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カトリックの家庭祭壇の向きについて

神社の神棚とか仏教の仏壇などは、北向きはダメとか聞きますが、 キリスト教(カトリック)の家庭祭壇の向きのきまりごとはあるのでしょうか? どうぞ宜しくお願い致します。

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noname#173475
noname#173475
回答No.4

正教会(オーソドックス)では、 聖堂は普通「東向き」に建てられ、 家庭祭壇もそれに倣っている場合が多いようです。 太陽という光の昇る方向である東に向かうということは、 キリストという救いの光に向かい、 神の国を待ち望むという姿勢を表すからです。 もちろん方角自体に何か神秘的な力があるわけではありません。 私はカトリックですが、 そういった決まりごとを聞いたことはないので、 部屋のレイアウトに合わせれば良いのではないでしょうか。

JUDYYASSU
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私は仏教徒で実家には神棚もありました。よくいる日本人です。 カトリックとしてはにわか信者で、嫁いだ先がカトリックでして家庭祭壇が、北向きに設置されていたので少し気になっていたのです。 あまり、設置場所には決まりごとがなさそうですが、東向きになるよう目に留まるところに移動しようと思います。

その他の回答 (3)

回答No.3

私はカトリック信者、かなり教会のボランティアもしておりますが、 祭壇をどの向きに置くか?ということは考えてもみませんでした。 自分の都合の良いところに置けばよろしいのではないでしょうか? 私の場合は、自分の狭い寝室の鏡の前にチョコンと十字架とマリア様 を置いています。それも雑然とした中で。 (他人様には見せられません) 私にとっては一番一日のうちで、目につきやすいところなのです。 イタリアでは、神父様が各信者の家を回って祭壇を祝福するのが 慣わしだ、とイタリア人の神父様から言われ、我々信者共は 「自分の家に来れれたら、それこそ掃除から始まらなければならない」 と大慌てで神父様に訴えた次第です(笑い 方角はあまりカトリックとは関係ないと思いますが。 ちなみに私の通っている教会祭壇は東向きです。 それも今考えたらです。

JUDYYASSU
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。 あまりこだわることはなさそうですね。 一番目のとまるところに移そうかと思います。

  • sankthans
  • ベストアンサー率30% (4/13)
回答No.2

あったとしてもすべての団体・個人が守っているとは思いません。教会の入り口は西向きでなければならない、といっているとしても、特に日本で守っているところはどれだけあるでしょう? 入り口が西向きなら、祭壇も当然西を向いています。西はギリシア神話についてもいえることですが、死者が安らぐところです。エリュシオンも黄泉の国も西にあります。

JUDYYASSU
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。 ギリシャ神話やエリュシオンも黄泉の国と初めて聞くことでしたので、興味深く調べていこうと思います。

  • yuhkoh
  • ベストアンサー率48% (350/723)
回答No.1

僧籍の者です。  仏壇や神棚の設置で北向きを忌むのは、仏教や神道の教えに基づくものではありません。古代支那の思想で「王者南面」という考えがあります。  北に北極星があります。この星は不動であり(科学的にはわずかですが動いていますが)、もろもろの星は北極星を軸として移動する(もちろん地球が公転・自転によって動いているように見えるのですが)ところから宇宙の中心と信じられ、天帝を象徴します。  そこから北は皇帝・王者の方位とされ、王宮を建てる際には王の座る玉座は北を背にして南を向くように作られます。この思想・礼法や建築様式は日本にももたらされ、平城京や平安京などすべて内裏は北を背にし、南を向くように建てられます。現在の京都市でも西を右京・東を左京と称するのは、内裏に座す天皇の視点、つまり南を向いた時の左右に由来します。対して「北面の武士」という言葉のあるように、臣下は北を向きます。  つまり北に向けるというのは下座になる。敬い尊ぶ神仏を下座に安置しては失礼だからと、敬意を表す念から「北向きを忌む」ようになったのです(寺院も南面で建てられるのが多いのは上記の理由です)。  本来は忌むべき方位などはないのですが、あくまでも神仏を敬の現れとして、上述の理由で北を避けるのであればそれなりの意義はあります。ただ悲しいかな本来の意味を失い、ただ単に「北向きにすれば悪いことが起きる」などとくだらない迷信に堕してしまい、自己を省みることなく苦しみの原因を神仏に押しつける自己中心的の心で、北向きを避けるのであればなんら意味はありません。  人との接し方・マナーでも同じでしょう。礼儀やマナーを守るのは相手を敬い、周囲の人に不快な思いをさせない意味で行うことでしょう。その姿勢を表すときにさまざまな礼法が行われるのですが、それを表面的に墨守してしまい、本来の意味を失いがちになってしまう。  カトリックの祭壇の作法については存じ上げませんが、北向きを忌む理由に秘められた本当の理由を知っていただきたく書き込みしました。繰り返しますが悪い方位はありません。ただ敬いの心の表れとして北向きを避けるのです。

JUDYYASSU
質問者

お礼

とても、親切な回答ありがとうございます。 本来の意味も知らず、表向きだけ整えて満足するだけではいけないと、改めて思いました。 形はどうあれ、神仏に対する敬の現れが大事ですね。 迷信を信じすぎず、苦しいときだけの神頼みをしず、感謝を忘れず向き合っていきたいと思います。

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