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自己株式の取得価額
自己株式を相対取引で買い取ろうと思っているのですが、その取得価格の一般的な金額の決定方法を教えていただきたいのです。売り手の言い値で買い取るものなのか、額面で買い取るものなのか、金額設定方法をお教えください。
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金額については双方が同意すれば問題ありませんが 高すぎるか安すぎるかの判定を税務は定めています。 その株主が大株主なのか またあなたの会社がどういう規模なのかよって算定方法が違います。 ただ自己株式として取得する(法人が取得)する場合には純資産方式と呼ばれる方法にて計算します。 直近の貸借対照表を全て時価ベースに直して引当金とか確定してない債務を控除して資本の金額を計算します。 これを発行済株数で割ると1株当たりの金額が出てきます。 この金額が税務としての基準ですが安く買い取りたい場合にはこれ以外に類似業種比価格準価格や配当還元方式等も計算して折衷案などに使われたらいかがでしょう。
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- monzou
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回答No.1
一般的には純資産法による算定株価又はDCF法による算定株価ですね。(まぁ併用する場合もありますが) もちろん、この金額でなくても構わないのですが、税務上で言うと上記が妥当となるという意味で、あまりこの金額と離れていると贈与税がかかる場合もあります。 今は株に「額面」は存在しませんので、額面では買い取れません。 また、相対取引というのが気になりましたが、(ご存知だとは思いますが)自己株式は単独株主からのみ相対で取得することはできません。 自己株式取得のお知らせを全株主に行って、買取希望のあった株主から公平に買い取らなくてはなりません。