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和歌に関する質問です
大切な人から「風待ちぬるも…」とだけ記した手紙をもらいました。どういう意味なのかわからなくて困っています。百人一首等を調べてみたのですが該当する歌はありませんでした。 この句がある歌をご存知の方がいらしたら是非教えていください。よろしくお願いします。
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何らかの本歌があって、それを参考にしろ、というようなのではない気がします。 そのことばどおりに解釈すればいいと思いますが、ちょっと秘められた思いが感じられますね。 そのまま口語に訳すと「風を待っていたけれども…」とか「風が吹くのを待ったのですが…」となると思います。 さて、その「風」とはいったい何かということでしょうね。一般的に「風」は次のような比喩、暗示に使われます。 ・出発や旅立ちなど、ものごとを始めようとするきっかけ ・心情や世の動向などのなんらかの変化のきっかけ 【解釈例】 ・質問者さんに片思いの人が差出人の場合 「あなたのことをずっと思(慕って)ってきたのですが…(気づいてくれませんか or 気づいてはくれないのですね)」 ・会社の部下や議員の秘書(あなたが議員さん)などが差出人の場合 「あなたがこの状況を打破してくるものと待っていたのですが…(そろそろやってくれませんか or その気はないようですね)」 まったくの個人的な感覚ですが「風待ちぬるも…」この一言だけが書いてあったとのことなので、「もう待てません」または、「そういう気持ちに近くなりましたよ」というココロを感じます。子どもか女性のような甘えの風味がちょっぴり混じっている気もします。 あくまでもわたしの印象です。
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- toko0503
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全くの推測、憶測ですが、 風は、風向き、とか 風の便り などと言うように 時に、相手からのアプローチを意味する言葉として用いられます。 なので、これは何かからの引用というよりは、 大切な方(お相手)の個人的な心情を送ってこられたのでは? と思います。 「(風の)便り(連絡)を待っているのだけど………」 「(あなたからの何らかの)アプローチを持っているのだけど………」 とは、受け取れないでしょうか? 全くの私見ですが、書いてみました。
お礼
なるほど、ありがとうございます。 そうかもしれません。 引用ではなく個人的な心情というわけですね。 目から鱗でございました。 ありがとうございました。 投稿させてもらってよかったです(^^)
お礼
ありがとうございます。 具体的な例をいろいろあげてくださって、大変参考になりました。σ(^^;からの何かを待っていてくださったというわけですね。なるほどー。 ありがとうございました。