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数理統計学について。
問題は、 表が出る確率pのコインをn回投げるとき、表がちょうどk回でる確率はどれだけですか です。 自分が考えた所は、nCk × pのk乗 ×(1-p)のk乗 です。 そこで、nCk は n! / k!(n-k)!と変換できます。 ここから、nを無限にとると考えて極限とりたいなと思うのですが、そうすると、pは1未満なので0に収束してしまいます。。。 何かヒントがほしいです。。。
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0に収束してしまうのは、よくよく考えてみると当然といえます。 例えば、 表が出る確率 1/2 のコインを 10 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/2 のコインを 100 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/2 のコインを 1000 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/2 のコインを 10000 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 … というように n を大きくしていくと、確率は0に近づくはずです。 また、 表が出る確率 1/2 のコインを 10 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/2 のコインを 100 回投げるとき、 表がちょうど 50 回出る確率 表が出る確率 1/2 のコインを 1000 回投げるとき、 表がちょうど 500 回出る確率 表が出る確率 1/2 のコインを 10000 回投げるとき、 表がちょうど 5000 回出る確率 … というように n を大きくしたとしても、やはり確率は0に近づきます。 #1さんがご指摘の通り、 表が出る確率 1/2 のコインを 10 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/20 のコインを 100 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/200 のコインを 1000 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 表が出る確率 1/2000 のコインを 10000 回投げるとき、 表がちょうど 5 回出る確率 … というように n を大きくすると、0でない一定値に近づきます。 (ポアソン分布に近づきます。) でも、arirureron さんのイメージに近いのは、 表が出る確率 1/2 のコインを 10 回投げるとき、 表が 4 回以上 6 回以下である確率 表が出る確率 1/2 のコインを 100 回投げるとき、 表が 40 回以上 60 回以下である確率 表が出る確率 1/2 のコインを 1000 回投げるとき、 表が 400 回以上 600 回以下である確率 表が出る確率 1/2 のコインを 10000 回投げるとき、 表が 4000 回以上 6000 回以下である確率 … というように n を大きくすると、0でない一定値に近づくのではないだろうか? ということだと思うのですが、いかかでしょうか。 arirureron さんのイメージがそんな感じかどうかを確認できたら、 次に話を進めたいと思います。 (ただし、これはあくまでもイメージで、実際は違ったりしますが、 そのことは後で書きたいと思います。)
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- Ishiwara
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nを大きくするときに k がそのままだと、pが0に近づいてしまうのは当然です。kもnに比例して大きくすれば、pは、ちょうどよいところにとどまるはずです。 この場合、nが有限の値ならば、2項分布ですが、nを無限にしたものをポアソン分布といいます。ポアソン分布で調べてください。
- kts2371148
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それでは、数式計算に入ります。 表が出る確率 p のコインを n 回投げるとき、 表がちょうど k 回でる確率を B(k) とすると、 B(k) = nCk p^k (1-p)^(n-k) です。このとき、平均 μ 、分散 V 、標準偏差 σ を求めて下さい。 なお、 μ = Σ[k=0~n] k B(k) V = Σ[k=0~n] (k-μ)^2 B(k) σ = V^(1/2) です。(念のためですが、Σは最後までかかります。) 平均はグラフの中心、標準偏差はグラフの水平方向の広がり具合を 表しますので、この数値を使ってグラフを調節すると、 グラフは一定の曲線に近づくはずです。 (結論を言えば、正規分布の曲線になります。)
- zk43
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nCk×p^k×(1-p)^(n-k)です。 nを無限大にするとき、そのまま∞にするのではなく、平均npを一定に 保ったまま、nを無限大にするということです。 a=npとおくと、p=a/nで、これをnCk×p^k×(1-p)^(n-k)に代入して nを無限大にするとexp(-a)×a^k/k!となり、平均aのポアソン分布 の確率関数になります。 少し考えにくいかも知れませんが、pが小さく、nが大きい時は、二項分 布はポアソン分布で近似できるということです。 なので、上の極限をとる計算も近似計算であると思われると良いと思い ます。
補足
おぅぅ。。。。あぁぁ。。。。 うぅん、なるほどって感じですね。 やっぱりポアソン分布がカギですね。。。