- ベストアンサー
12Vで使えるNPNトランジスタの探し方
- 12Vで使用できるNPNトランジスタを探す方法について教えてください。
- 例えば、絶対最大定格がコレクタ・ベース間電圧40V、エミッタ・ベース間電圧7V以下のトランジスタは12Vの電圧に対応しています。
- 質問のトランジスタ(品名2SC3964)の絶対最大定格はコレクタ・ベース間電圧40V、エミッタ・ベース間電圧7Vとなっているため、12Vの電圧で使用することができます。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
仕様の理解に誤解があるような。 「VEBO」はエミッタ-ベース間の逆耐電圧です。 仕様には「逆」って書いてないんですけどね。 NPNならエミッタ(N)にプラスでベース(P)にマイナス、 すなわちPN接合に逆電圧をかけた時の耐電圧です。 超えると一般的には絶縁破壊してPN逆方向が導通になります。 (破壊モードにより例外はありますが) V(電圧)E(エミッタにプラス)B(ベースにマイナス)O(コレクタはオープン) 普通は先に書いてある方にプラスです。 ベース-エミッタ間飽和電圧はVBE(Sat)って書いてありますよね。 VEB(Sat)じゃなくて。 これはベースがプラスでエミッタがマイナスの話だからです。 PNP型の仕様書だとVEBOはマイナス電圧(-7Vとか)で書いてあります。 VEBOをエミッタにプラスでベースにマイナスと考えて「-7V」だから、 実際はベース(N)にプラスでエミッタ(P)にマイナス(PNに逆電圧)になります。 順方向はベース電流(IB)の最大定格で制約されます。 電圧をかければ電流が流れてベース-エミッタ間(VBE)は常に約0.7Vです。 のこりは外部の抵抗(ベース抵抗とか)にかかります。 ベース電流(IB)の最大定格を超えないように 外部抵抗を設定(選定)するわけで、 小さすぎるとベース電流(IB)の最大定格を超えて破壊します。 超えると一般的にはPN順方向(素子または配線)が断線不導通になります。 (これも破壊モードにより例外はありますが)
その他の回答 (3)
- pc_net_sp
- ベストアンサー率46% (468/1003)
一様抵抗値も書いておきましょうか。 一般的には、10K~4.7KΩ位が良く使われます。 抵抗値が小さいほどベースにかかる電圧が高くなります。 その分同じトランジスタでも、スイッチングスピードが多少速くなります。 が、発熱しやすくなります。 使用方法にもよります。 抵抗の使い方に不安がある場合は、デジタルトランジスタ(デジトラ)の内部回路(等価回路)を参照するといいでしょう。 ふと思ったのですが、12v電源でトランジスタを使い、12vか他電圧をコントロールしたい場合はFETをお勧めします。 Tr:ベース・コレクタ・エミッタ を FET:ゲート・ドレイン・ソース っと置き換えて接続すればOKです。 抵抗を入れるのを忘れずに。 抵抗の入れ方は、Trのように入れて下さい。 FETのPDFに書いてある図の通り入れると、ショートに近い現象になります。 FETでよく使われているのが、2SK2231・2SK2232あたりです。 TrよりFETの方が良い理由は、スイッチングスピードが速いです。 電圧低下が少ないです。 アナログ波形増幅にはFETはあまり向きません。
- misawajp
- ベストアンサー率24% (918/3743)
>電源電圧が12Vなので、ベースに加える電圧が12Vになります。 なぜそう考えるのでしょうか ベースに電源電圧をそのまま加えることは通常はありません 0.7V程度で動作開始、ベース電流が設計値となるよう抵抗を調整します
- pc_net_sp
- ベストアンサー率46% (468/1003)
http://akizukidenshi.com/download/2SC3964.pdf 2ページ目のスイッチング時間の所にある図のように、抵抗をはさんで電圧を落とせばトランジスタは壊れません。 使用目的がわかりませんので、よく使われるトランジスタは、2SC1815・2SC1213・2SC2655・2SC5200あたりでしょうか!? (容量順)
お礼
ご親切な解説有難うございました。 目から鱗とまではいきませんが、じっくり勉強します。 実験も含めトラを扱えるように頑張ります。