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人材育成と企業内教育と人材開発の関係
「人材育成」と「企業内教育」と「人材開発」という言葉は、 得てして同じように使われているケースがよく見られますが、 経営学の世界でのこれらの明確な定義、 およびその定義している書籍をご存知であれば教えてください。 宜しくお願いいたします。
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人事関係者です。 明確な定義はないです。 例えば部署名についても、 「人事部」「人事労働部」「人事・人材開発部」「人事労政部」 名前は違っても仕事内容は同じ、ということが多々あります。 反対に、名前は同じでも仕事内容が異なる、ということもあります。 明確な定義はなく、各企業が社員教育にどのような呼称を好みで用いているかの違いで、その内容もばらばらです。
お礼
tky-nyさん。 早速のご回答ありがとうございました。 そうですよね。 tky-nyさんがおっしゃるとおり実社会ではほとんど同じ意味で使われていますよね。 実はいまMBAコース1年生で経営学を学んでいるのですが、 このあたりの定義がきっちり説明できないと論文がブレてしまい困っているんです(^^; 「人材育成」だと林伸二先生は「従業員や管理者を組織の成長・発展のために有為な人材に育て上げること」と、 また桐村晋次先生は「企業が求める能力、すなわち企業という組織の一員として、 企業目的の達成に役立つ能力の開発を進めること」と それぞれの著書で定義されています。 じゃあ「企業内教育」は?「人材開発」は?ということで調べていたのですが、 なかなか良い書籍にあたらなかったので質問させていただきました。 tky-nyさんのご回答には心から感謝いたします。ありがとうございました。 【参考文献】 桐村晋次『人材育成の進め方』,日本経済新聞社,1985年。 林伸二『人材育成原理』,白桃書房,2005年。