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証明ですごく困ってます
こんにちは。考えてると分かりそうで分からなく気持ち悪くて困ってます。上に有界な有理数の集合は最小上界を必ず持つかどうか?という問題で、定義によるともしSが有理数の集合でUがSのupper boundである時、Sの最小上界はUの要素 a (a≤ x すべてのx∈U )であるとあったので、もしSの範囲が t(S内の有理数) <2とした時と t ≦2とした時、前者の場合も後者の場合も2がupper boundになるが、前者の場合は2は最小上界にはならないと考えたのですが、正しいでしょうか?詳しいすっきりする回答宜しくお願いします。
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有理数は全順序を持つので「上に有界な有理数集合は, 『実数の』最小上界を持つ」は正しいはず. 一方, 「上に有界な有理数集合が, 『有理数の』最小上界を持つ」ということであれば, 一般には no です. 例えば, 「√2 を 10進展開して有限桁で打ち切った値」は全て有理数ですが, それらからなる集合 (当然上に有界) の最小上界である √2 は有理数じゃないですね. S1 = { x in Q | x < 2 }, S2 = { x in Q | x ≦ 2 } としてみます. 上界は, どちらも U = { x | x ≧ 2 } です (確認してみてください). 従って, 上限 = 最小上界はどちらも 2 となります.
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- kabaokaba
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#もうちょっと読みやすく・・・なぜ「upper bound」だけ英語なのか(^^; 最小上界・・・上限ですね. S1 = { x in Q | x < 2 }, S2 = { x in Q | x ≦ 2 } S3 = { x in R | x < 2 } S4 = { x in R | x ≦ 2 } 全部「上限」は2です. 「上限の定義」と「有理数の稠密性」を理解していますか? 実数の部分集合Aに対して,実数αがAの上限であるとは 任意の正の数εに対して, α-ε< a ≦ α を満たすAの要素aが存在することです. そして,有理数の稠密性より 上のS1からS4まで共通に 任意の正の数εに対して 2-ε< a ≦ 2 と満たすS1からS4の要素aが存在します. #ぶっちゃけ。。。 #1.9,1.99,1.999,・・・って列を考えるだけでもOK
- Tacosan
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あ, しまった. #1 の最初の文は誤解を招くおそれがあります. ごめんなさい. 実数の構成法として, 「収束する有理数列」を使うってのがあります. それを念頭においてました.
お礼
何とか理解できました。ありがとうございました。
補足
親切な説明どうもありがとうございます。理解は出来たのですが、数学的に√2は有理数でない事をどう説明すればよいのでしょうか?