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中央リニア新幹線登場後の東京・大阪間を中心とした日本の交通市場の展望とは?
中央リニア新幹線登場後の東京・大阪間を中心とした日本の交通市場の展望とは、どのような事が挙げられるでしょうか? 教えてください。 よろしくお願いします。
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- ecotomed
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回答No.1
登場する「中央リニア新幹線」とやらの価格設定も大きく影響してくるので一概には言えませんが、航空業界はかなりのダメージを負うでしょう。 昨日の台風での報道で、新幹線は108本の運休で約3万人に影響、空の便ではJAL、ANAをあわせて250便以上が欠航で約2万4千人に影響と出ていました。休日であることも大きく影響しているとは思いますが、鉄道のほうが便あたりの輸送人数、コストに優れていますので空の便に利点があるとすればスピードのみでしょう。しかし導入されるのがリニアであるケースでは、空港での手続きなどの時間も考慮すると空の便よりも早くなることが想像できます。すると空を使うメリットはなくなるので、現在はドル箱路線である東京ー大阪間でも撤退が続くはずです。 残りの交通機関に関しては新幹線との競合性が薄いと考えられるので影響は微々たる物でしょう。 あえて影響を挙げるとすれば、相対的に2都市間の距離が短くなるため人の往来が増え、両都市のローカル線(バスやタクシーなども含む)が活性化する可能性でしょうか。 その他の影響については、産業に新幹線を使う(製品・部品の輸送など)は考えにくいので、工場の遠隔地移転等はありません。あるとすれば東京からリニア沿線への会社の移転くらいでしょうけれど、現在の情報水準だとやはり東京にいるほうが有利ですので企業の移転もさほど起きないでしょう。中央大学などの失敗例から大学の移転も短期的には考えられないと思います。