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トランジスタのスイッチング作用についての質問
- トランジスタのスイッチング作用について質問があります。
- 正の入力電圧を印加しているときは、トランジスタがONし、コレクタからエミッタへ電流が流れます。
- トランジスタのスイッチング動作時にベースからコレクタに電流が流れない理由がわかりません。
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お問い合わせのような状態では,B→Cの電流は確かに存在すると思います。 #2さんのご回答の通り,B→CよりもB→Eの方がおおきな電流が流れますいので,B→Cの電流は全ベース電流のうち僅かな成分と思います。さらに,B→Cに流れた電流は,圧倒的に大きなC→E電流(B→E電流のhFE倍の電流)に吸収されて,実際の観測上はB→Cに流れていないように見えると考えれば納得できませんか。
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確かに抵抗分圧でそういう電位差でしたら電流はBからCへ流れる事になりますが、既にコメントがあるように半導体の特性として実際にはそういう流れ方はしないそうです (実はこの質問を見るまであまり気にしていませんでした。逆にこちらが勉強になりました) 検索サイトで色々ヒットしますから、気にいった解説を探して見るのも良いでしょう
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。あれから時折調べていますが、まだスッキリとはしません。等価回路で考えるとトランジスタ内に2つの閉回路が存在するようなイメージになるようなので、そこを切り口にまた考えてみます。
ベースからコレクタへは確かに順方向ですが、順電圧が低いので実質的に 流れないと思って結構です。もしコレクタとエミッタを直接接続したら (もはやトランジスタではなくダイオードアレー)BからCへ流れます。 BからEの順方向電圧とは0.4Vしか違いませんが、極大雑把に言って、 トランジスタの順方向電圧が18mV変わると電流は倍/半分になります。 0.4Vの違いがあると順電流は約500万分の1もの違いになります。 差が0.1Vだとしても約1/50しか流れません。 厳密にはB~EとB~Cは同じ特性ではありません。内部構造が対象ではない ものがほとんどなので、正確な議論をするには具体的なデータが必要です。 この非対称性を利用して、エミッタとコレクタを逆に使ったスイッチという ものも存在します。逆接続hFEがある程度あるトランジスタでは逆につなぐと VCE(sat)を10mV程度以下に下げることができます。(ちょっと初心者には マニアック過ぎるテクニックですが、そのような使用方法が実際にある ということは説得力があると思って紹介しました) >VBE (sat) はMAX=1.0 Vです。VCE (sat)が0.1VでVBE (sat)が1.0V(MAX) >だと0.9Vの差・・・ これは同時に取りうる値かどうか確かではなく、また、このような「保証値」 は時として、検査装置の都合で決められていることが多いので、この 値を使って計算するのは避けた方が良いです。 仮にVBEが1Vあったとしても、そのような低温の状況ではVBE差0.9Vでは あまり流れないかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。 あれから時折調べていましたが、まだスッキリしません。確かに様々な特性 値は同時に同じ条件で測定した値ではないと思うので、「計算するのは避け た方が良いです。」というのは頷けます。今後も少しずつ明確になるよう精進します。
毎度JOです。 トランジスタはスイツチングしてるので「飽和領域」で動作しています、 ベースからの電流はエミッタに流れますが、この時コレクタの電圧に依存しません、これは、スイッチングばかりで無く、A級増幅の場合も同じです。 NPN型のトランジスタは、ベース電流はエミッタに・コレクタ電流はエミッタに各々流れます。 前回の投稿で、トランジスタを勉強中との事、分らない事は取りあえず検索してみましょう、検索方法によっては的確な情報が得られます、 バイポーラトランジスタに関する専門書などを購入し読破してみられてはいかがでしょうか? 下記参照URL
お礼
アドバイスありがとうございます。お礼遅れましたが、あれから時折調べています。参考資料拝見させていただきましたが、未だスッキリしません。今後も地道に調べてみます。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありません。実際には流れはある。が、コレクタ電流に打ち消されて、実測では流れていないように観測される。という考えは感覚的でシンプルで解りやすいです。もう少し原理が見えるように精進します。