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実効値と平均値
悩んでます。 実効値は交流の電力計算のときに用いる・というのはわかるのですが、平均値を計算で使うというのはどのような時なのでしょうか? 具体的に言うと、MIN値が0でMAX値がVの矩形波(DUTY50%)での電力計算ではどちらの値を使うべきか?ということです。 この場合、実効値と平均値では値が違いますよね?平均値で計算してもいいような気がしますが・・・・ 教えてください。
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交流の電力計算のときに、「平均値で計算してもいいような気」がするのが、まったく根拠のない勘違いなのですから、悩む必要はないのではないですか? 直流の場合に限って、無条件に「実効値=平均値(の絶対値)」が成り立つのであって、それを一般の交流の電力計算に適用することはできません。定義通り実効値で計算すればよいだけです。 平均値はその信号波形に含まれる直流成分の大きさですから、信号波形の(平均)電力とは直接の関係はありません。上記のように、たまたま直流では一致しているだけです。(実効値の定義から、物理的にそうなることは明らか。もちろん数学的証明も簡単です。) 実効値1Vの単一正弦波交流を考えれば、平均値は0Vですから、電力を平均値を使って計算することはナンセンスと、分かります。
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- foobar
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回答No.1
電圧も(電流と同じ波形で)実効値表示されている場合、抵抗での消費電力をI^2*Rで求める場合には、実効値を、 電圧が電流にかかわらず一定になり、そのピーク値(というか直流値)になる場合(たとえばダイオード整流回路で、ダイオードの順方向電圧降下による損失を計算する場合)には平均値を、 という具合に、場合によって使い分けるかと思います。