日本のプロテスタントとカトリックの祖先崇拝に関する違いに関して

質問

私は今大学で日本のキリスト教に関して勉強しようとしている学生です。
知識が浅いことをお許しください。

私は今、日本人キリスト教徒の方の祖先崇拝（例えば、実家の先祖の方のお墓参りや知り合いの法事。そしてご実家にある仏壇など仏教的な事柄に関して）に関する関わり方に関して調べようと思っております。

そういったことに関して、カトリックとプロテスタント系では姿勢が違うのでしょうか？
実際にクリスチャンの方、またお詳しい方がいましたらぜひ教えていただきたいのです。

回答No.3

ttaro · ベストアンサー

カトリック信者です。
　カトリックでは、そんなにうるさく言われないと思います。プロテスタントのことはよくわからないのですが…。

　カトリック中央協議会から「祖先と死者についてもカトリック信者の手引」という本が出ています。ＩＳＢＮコードがありますので、全国の書店から注文する事ができます。150円だし…。

​http://www.cbcj.catholic.jp/publish/bsps/sosen/sosen.html​
　この中にはお家を相続される方の法事や墓地の問題などが細かく問答形式で載っています。簡単に説明するとお母様の意思を尊重して亡くなられた場合でも浄土宗でお葬式を挙げる事はカトリックとして出来ますし、法事や墓参り、御供養なども浄土宗で行うことが出来ます。「他宗教の儀式に預かり冥福を祈る事は、キリスト教的な愛のわざになります」という事だそうです。

神父様に聞いた話だと、家族の長男でどうしてもお墓を絶やしてはいけないと言われた信者さんなんかは、お寺のお墓に入る人もいるそうです。

※蛇足ですがカトリックでは、「教会外に救いはない」などと言えば、そう言った人の方が大問題になります。何度も注意された後、その発言をした方は破門になりました。

カトリックについてお知りになりたいのであれば、教会に行って神父さまを捕まえて聞くのが一番だと思います（別に信仰を強要されたりはしませんし…）。

それでは、勉強がんばってくださいね。

お礼

大変参考になりました。ありがとうございました、教会の方へ伺って、神父さんやクリスチャンの方々にお話を聞いてみようと思います。

回答No.2

tanpopo91

こんにちは、はじめまして。

プロテスタントの信者です。まだ洗礼は受けていないので、クリスチャンではありません。教えを受けたのは日本キリスト教会の教会です。

＞祖先崇拝（例えば、実家の先祖の方のお墓参りや知り合いの法事。そしてご実家にある仏壇など仏教的な事柄に関して）に関する関わり方に関して

祖先崇拝の気持ちはありません。もちろん、先祖として私をこの世に生み出してくださったことは感謝しています。
親戚つきあいとしてつきあいますし、法事にも御通夜にも行きます。ご家族の方への礼儀として、手も合わせます。死者の安らかな眠りを願うだけで、仏さまへの信仰はありません。
文化として寺社仏閣にもお祭りにも行きます。そこへ集う方たちの尊厳と礼儀、文化を作った昔の人に対する尊敬の念で、手も合わせます。
初詣には行きませんし、おみくじや願掛けはしません。神はお願いしたらかなえてくださるような存在ではありません。
プロテスタントは、あらゆる偶像崇拝を禁じていますので、祭壇や十字架はなく、教会に付いているのは、他者にわかりやすいように看板みたいなものです。牧師さんに対しては、人間として人柄を尊敬することはありますが、個人を崇める気持ちはありません。神以外を信仰する気持ちはありません。
他人にちょっと理解できないらしいのは、私が自宅に仏壇を置かないことらしいです。偶像崇拝になってしまうからです。故人の写真は思い出として飾っています。

お礼

回答ありがとうございました。

仏壇というものは偶像崇拝につながってしまうのですね。
いろいろと例を書いていただきとても参考になりました。

ありがとうございます。

回答No.1

carrotcake

私が知っている範囲ですが、ご参考までに。
カトリックは「相手の方が望むように」という方針で、告別式にも参加するし、お焼香もします。シスターでもそのようにします。
プロテスタントでは仏壇に手を合わせないし、仏式の告別式の手伝いは出来ないという方が多い感じがします。
プロテスタントは会派が沢山あるので、そこでまた対応が違ってくるとは思います。

お礼

回答ありがとうございました。
やはりカトリック、プロテスタントとうい大きな分け方ではなく、会派によっても違いはあるのですね、参考になりました。