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「さればでござる」について
前回の「召し出だしたるは余の儀にあらず」について質問したものです。 今回も同じ大河ドラマ「吉宗}から。 よく「さればでござる」という台詞が出てくるのですが、どういう意味なのでしょうか?使われるタイミングからなんとなくは推測できるのですが、正しい意味がわかりません。 もうずっと昔から気になっていることなのでう、教えてもらえたら、幸いです。
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#6です。追加します。 「さればでござる」は相手の発言を受け止めて、それに対しての自分の発言をつなげる時にも使うし、自分がこれまで語ってきた内容について、次の発言につなぐ場合にも使います。 前者の場合は「そういうことなら・・・・(というわけ)なんですが」といったニュアンスになるし、後者の場合は「だから・・・(というわけ)なんですが」といったニュアンスになるでしょう。
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されば・・・・・でござる。ここですっきりさせて進ぜよう。 つまり、「されば」の「さ」は「左様」などと同じ「そう」の意味。それじゃ残る「れば」はというと、もともとは「.....あれば」。これが「さ」とつながって「さあれば」となるんだけれど、それじゃ言い難いから「されば」となったわけ。つまり「されば」とは「左様なことであれば」という意味で、現代では「そういうことなら」ぐらいの意味。 で、あとは「でござる」。会話の中では「でござる」を抜かして「されば」と言うだけでもいいのだけれど、それじゃあつまらない。そこは少し「間」を取って、以降に発言することを強調したい......といった際に付け足して使うのが「でござる」。もちろん「ござる」とは「御座る」と書くように「存在」を表す言葉。ここではあくまでも付足しの言葉だから「これがあるんだ」ぐらいの意味。 これでお分かりとは思うけれど、つまり「そういうことなら......なんですがねえ」ぐらいの意味になるのでしょう。
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回答ありがとうございます。 なるほど、かなり意味が具体的になってきました。 ドラマでは、いきなり使っていたりして混乱していましたが、やっと見えてきました。 本当にありがとうございました。
「そうですね~」 文脈に関わらず、そう言って、自分の考える時間を稼ぐことがありますが、さような、意味かと、存じまする。
お礼
回答ありがとうございました。 この使い方がシックリはまるかもしれません。それにしても、多様な意味があるんですね。 重ねて厚く御礼申し上げる次第。(この文は間違っているかもしれません)
- sudacyu
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「さればでござる」 =「そうあれば、(~~~)でござる。」 ~~~は、前後関係からわかるので省略。 =「そうであればこそ、このような次第でござる。」 現代語:そのような訳なので、このようなことになっております。 話し言葉として、次に続く会話の導入であれば、「そのような訳なので、このようなことになっておりますから、」と読み取ってください。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほどなるほどー!微妙にニュアンスが変わるんですね。 しかし、意外と色々なつかいかたがあるんですね。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
さればでござる あれは、言外に、「いま、貴方、疑問もったでしょ?」「質問したいと思ったでしょ?」という質問(臆断)があり、「であれば、なんですけどね(私がお答えしませう)」というような、説明を始めるための、話の接ぎ穂です。 で、とくとくとして、説明を始めるわけですな。 まさに、この状況のようなときに用いるのでござります。
お礼
回答ありがとうございました。 使い方、よくわかりました。確かにドラマでもそのような場面に使われていました!結構専門的な言葉みたいですね。
- d-y
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「されば」は、「そういうわけで」「そうであるから」「そもそも」のような意味です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%B0&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=07805907493000 「でござる」は「~であります」「でございます」のような意味です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%94%E3%81%96%E3%82%8B&stype=0&dtype=0 全体としては、「そういうわけですからねぇ・・・」「そもそもですねぇ・・・」のようなことだと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほど、そういう意味だったのですね。「されば」の使い方がいまいちわからなかったので、勉強になりました。ありがとうございました。
有体に申せば、 「だったら、ですね(お判りでしょうに)」とか 「そのような理由にて、でございます」とかいうにゅあんすでござるな。 この「さ」は「左様にあれば」の略である場合と、 「さほど」の「さ」=「その」の変形である場合がありまする。 因みに此方(こなた)の如き大量の質問が時事刻々寄せらるる場では、「前回の」と申されても、このようにその質問は遙か以前へと流れておりますれば、引用なされても意味は成しませぬ。 「前回」を読まねば判らぬのでは、と回答諸氏が無用に惑われまするので、前回質問が此度(こたび)に関わる場合は、そのURLを添えられると良きかと存知まする。
お礼
回答ありがとうございます。 URLの件、お騒がせいたしました。どうやっていいのかわからなかった、というのが事実です。今もよくわかっています。今後勉強しますね。 ちなみに、素晴らしい言葉遣いに感心してしまいました。今後ともご教授お願いします。
お礼
再びの回答、本当にありがとうございます。 んー、なかなか意味の深い言葉ですね。使う場面によって、ニュアンスが違ってくるんですね。 大変参考になりました。