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つれない女性への恋の歌(和歌)

カテ違いでしたらすいません。 タイトル通りつれない女性への恋の歌を探しています。 後朝の文の感じがいいのですが 「意地悪な貴女だけど、私は貴女しかもう見えません」 的な物と、それの返歌で 「貴方の手練手管には誤魔化されません」 みたいな和歌はないでしょうか? ない場合は自作する事も考えていますが、いかんせん基本が分かりません。 優しく解説してあるサイトなどあると助かるのですが。 サイトでも和歌自体でも、ご存知の方教えて下さい。

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回答No.1

新古今和歌集を勉強しております。ご質問の趣旨にそうかどうかわかりませんが、 ○「つれない女性への恋歌」として藤原俊成が定家の母の美福門院加賀に送った 俊成 よしさらば後の世とだにたのめ置け辛さに堪へぬ身ともこそなれ 意訳:逢えないというのなら仕方ありません。それなら来世には逢うと約束してください。つらさの為に耐えられず死んでしまうかもしれませんから。 返し 加賀 頼め置かむたださばかりを契にてうき世の中の夢になしてよ 意訳:来世には逢う約束を致しましょう。ただそれだけしか約束できません。今までのつらいお気持ちは憂き世の中の夢として私のことも忘れて下さい。 ○「誤魔化されません」には後朱雀天皇へ女御の藤原生子が返した歌が 後朱雀院 春雨の降りしくころは青柳のいと乱れつつ人ぞこひしき 返し 藤原生子 青柳のいと乱れたるこの頃はひと筋にしも思ひよられじ 意訳:最近青柳の枝が大変乱れているのは、私一筋に思いを寄せているためではないでしょう。麗景殿の方もいらっしゃるからでしょう。 又遣わして 後朱雀院 青柳の糸はかたがたなびくとも思ひそめてむ色はかはらじ 返し 藤原生子 浅みどり深くもあらぬ青柳は色はかはらじといかがたのまむ 意訳:青柳の薄緑の深くもない薄い色では、色は変わらないといっても信じられないように、薄情な貴方様の言うことを頼りにできません。 というのがありますがいかがでしょうか。

YellowBaby
質問者

お礼

ありがとうございます。 後朱雀院と藤原生子のやりとりをもじって使えそうですね。 助かりました。

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