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史学部進学への道
- 高校生の史学部進学について悩んでいる方へのアドバイス
- 史学科の就職についての考え方と資格取得の可能性
- 都内の史学科強い大学とMARCHの選び方について
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質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 法学部出身の歴史好きです。 古代史や幕末が好き、とありますが、研究を直接職業にする気はありますか? 或いは一般人が絶対入れないレアな施設で仕事したいとか、触れない史料を解析したいとか? 古文書や古い外国語に興味はありますか? 古代史なら科学分析も学ぶ必要があるでしょう。 昔の生データと向き合い分析解析し、答え無き道を答えを求め歩み導き出すのが史学科です。 特にそこまで考えてない、とおっしゃるなら史学科にこだわる必要はないと思います。 ちなみに私自身は活字化された史料を読むくらいですが、一時的歴史系のライターをしていました。 今でもたまに漫画家の友人のために時代考証を手伝ったりします。 大して金にはなりませんが、自分の歴史の楽しみを活かすことなら史学科出身でなくてもそれなりに可能です。 大学には史学科以外でも入れる考古学や歴史の研究サークルもあるので、そうした所で楽しむ方法もあります。 こうしたサークルは研究範囲が偏ってることも多いので、予めリサーチしてから入ることをお勧めします。
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- bougainvillea
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ネットで情報収集も良いですが、夏になると各大学でオープンキャンパスが あるので、実際の雰囲気をつかむと良いでしょう。 http://www.aoyama.ac.jp/admission/undergraduate/open_campus/open_campus.html 私見ですが、女子ならどうせ法学部に入って会社に入っても結婚出産退職などあるので、 史学部に入って思いっきり自分の研究をしたほうがよいかと思います。
- izuhara
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No.6です。追記させていただきます。 歴史学に関して言えば、大学の専門授業でなくても勉強することはできます。 きちんとした方法論と史料収集さえできれば、他学科でも歴史以外の仕事に就いていても、研究は可能です。研究会だって一般の人でも参加できます。 職を安定させ金銭的な余裕ができた時に、あらためて大学で史学を学び始める人もいます。 もちろん自分で研究したいとまで思わなくても、ちゃんとした本さえ読めば歴史学を追体験できますし。 おっしゃるように法学部で勉強しながら、歴史学を学ぶこともよいと思います。
- izuhara
- ベストアンサー率31% (97/310)
史学科卒です。 大学卒業後、どのような道に進みたいかによると思います。 何かしらの社会科系の仕事に携わりたいと思うのであれば、史学科でしょうか。 一般的な資格は学芸員・教員免許でしょうか。あとは司書か。 どの資格でも言えることですが、仕事に関係ない限りはどんな難関な資格であっても直接的な利益はありません。ただ、転職の可能性もありますし、大学のいる間でないと(時間的な意味で)取ることができない資格も多くあります。持っているからと言って邪魔になることはありませんので、目先の利益にとらわれず、積極的な資格取得をお勧めします。 史学科だから就職に不利ということはないでしょう。史学にこだわった就職になると求人が極端に少ないことが拡大解釈されただけだと思います。ほとんどの史学科卒の人は一般企業等に就職しています。 史学では、先行研究の収集(情報収集)→研究史の整理(情報の整理)→問題点の発見→史料批判(信頼できる情報の選別)→仮説の組み立て→論証 という作業を地道に学び身につけていくことができますので、どこの業界でも通じるスキルとして武器になると思います。 多様な情報が氾濫している現代においては、非常に重要なスキルかと。 なおMARCHで古代・幕末を研究している教員をあげますと、 ○明治・・・吉村武彦(古代史) ○青学・・・北村優季(古代史) ○中央・・・石井正敏(古代史)・松尾正人(近代史・幕末) ○法政・・・小口雅史(古代史) となります。それぞれの教授がどんな研究をしているか調べてみて、選ぶ際の参考にしてみてください。どの教員も吉川弘文館などの一般向けの歴史書も書いているので、本屋や図書館で手にとって見てもいいと思います。 大事な進路ですので、よく調べて検討してみてください。くれぐれも典拠の確かでないいい加減な情報に惑わされないように。 来年はよいキャンパスライフを送られていることをお祈りします。
補足
本当にあなたの言うとおりだと思います。 昨日親に相談してみたのですが、私の従兄弟が歴史が好きなのに働き口が少ないからと理工学にいった(10年も前の話ですが)こともあり、歴史では食べていけないと言われました。確かに歴史で行くのならそうです。ですが、その従兄弟も一般企業に就職しました。そこそこ同世代より稼いでいるようですが。 親は大学は将来が見える資格を目指してこそ(例えば税理士や行政書士など)行く価値があると思っているようで、目指した結果資格が取れなかったり、それを生かした職業に就けなくて一般企業に就職したとしてもそれはいいといいました。私は大学は自分の興味があることをとことん出来るのが価値だと思っています。確かに同じ国家資格でも、学芸員と行政書士では難易度はともかく、需要が違う気がします。ベクトルが全く違うこのふたつを比べること自体ナンセンスだとは思っていますが。 親の言うとおり、一般的に浸透している国家資格は私も欲しいです。誰だってないよりは欲しいと思います。 自分でも将来の目標が定まっていないから、学部が決まらないことは分かっています。でも、ほとんどの人は大学に行ってやりたいことをみつけるというし…。こんな感じで今は大変混乱しています。 でも、私も親も先ずは需要のある国家資格を目指したいというのは同じなので最終的には法学部に行き、他学部単位互換制度で歴史科目を教養として取る形にしようかな、と思い始めました。
大学に通うのは数年 その後の人生は数十年
お礼
なるほど、その時4年間よりその後の人生を考えなさいということですね。 確かにそうかもしれないです。 もう一度法学部についてよく調べて 考え直します。
- poomen
- ベストアンサー率34% (784/2278)
他の方の回答と重なる部分がありますが補足です。 就職が法学部・経済学部に比して不利であることは事実でしょうね。というか、そもそも院への進学や教員採用試験へを目指す学生が多いので単純比較は出来ません。 資格に関しては教員免許が取れますが、教諭になる気がないのなら取るだけ無駄です。持っていてもなんの役にも立たない代表的な資格です。で、その割には取得単位が増えますし教育実習もありますから負担が大きくなりますから教諭になる気がないのならお薦めしません。 また地歴の免許で受験する教員採用試験は各教科の中で最も狭き門の一つです。神奈川県の例です。ずば抜けて倍率が高いでしょう。これがもっと小さな県になりますと倍率がさらに高くなります http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/425538.pdf もう一つ、学芸員資格は比較的簡単に取得できます。しかしこの採用はほとんどの自治体で年に一人程度です。大学院修士、博士課程の修了者でなければ採用される可能性はほとんどありません。彼らとの競争に学力的に太刀打ちできないということです。 就職を考えて学部選びをするのもよいのですが、やはり四年間自分の好きな分野を勉強することの方がいいんじゃないかと思います。史学科と法学科ではベクトルが全然違います。法学に興味がないのなら苦痛なだけですよ。 法学部に関しては一般企業の他、地方公務員や国家公務員受験にはメリットがあります。というのは行政職試験では法学分野からの出題が多い傾向があるからです。 ご自分の就職の事を考えてみれば、公務員・企業なら法学部、教員なら史学科という選択もありです
お礼
まさにおっしゃる通りだと思います。 今、就職を考えて法学部にするか、自分が興味のある史学部にするか、そこで揺れています。 まぁ、ここまでは絞れたので、あとはゆっくり考えて行きたいと思います。ありがとうございました。
- ennalyt
- ベストアンサー率29% (398/1331)
- ennalyt
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日本史専攻で強い都内となると、東京大学ということになりますが。 大学の教官とか研究者を目指してらっしゃるのなら東大へ。 そうじゃなければ、どの大学でもそう差はないので、校風が合いそうなところへ。 その中で女の子が行くんだったら、立教か青山学院がいいと思います。
お礼
青山学院、私もいいなぁと思っていました! ありがとうございました。
- D-Gabacho
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就職の有利・不利というのはわかりませんが、教員免許に関しては、法学部より史学科のほうが多少有利です。法学部で高校の地理歴史科や中学社会科の免許をとるには、教職課程の必要単位のうち地理関係と歴史関係をほぼまるまる別途履修する必要がありますが、史学科の場合、西洋哲学史、東洋哲学史、日本思想史、日本法制史、西洋経済史、東洋経済史(ただし開講科目は大学によって違うと思います)などで公民科の必要単位もカバーできるので、履修科目が少なくて済みます。 史学科で資格といえば、あとは学芸員でしょうか。
お礼
そうなんですか。 ありがとうございました。
お礼
そうですよね、そうしようと思います。 多分私は死ぬまで歴史好きだと思うので(笑) 今は受験に向かって頑張ります。 ありがとうございました。