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作曲の学習法について
初めまして。今回は作曲の学習法について質問させて頂きたいと思います。 作曲に興味があるのですが、独学でしか学んだ事がなく、具体的な知識がありません。 (現在、大学生になりました。音楽大学には通っておらず、理系大学に進学しています。 ピアノについては15年以上続けていますが、高校卒業後は先生についていません) 【目標】 交響曲などの大編成の楽曲が書きたい (クラシックや映画音楽、ゲーム音楽等に興味があります) 【現状】 下記のようなものに触れましたが、理解は半分程度という所です。 ■音楽通論&楽典(テキスト:音楽通論, 楽典<石桁>) ■音楽史&音楽論(テキスト:西洋音楽史, 音楽入門<伊福部>, 音楽の基礎<芥川>など) ■作曲理論(テキスト:作曲の基礎技法<シェーンベルク>, バルトークの作曲技法など) ■和声学の初歩(テキスト:和声の原理と実習など) ■対位法の初歩(テキスト:古典純粋対位法など) ■楽式論の初歩(テキスト:楽式論など) ■管弦楽の初歩(テキスト:管弦楽法<ベルリオーズ>など) あまり理論的なモデルは使わず、実作に基づいたものを読み進めています。 楽曲分析についてもやり始めていますが、なかなか思うように進んでいません。 (ピアノ曲を中心に、バッハの平均律、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ、シューマン、ショパン、サティ等をやっています) 困っているのは、どうやって音楽の勉強を進めていくべきか、 その具体的な指針が分からなくなってしまったという事です。 いざ自分が書いてみようとすると、なかなか書けなかったり、 自己批判の方法が分からなかったり…と、完成までいけない事が多いです。 (大抵は途中でボツになるか、アイデアだけを書き溜めて終わってしまいます) 楽曲分析についても、具体的にどういう視点でスコアを読めばいいのか、 それを自分の創造力に還元するにはどういった事をすればいいのか…、こういう根本的な事が分かっていません。 読んで凄さに感動するだけ…、ここで止まってしまいます。 模倣はしたりするのですが、なかなか実感が得られません。 そこで、次のような事を教えて頂けると嬉しいです。 【質問内容】 (1)楽曲分析の具体的なやり方 (2)参考にすべき作曲家 (クラシックの作曲家希望ですが、他ジャンルでもかまいません) (3)具体的な作曲手順について (4)自分の曲の良し悪しを判定する基準 (5)合奏系の曲を書くための練習方法 (6)作曲に使っている道具について (7)作品を完成させるまでに気をつける事 (8)おまけ:お勧めの書籍など (1)は、スコアを読む際に注目すべき点を教えて頂けると嬉しいです。 読んで理解するとはどういう事なのか、そこが分かっていないようです。 (2)については、お勧め作曲家を教えて頂けると嬉しいです。 個人的には、バッハ、サティ、ストラヴィンスキー、ラヴェルが気に入っていますが、 視野の拡大と現代音楽への理解力を今の内から養っておきたいと考えています。 (3)は作曲の手順ですが、どんな感じでやっているかという事を教えて頂けると嬉しいです。 自分の場合は、という事でかまいません。 (4)についてはさっぱり分かりません。ある程度の判別はつくのですが、どうしてか分からないのです。 個人差も当然あると思うので、自分の場合は…、という事で結構です。 (5)がメインの質問で、具体的な練習法について教えて頂けると嬉しいです。 今のところ、とりあえずピアノで作り、それを編曲してようとして失敗、という感じです。 弦楽四重奏等で演習を積んだ方が良いのでしょうか? 作曲の修行方法について教えて頂けるとありがたいです。目標は上記の通りです。 (6)はツールについてです。今はやはりコンピューターが良いのでしょうか? どんな物を使っているか教えて頂けると嬉しいです。 (7)はけっこう切実な質問だったりします。 アイデアはかなり浮かぶのですが、とにかく完成品という形まで行きません。 現在は、スケッチブックなどを用いて全体構成を考えてから作るようにしていますが、 コツを教えて頂けると嬉しいです。 (8)はおまけですが、お勧めの書籍を教えて頂けると嬉しいです。 理論でも音楽史でもなんでもかまいません。情報交換をしましょう。 このような的を射ない、長大な質問になってしまいましたが、よろしくお願いします。 部分的にでもかまいませんので、ご意見をお待ちしています。
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”作曲に使う道具”? 私は全くの素人ですが、作曲をするのには何の道具も要らないと考えております。あえて挙げるとすれば、鉛筆と五線紙ではないでしょうか? これは別に冗談を言っているのではなく、昔、兄の仕事を見ていて、感じたことです。後は、ピアノでしょう。 ベートーヴェンなどは、時代が違いますが、録音したりする道具がありませんでしたね。コンピューターなどは一切存在しておりませんでしたね。彼のような、現在大作曲家と呼ばれる人ばかりではなく、ヘッポコ作曲家でも同じですね。 新旧、時代を問わず、出来る限り良質の定評を得ている楽曲を聴くことが必要でしょう。それと、極端なことかも知れませんが、各種楽器の特性を知らないと、その楽器では出せない音域の音を書いてしまう場合もあるようですよ。そうかと思うと、折角のソロの楽器が聞えてこないなんて悲劇を起きますね。この2つの例は実際に聞いた話です。
- dipearl
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(2)ですが、ウェーバーの魔弾の射手が「教科書」として非常に優れているそうです。
お礼
ウェーバーの魔弾の楽譜は見た事がありますが、ちゃんと勉強はしていませんでした。 貴重なご意見をありがとうございます。
- sakura5678
- ベストアンサー率38% (120/314)
「交響曲」。「協奏曲」。「ソナタ」などの大曲の基本。は「ソナタ形式」ですので、まず、しっかり「ソナタ形式」で、楽曲として、基礎を固めましょう。 貴方のレベルがよくわかりませんが、「ソナタ形式」の参考にどうぞ。(^^ http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sonata/index.htm また、和声学も、重要です。 しっかり、勉強したほうがいいですよ。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA007711/ さらに http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se048457.html この無料のソフトは、硬派?用ですので、大変、いいです。 「和声学」です。 では。。。(^^;
お礼
ありがとうございます。 自分のレベルを説明するのは難しいのですが、基本的な事はぼちぼちやっています。 ソナタ形式の学習も進めていますが、将来的には拘らない方向に進むと思います。 面白いソフトを紹介して頂き、ありがとうございました! さっそくいじってみます…。
- sakura5678
- ベストアンサー率38% (120/314)
一部だけ。。。ですが。(^^; 【目標】 交響曲などの大編成の楽曲が書きたい ■いきなり、大曲を書くより、やはり、小品から書かれたらどうでしょうか? まず、「ソナタ形式」の基礎。「ソナチネ」で、まず、基本を固める。 そして、「プチ・ソナタ?」クラスで。。。 さらに、交響曲の前に、「ソナタ」。また、「ソナタ形式」で、中規模な作品を習作する。 のように、やはり、じょじょに。。。やられたらどうでしょうか? 【現状】 ・音楽通論&楽典・音楽史&音楽論・作曲理論・和声学の初歩・対位法の初歩・楽式論の初歩・管弦楽の初歩 ■すみません。。。一冊も、持っていませんので、わかりません。f(^^ というか。。。和声法もとばして、いきなり、楽式論。対位法やってました。(^^ (6)作曲に使っている道具について ■私は、DTMだけです。 コンピューターがないと、演奏・再生して聴けないし。。。(^^; ソフトは、「予算」によりますので。。。(^^ -------------------------- わかるところだけ。。。回答させていただきました。(*^-^*)
お礼
ありがとうございます! やっぱりソナタ形式を学習するのは大事ですよね。 …と言いつつ、あんまり順調に進んでいなかったりして(´・ω・`) ソナチネは軽視しがちだったので、貴重なご意見でした。 小品をいくつか書いてみる事にします。 DTMは僕も使っているのですが、いかんせん値段が高い…。 サイフが悲鳴をあげて大変です(泣)
お礼
各楽器の特性については、管弦楽法を学んだり、演奏を通して勉強しています。 ここで言う作曲の道具というのは、純粋に効率化の事です。 実際にプロの方が用いてる効率的な方法があれば…と、そのような意味でお聞きしました。 紙も良いのですが、僕はアイデア想起の時にしか用いていません。 理由は音をイメージするしかないのと、ミスをした場合直すのが大変だからです。 簡単に廃棄orコピーできないというのも問題だったりします。 特に手書きの場合は愛着が沸いてしまって、客観的になれないんです。 良質な楽曲を聴くというのは全く同感です。 貴重なご意見をありがとうございました。