭の良い両親は、そうなるための習慣を持っています。それを子供が真似れば、必然的に頭のよくなる可能性が高くなります。 父親が頭が良くても、子供がダメ、という場合は、いつも一緒にいる母親がダメ、というパターンが多いんです。 逆に父親がパッとしなくても、いつも接する母親が勉強家であったりすると、子供も勉強家になる場合が多いようです。
お礼
遺伝よりも、環境である。私もそんな風な気がしております。国の雰囲気によって国民性って言うのもあるわけで、大きな環境によって白紙の子供が染められていくということは実証できます。それと似たり寄ったりのことはあります。 親の責任は大きいです。
- ecoshopQ
- ベストアンサー率10% (18/172)
ぼくの知っている家庭には親も教師、子供も教師という のがけっこういます。他の人は、やっぱり頭がいい家系 なんだねえ、といっていたりします。ぼくは教師は頭が いいとはおもいませんが。 でも、今度の大分のインチキ採用で頭はやっぱり関係ない と思いました。というか、教師っておチンチン丸出しに したり痴漢したり、横領とか多いですよねー。 というわけで遺伝はしないと思います。
お礼
家系、環境、そういうものを一切排除したらどうなるのだろう?という実験が実際に行われたためしがないことが問題ですね。教師のモラル欠如は多少その能力の優秀さを否定しているともいえますね。
補足
仮に、次のような案が実現したらどうかということです。 I生まれた子供は一括して国家管理にして、保育教育はすべて共同の施設で行う。基本的に、まったく公平な生育条件となる。 II生まれた子供は、まず一括して国家なり地域共同体が管理するところとし、そのご希望する家庭、あるいは扶養の義務ありと指定された家庭に無作為に振り分けられる。 そのような「生まれ」と「育ち」を完全に分離し、「生まれ」の生物的条件にのみその後の成長は影響されることになる。
- cosmos-kt
- ベストアンサー率29% (43/147)
難しい質問ですね。いろんな考え方があるし、実験的に証明されたわけではないので、いろんなことが考えられます。 1.頭のよさって何? 2.家庭教育と学校教育の違いって何? 3.社会性と組織性の違いって何? 4.スキルと人間性の違いって何? などなど・・・様々な頭のよさがあるし、様々な人間を捉えるファクターってあるのだと思います。 遺伝するように見えるのは、家庭教育のポテンシャルが高いから・・・例えば、18世紀のユダヤ人は、家庭教師を雇って師弟の教育に勤めた。19世紀の英国人も同じ、20世紀の日本人も同じ・・・。こんなことで、遺伝するように見えるのでしょう・・。
お礼
家庭、環境の要因を可能な限り排除したらどうかということで。あえて、漠然と受け入れられる「頭のよさ」は、遺伝的なのか、環境的なのか。実験ができないだけだから、この問題がいつまでたっても決着しないのではないでしょうか。
補足
仮に、次のような案が実現したらどうかということです。 I生まれた子供は一括して国家管理にして、保育教育はすべて共同の施設で行う。基本的に、まったく公平な生育条件となる。 II生まれた子供は、まず一括して国家なり地域共同体が管理するところとし、その後希望する家庭、あるいは扶養の義務ありと指定された家庭に無作為に振り分けられる。 そのような「生まれ」と「育ち」を完全に分離し、「生まれ」の生物的条件にのみその後の成長は影響されることになる。
- nisekant
- ベストアンサー率11% (13/112)
参考書「本能はどこまで本能か」
- snowplus
- ベストアンサー率22% (354/1606)
勉強が出来るという点ではあると思います 医者の師弟はやはり医師が多いですし一流大に入るケースも 多いです 政治家の鳩山家なんかは五代連続で東大に受かっています ただ教育の上手さとかそういうのもあるでしょうけど
補足
仮に、次のような案が実現したらどうかということです。 I生まれた子供は一括して国家管理にして、保育教育はすべて共同の施設で行う。基本的に、まったく公平な生育条件となる。 II生まれた子供は、まず一括して国家なり地域共同体が管理するところとし、そのご希望する家庭、あるいは扶養の義務ありと指定された家庭に無作為に振り分けられる。 そのような「生まれ」と「育ち」を完全に分離し、「生まれ」の生物的条件にのみその後の成長は影響されることになる。
お礼
遺伝的に、ある教育方法では向いている、ということは十分ありえますね。オーダーメイドの教育ならば伸びるが、一様では駄目だ。人間的にそのほうが正しそうです。公正なる教育なんてあいまいなものでしょう。科学的なら公正なのかとも言い切れない。 双生児の研究では、遺伝的要因も立証されていたんですね。あいまいにも。 与える教育のよって結果は違うかもしれないという点は、非常に納得します。
補足
仮に、次のような案が実現したらどうかということです。 I生まれた子供は一括して国家管理にして、保育教育はすべて共同の施設で行う。基本的に、まったく公平な生育条件となる。 II生まれた子供は、まず一括して国家なり地域共同体が管理するところとし、その後希望する家庭、あるいは扶養の義務ありと指定された家庭に無作為に振り分けられる。 そのような「生まれ」と「育ち」を完全に分離し、「生まれ」の生物的条件にのみその後の成長は影響されることになる。