- ベストアンサー
初彼岸のお布施や祭壇の飾り方について
- 初彼岸のお布施の準備や祭壇の使い方について困っています。質問内容をまとめました。
- 初彼岸のお布施の相場や祭壇の飾り方についてお答えします。
- 初彼岸においてお布施の準備と祭壇の飾り方に悩んでいます。解決策をお教えください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは、同宗檀家の者です。 ◇ お布施 お布施は1万円+車代+昼食代でまとめて2~3万円でよいとおもいます。私の場合、法事は49日と一緒にしてしまって49日のお布施とは別に、後日1万円のお布施を持っていきました。 家に招くとしてもお坊さんと一緒に食事をするのは気が重いので、昼食時は避けた方がよいです。普通30分程度で終わるので、午前10時か午後の1時などにお願いするのがよいでしょう。もちろん、お坊さんと食事を楽しみたいというのならば別です。 ◇ 祭壇 法事のときの仏前のしつらえは、祭壇を設けたときには祭壇にだけにご飯・果物などの供物を供えれば結構です。そう堅苦しく考える必要はないので、ご本尊やご先祖にも供えたいというのであれば、別に仏壇に供えるのも悪くはありません。祭壇には毎日ご飯とお茶を取り替えるほか、お彼岸の中日には彼岸団子を供えます(地方の風習によります)。 また、位牌は祭壇に出しますが、仏壇には通常ご本尊(臨済宗なので普通はお釈迦様)が安置されているので扉は開けておきます。ご先祖の位牌がある点からも閉めたりしてはいけません。真っ暗闇にしてはかわいそうだし、いずれにしても、仏壇は昼間は開けて夜は閉めるものなので。 ◇ 仏壇の飾り方 最上段は須弥壇(しゅみだん)といって仏様の世界を象徴する須弥山(しゅみせん)を意味します。また須弥壇の上の空間は宮殿(くうでん)と呼ばれる聖域です。ここは仏教の理想世界を象徴したものと考えられています。そこで、ここにはご本尊と側に仕える諸仏を安置します。 上述のように臨済宗だと普通御本尊はお釈迦様で、向かって右に達磨さん、左には観音様を安置するのが常道となっています。しかし、ご本尊があれば十分で、脇の諸仏まで揃える必要はありません。仏像があるのならそれを須弥壇上の真ん中に安置するようにします。元からある仏像が宮殿にそぐわないようなものだったり、大きすぎて納まらないようだと困りますね。そういう場合は、別に仏具屋からお釈迦様の絵巻か彫像を買い求めて安置してください。お坊さんが来て読経をすれば御魂入れということになります。 宗派からすると安置すべき仏像はお釈迦様であるべきですが、お寺によっては別の仏様でもよい場合もあります。これはお坊さんに聞くのが一番です。お寺の役員をしている親戚で、古道具屋から気に入った仏像(観音様?)を買ってきて安置している人もいます。ちょっとお坊さんに怒られたけれども、まあよし(仕方ない)ということになりました。 あとは適当に並べて構いません。普通下段の真ん中に香炉を置いて線香を立てます。燭台は通常、小さなテーブル=経机(きょうづくえ)のあたりに置きますが、これも置きやすくて他に燃え移らないように注意するのが重要で、香炉や鈴(リン)の脇とか空いているところに置いて構いません。
お礼
回答ありがとうございました。 大変分かりやすく教えて頂き、参考になりました。 知らないことが多く、お恥ずかしい限りです。 仏壇も寂しいので、お花とお菓子などを(控えめですが)お供えしました。 昔から付き合いのある住職なのですが、相場などは聞きにくく困っておりました。 明後日の午前中に来られるようなので、助かりました。