なんとなくそれっぽい歌。
解釈はいまいち自信ないので参考程度にご覧ください。
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消えわびぬうつろふ人の秋の色に身をこがらしの森の下露(藤原定家)
[解釈]
心変わりして私に飽きてしまったらしいその人の様子に、
私は木枯の森におりる露みたいに消えてしまいそうに、
身を焦がすように思い嘆いています。
掛詞とかいろいろ錯綜してるので、若干解説のようなものを。
・秋→飽き
・身をこがらしの→身を焦がす
・こがらしの森:歌枕。静岡県にあるそうです
・露→初句の「消えわびぬ」につながっていて→露のように消えてしまいそう。
あと、涙のイメージが重なっているのかも。
定家は男ですけど、たぶん女の立場で詠んだのだろうと勝手に思ってます。
どうなんでしょう。よくわかりません。
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生きてよも明日まで人はつらからじこの夕暮をとはばとへかし(式子内親王)
[解釈]
わたしは明日まで生きてはいないでしょう。そうなったら、
あなたももうわたしに辛くあたることもないでしょう。
もし訪ねてくれるのなら、いま、この夕暮れに訪ねてきてください。
お礼
ご回答有難う御座います! お礼が遅くなってしまい大変申し訳在りませんでした。 ご丁寧に解説して下さり素人の私にも大変分かり易く理解できました。 それにしても気持ちを言葉に込めて伝えるなんて 日本人はなんと情緒豊かな国民なんでしょうね・・・ そういう私も日本人ですがこういった才能がゼロに等しいのは 何故かと嘆くところですが・・・・・ wild_turkeyさま、他の皆様方が羨ましい限りです^^; この度は大変有難う御座いました!