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push-プル回路の説明

http://www1.ezbbs.net/08/yukie/img/1184648771_1.JPG スピーカを鳴らすためのアンプ。Voにスピーカをつなぐ。 Tr1とTr2のベース電流。Tr1とTr2間のベース電圧は1.2Vでこの値はTr1とTr2のベースとエミッタ間の電圧がそれぞれ0.6Vなので2個分で1.2V。これでスイッチングひずみを防ぐ。R5とR6は0.5Ω程度。 具体的な数値の方がわかりやすいので、Tr1のTr2のhfeを100、Voにつないでいるスピーカを8Ω1W(最大電圧4V~-4V 最大電流0.5A~-0.5Aになる)Tr1のベース電圧を8.4V、Tr2のベース電圧7.2VでTr4のコレクタに40mA流すように設計した場合、 1.Tr1のベースに流れる電流はどうやって求めてらいいですか?(最大0.5Aがスピーカに流れるように設計したい) 2.どんな状態のときTr1がONでどんな状態のときTr2がONになるのかわかりません。本には確かにスイッチングひずみを解消するためとあるがTr1とTr2のベース、エミッタ間の電圧が1.2Vの時はTr1,Tr2はONしてるのかOFFしてるのかわかりません。

みんなの回答

  • ysmz777
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回答No.2

Q1:無信号時はゼロです。 Q2:Vinを0V中心の信号だと仮定すると、   Tr2=ON (Vin>0のとき) Tr1=ON (Vin<0のとき) Tr1=Tr2=OFF (Vin=0)のとき ドライブ能力(ドライブ電流)は電源電圧が十分なので 十分とれますが、Tr1, Tr2を壊さないように入力レベルや ゲインを調整する必要があります。 低周波アンプを設計したことがないので詳しくはよくわかりませんが、 この回路ですと低消費ですが歪は結構出るはずです。 (ただ「適当に歪がでるくらいがいい音なんだ」と聞いたこともあります)

回答No.1

こういう回路をじっくり眺めたことは無いのですが、それだけに興味がわいたので、思案しながら多分こうだろうと思うことを書いてみます。回答というより参考意見です。 まず、不明点について仮定をおきます。これが違っていたら後の既述は無意味となります。 (1)Tr1、2のベース電圧が8.4Vと7.2Vというのは、入力信号が無い場合の電圧と解釈します。 (2)上記から、Vccは15.6Vと仮定します。 (3)R5とR6の接続点は、入力信号がゼロVのとき7.8Vと仮定します。これはC2の充電で維持されます。 (4)Tr1のベース電圧とTr2のベース電圧の差1.2VはTr3の制御により、入力信号が変わっても変わらないと考えます。 Q1:Tr1のベース電流Ib1 Tr1のベース電圧 Vb1=8.4+入力信号変化分 Tr1のベースエミッタ間電位:Vbe不明(通常は0.6V位) よって、Ib1=(Vb1-Vbe-101Ib1×R5-7.8)/R5 Q2:前記のとおり、トランジスタのベースエミッタ間で大体0.6V程度の電圧差があるので、1.2Vの電圧はほとんどこれでなくなります。かなりきわどい設計で、これだけでは導通しているともいないとも計算では出ません。 理想的には、入力が無いとき、Tr1とTr2は双方とも僅かだけ導通していないと歪の解消にはなりませんが、導通しすぎると短絡して壊れてしまいます。またどちらも不導通だと微小信号がカットされてしまいます。 貴方がご質問された意図がこれでよく分かりました。個々の回路でバラツキもあるので、実測しながら調整するしか無いと思います。