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古文書学の学習法
私はある私立大学の文学部史学科で古文書学Iの講義を受けています。 その講義は、テキストを音読して先生がその文書について説明するだけで、 自分にはその文書の意味や時代背景は理解できても、 古文書の読み方はいっこうにわかりません。 もし、テストが今まで読んだことのないような古文書を解読筆写しろ、 という内容で出されたらひどい結果になると思います。 もちろん先生に質問もするのですが、質問の仕方が悪いのか、 古文書が読める先生と読めない自分とで感覚のズレがあるのか、効果がほとんどありません。 古文書が読めるようになった人たちは、どんな勉強法で古文書が読めるようになったのか知りたいです
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一口に古文書と言っても漢文だったり、くずし字だったり様々です。 まずは何が読みたいのかという目的意識を持つことが大切だと思います。漢文にしろ、くずし字にしろ、辞書を引きながら読むというのは予想以上に体力を使います。 文字にはすべて、元になった漢字(字母といいます)があります。その漢字をくずして書いたのが、くずし字です。古文書の多くは漢字とそれを元とするくずし字で説明できます。それらを理解するために一番最初にするべきは、古文書を写してみることです。わけが分からなくても、とりあえずノートなどに書いてみましょう。後はどちらも専用の辞書があるので、一文字ずつ根気よく探していくのが一番の近道です。 漢字字典 市販のものでも十分です。用例が多く載っている漢字字典がお勧めです。 くずし字辞典 http://www.shibunkaku.co.jp/shuppan/shosai.php?code=4784210245 ↑これは結構高額ですが、安いものもあります。大型の書店などには置いているはずなので、確認してみてください。古本屋や、ネットオークションで買うと倍ほど高くなっていることもあるので、安価なものを見つけたら、買っておくのが言いと思います。もちろん中身をしっかり見てからお買い上げください。 ちなみに、 「辞典」は国語辞典・対訳辞典など、語の言語としての意味・用法と内容を示す辞書。言語辞書のこと。 「事典」は言葉の解釈を主とする「辞典(じてん)」に対して、事物の説明をするものを「事典(じてん)」と書くようになり、この二つを区別して呼ぶために生じた語のこと。 「字典」は漢和辞典や漢字字典など、語の表記単位である文字、特に漢字を登録した辞書。漢字を一定の順序に並べ、その発音・字源・意味・用法などを説明する。 辞典類を買うときに注意してみてください。
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- dulatour
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古文書解読辞典というたぐいの辞書があります。図書館や書店で見てください。私は柏書房のをつかっています。 また、「つづけ字の知識や書き方」(東京美術)といったものもあります。 ともかく、基本的な「へん」と「つくり」のパターンを憶えるしかありません。見たことも無いようなものに出くわしたときには、兎に角根気よく探して、覚えることですね。めんどくさいことですが、やっていくうちにだんだん楽しくなくなってきますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 さっそく辞典を手に入れてみます
お礼
回答ありがとうございます。 なんとか頑張ってみます