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使役動詞で補語部分が否定を意味するもの

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3132204.html 時制の表現とその意味について(前置修飾の意味) 以来の、語法の説明についての質問です。 make him not do とか influence him not to do の形はほとんど見ません。また、talk him to do/not to do の形はありません。補部に来る形についてまとめをしてみました。 このような考え方で良いでしょうか?または、同様なことが、今までに他で言われていたでしょうか?(多分、結構、この分野の研究はされているので、結構あるような気がするのですが、くろしお出版「謎解きの英文法 否定」などを見ても取り上げていないようなので、ちょっと書いてみました。) 1.一般的に、ask him to go there のようなto do が来るものは、ask him の場面とhe goes there の場面が別である、または、時差があることを示す。それに対して、make him go thereのように原形不定詞が続く場合は、時差がないこと、心理的距離感が無いことを示す。They made him go there.は、makeの「完成状態を作る」と言う意味から、him go there が完成されたものとして意識され、toが示すような距離感を伴わない。They let/helped him go there.の場合は、心理的距離感がないため。つまり、「彼自身がそこへ行くことを望んでいる」ため。They had him go there.は、彼がそこへ行くということが自然また義務だと前提されているから。 2.否定とは、否定の対象が否定され、それ以外のものは残っているわけで、not A とは、A以外のB,C,,などがあると意識される。They made him not go there.と言うと、him not go there の意味するところが明確でないため、不明確な文章になり、一般に使われない。 3.I asked him not to go there.のような文章がよく使われるのは、実際に「~しないで欲しい」と言う表現があるため。 4.influence/want/force him not to do の形が普通使われないのは、influence/want/force に一種の積極性のような感覚があり、それが否定と言う意味あいと結びつきにくいから。これらの動詞に感じられる積極性を目的語駆動力と表現する。この意味は、influence/want/force に「~してくれ」と言うような言い方をしている場面が連想されることによる。 5.prevent/hamper/discourage him not to do とは言わず、prevent/hamper/discourage him from doing の形になるのは、prevent/hamper/discourage に「進路に立ちふさがる」と言う感覚があり、やりたいこととして生き生きと意識されているdoingから目的語を隔てると言う感覚があるから。 6.tell him to do/not to doと言え、talk him to do/not to do と言えないのは、tellにあるような「命令する」と言う感覚がtalk にはなく「対等な話し合い」と言う感覚が強いため。 7.talk him out of doing のように、out of doing の形は、既にそう言う行為をやっていてそれを止めさせるという意味あいになる。そのため、to do が続く時のような「これからそれをやる」と言う意味あいとは異なる。同様に、一種の積極性をout of doing は意味しないため、ask/influence/force/want him out of doing の形は普通とらない。 talk/persuade him out of doingの形になるのは、talkやpersuadeに目的語駆動力があまり感じられず、目的語自身が自分で判断するための判断材料を示すと言う意味だから。 [6070] taked4700

みんなの回答

回答No.5

>“pivot phrase”って、誰が呼んでいるのですか? 多分、そんなに言語学または英語学の中で定着している用語では無いように思うのですがどうなのでしょうか? 私は英語を介して中国語を学習したことがあるんですが、中国語の文法の説明で使われていた用語を借りました。日本語でも「私は彼がそれをしたことを知っている。」という文で「彼がそれをしたことを」の部分を「従属節」と仮に呼ぶのに似ています。それを言うなら、「目的語駆動力」とは誰が発明した用語なんですか?gooで検索しても taked4700さんのOK Waveでの質問しかヒットしません。 >すくなくとも、名詞の後置修飾と、第5文型での目的語・補語関係は、分けて考える必要があると思います。 名詞の後置修飾とは何を指しているか分かりませんが、この問題は目的語と補語の枠組みだけでは説明できません。 >また、pivot phraseと呼ぶだけでは、なぜ、補語部分に来る形が、do,to do,doing,doneなど多様な形になってしまうのか、なぜ、特定の動詞の時に特定の形しか取れないのか、などの説明が出来ません。 pivot phraseに該当するのはto doとdoingの形のみです。to doとdoingの使い分けに関しては、「to不定詞と動名詞の競合」という別問題になります。 >英語学習者が求めていることは、pivot構造だと言うことに気が付くことだけでなく、なぜ、doingなんだと言う判断の根拠だと思いますが、違うでしょうか? こういうことを詮索するのはtaked4700さんしかいないのではないでしょうか? >そうなのですか?結びつきが強いからと言う理由付けはあまりぴんと来ません。そもそも、間に目的語が入っているのですから、動詞同士の結びつきと言う考え方は難しいと思います。 これはPiedpipingさんが「いえません。英語の場合、動詞と対格名詞は隣接しなければならないという制約があります。動詞と対格名詞の間に副詞を入れてはならないのです。」と仰っているように、動詞と対格名詞が隣接しなければならないという原則の方が優先されるからです。そして、notもまた副詞なので、動詞と対格名詞の間に挟むことは不可です。 >よく意味が取れません。何が「一応は可能」なのですか? 文法的には可能でも、あまり使わず悪い文だということです。 >この用法のtalkを自動詞としてしまうことには違和感がありますとだけここでは申し上げておきます。 これはoutというadverbal particleの働きによって自動詞が他動詞に準じた役割をするからです。もっと身近なものでは look atのatがあります。 >よく意味がわかりません。out of doing を一組として考えるのは良くなくて、 talk/persuade him outで一組と考えろということでしょうか?でも、そうすると、普通の感覚とはかなり違ったものになると思いますが、どうですか? 普通に英語を覚えるんだったら、out of doingを一組として考えて全然差し支えありません。むしろそう捉えるべきです。しかし、科学的な説明をするには不向きです。 >というだけでは、out of doing と from doing の使い分けのせつめいにならないのではないでしょうか? だから、outとofは一旦切り離してください。厳密には of doingは生格に相当します。 >英文法の説明の仕方であり、外国語として英語を学ぶ人のご意見を聞きたいということと、外国語として英語を教える方のご意見を聞きたいという意味ですから、あまり、EnglishForumのようなものにはなじまないと感じていたので、こちらに投稿させていただきました。 先ず、外国語として英語を学ぶにしても日本人と、中国人、フランス人では捉え方の相違が見られます。最近では日本式の英文法の捉え方の不合理さを指摘する人も現れていますが、既に長い伝統の中で確立された理論を変えることは非常に難しいことです。もう一つは、このご質問は英語だけの問題に留まらず、他の言語も関係してくる言語学の領域に踏み込むことです。ご存知のように中国語は4000年前には既に存在していましたが、英語はまだ誕生していませんでした。しかし、英語のルーツになった言語はあったわけです。 >と書かれていますが、myrtille56さんは、2008/10/23に登録されたのではないのですか?なぜ、taked4700の質問を「相変わらず」と呼べるのですか? 以前は別のハンドルネームで登録していました。

回答No.4

改めて自分の回答を読み直すとずいぶん偉そうで、失礼なヤツと思われても仕方ありませんね。#2の方のおっしゃるとおり、自制しましょう。 それ以外の点についても、#2のご回答者のおっしゃることに異論はありません。言語学者は文法的か非文法的かに二分することが仕事、教育者は「言える、言えなくはない、まれ、言えない」などいろいろ勘案して教えるのが仕事、なかなかかみ合いませんな。 さて、以下、雑感。 1.「時差がないこと、心理的距離感が無いこと」というのは、SVOCにこそふさわしい。次の副詞(節)は不定詞を修飾する解釈と使役動詞を修飾する解釈とどちらも可能で二通りの解釈を許しますが、SVOCの場合は使役と結果事態が一体で、多義性はない。 I made Mary (be) angry three times. I made him (be) nervous every time the bell ring. それからこういう違いもある。 ○Yesterday the witch made John be clever last night and be stupid this morning. ×Yesterday the witch made John clever last night and stupid this morning. ○The medicine made John and Mary each be sick. ×The medicine made John and Mary each sick. 2.want/force him to do でひとくくりにしてしまうのは問題がある。 同じS+V+O+to do であっても、いくつかタイプがある。 A型:SV【S V】([S V]は不定詞節) いわゆるECM型で、believe等では[SV]はthat節で言い換えられる。 want, make/let などがこのタイプ。 B型:SVO【S2 V】(O=S2で、S2は発音されない) いわゆる目的語制御(Object Control)の動詞。 persuade などほとんどの動詞がこのタイプ。 C型:SVO【S2 V】(S=S2で、S2は発音されない) いわゆる主語制御(Subject Control)の動詞。 promise, ask, beg などにこの用法があるといわれるが、面白いことにこの用法を絶対に認めない母語話者が多く、言語学者の関心の的。 A型の場合、不定詞節を受動態にしても論理関係は変わらないが、B型の【S2 V】を受動態にしてしまうと意味が変わる。 I want the doctor to examine him. I want him to be examined by the doctor. vs. I persuaded the doctor to examine him. I persuaded him to be examined by the doctor. >talkについては、この用法を他動詞としてあげるのではなく、イディオムの形で多くの辞書が取り扱っているのは確認しています。 構文をイディオムとするかどうかは辞書編集者の判断であって、言語学が口を出す筋合いのものではない。たとえば This book sells well. は中間構文の一例に過ぎないが、sellの自動詞用法とするかどうかは編者の考え方一つ。もちろん、中間構文としての特徴(現在時制が基本、副詞か法助動詞が必要、など)は記載すべきであろう。 talk についても同様だが、talk him out of doing が結果構文であることはたしかだと思う。理由は (1)単に I talked him とは言えない。 (2)次の明らかな結果構文と並行的。 He talked himself hoarse [out of breath]. 「あまり話をしすぎて声がかれて[息切れして]しまった.」 That night we talked ourselves tired. 「その夜は話し疲れるほど語り明かした.」 Cf. She sang herself hoarse [out of breath]. 「あまり歌いすぎて声がかれて[息切れして]しまった.」 >I talked seriously Tom out of playing cards.のように言えてもいいかと思いますが、言えるのでしょうか。 いえません。英語の場合、動詞と対格名詞は隣接しなければならないという制約があります。動詞と対格名詞の間に副詞を入れてはならないのです。同様に、want を very much で修飾する場合には、不定主語には for が必要となります。 I want very much for him to go there. #Ah, ca fait longtemps. Je suis tres heureux de savoir que vous etes encore viviant. Vous continuez de vous battre contre lui?

taked4700
質問者

お礼

ありがとうございます。 >talk についても同様だが、talk him out of doing が結果構文である について、自分の誤解がありました。申し訳ありません。そのとおり、結果構文であるのは確かです。 よって、 >I talked seriously Tom out of playing cards.のように言えてもいいかと思いますが、言えるのでしょうか。 も、まったくの間違えであり、自分の勘違いの産物です。申し訳ありませんでした。 御回答の大部分は読めていませんが、とりあえず、お詫び申し上げます。

taked4700
質問者

補足

ありがとうございます。 何度か読み直しているのですが、なかなか自分で消化できません。特に、 ○Yesterday the witch made John be clever last night and be stupid this morning. ×Yesterday the witch made John clever last night and stupid this morning. ○The medicine made John and Mary each be sick. ×The medicine made John and Mary each sick. については、どうも語感というのですか、そう言う感覚が分かりません。 でも、Nothing ventured, nothing gained.と言いますし、"To venture causes anxiety, but not to venture is to lose one's self .... And to venture in the highest sense is precisely to become conscious of one's self." でもあり、ただ、"If my devils are to leave me, I am afraid my angels will take flight as well." と言う状況でもあるのです。 ご回答については、よく読み、意味を理解していきたいと思います。 重ねて、ありがとうございました。

回答No.3

相変わらず臍曲りな質問ですね。 1.時差の有無は関係ありません。“ask him to go there ”のような文型は“pivot phrase”と呼ばれ、ここでは himがaskの目的語でありながら、goの主語になっています。これは仮定法の回避として英語に定着した言い方です。つまり、大昔の英語では “ask that he go there” というような言い方をしていました。一方、“ make him go there”の方は単なる使役の表現です。 2.これは原形不定詞はnotで否定できないからですよ。つまり、makeとgoの結び付きが強いので、間にnotが入り込む余地がないのです。 3.これも1で話した通り、pivot phraseの場合は制約があまりありませんから。 4.一応は可能でも、英語だってそんな天の邪鬼のような表現を好まないだけの話です。英語が天の邪鬼な言語だったら、そんなに世界的に普及していませんよ。 5.ラテン語の考えに基づくと、prevent/hamper/discourageなどの動詞は目的語として対格や与格ではなく、奪格を要求していて、英語では fromで表わされるということです。それに、それらの動詞はもともと否定的な意味なので、不定詞をnotで否定するのは違和感があります。 6.仰る通りです。talkは自動詞なので、それこそtaked4700さんが仰る「目的語駆動力」がないからでしょうね。 7. “out of doing ”で括ると分かりにくいですね。これは outというのが adverbal particleと言って、動詞の意味をmodifyする働きがあります。そして、この of doingも form doingと並んで 奪格的な意味を表します。 しかし、そういう質問は初歩的な質問でなく、英語の上級者の質問なので、英語のQ&Aサイトに英語で質問してネーティブ聞いた方がいいんじゃないですか?

taked4700
質問者

補足

ありがとうございます。 >“ask him to go there ”のような文型は“pivot phrase”と呼ばれ “pivot phrase”って、誰が呼んでいるのですか? 多分、そんなに言語学または英語学の中で定着している用語では無いように思うのですがどうなのでしょうか? すくなくとも、名詞の後置修飾と、第5文型での目的語・補語関係は、分けて考える必要があると思います。 また、pivot phraseと呼ぶだけでは、なぜ、補語部分に来る形が、do,to do,doing,doneなど多様な形になってしまうのか、なぜ、特定の動詞の時に特定の形しか取れないのか、などの説明が出来ません。英語学習者が求めていることは、pivot構造だと言うことに気が付くことだけでなく、なぜ、doingなんだと言う判断の根拠だと思いますが、違うでしょうか? >原形不定詞はnotで否定できないからですよ。つまり、makeとgoの結び付きが強いので、間にnotが入り込む余地がない そうなのですか?結びつきが強いからと言う理由付けはあまりぴんと来ません。そもそも、間に目的語が入っているのですから、動詞同士の結びつきと言う考え方は難しいと思います。 >これも1で話した通り、pivot phraseの場合は制約があまりありませんから。 制約がないというのは、ある意味、何も説明しないのと同じではないでしょうか? >一応は可能でも、英語だってそんな天の邪鬼のような表現を好まないだけの話です。英語が天の邪鬼な言語だったら、そんなに世界的に普及していませんよ。 よく意味が取れません。何が「一応は可能」なのですか? >ラテン語の考えに基づくと、prevent/hamper/discourageなどの動詞は目的語として対格や与格ではなく、奪格を要求していて、英語では fromで表わされるということです。それに、それらの動詞はもともと否定的な意味なので、不定詞をnotで否定するのは違和感があります。 これはtaked4700のもともとの質問文がいけなかったのですが、 >5.prevent/hamper/discourage him not to do とは言わず、 と言う書き方は、本来、おかしくて、 prevent/hamper/discourage him to do とは言わず、 とすべきでした。「彼が何々するのを妨害する」の意味ですから。 >talkは自動詞なので、それこそtaked4700さんが仰る「目的語駆動力」がないからでしょうね。 この用法のtalkを自動詞としてしまうことには違和感がありますとだけここでは申し上げておきます。 >“out of doing ”で括ると分かりにくいですね。これは outというのが adverbal particleと言って、動詞の意味をmodifyする働きがあります。そして、この of doingも form doingと並んで奪格的な意味を表します。 よく意味がわかりません。out of doing を一組として考えるのは良くなくて、 talk/persuade him outで一組と考えろということでしょうか?でも、そうすると、普通の感覚とはかなり違ったものになると思いますが、どうですか? また、 >この of doingも form doingと並んで奪格的な意味を表します。 というだけでは、out of doing と from doing の使い分けのせつめいにならないのではないでしょうか? >そういう質問は初歩的な質問でなく、英語の上級者の質問なので、英語のQ&Aサイトに英語で質問してネーティブ聞いた方がいいんじゃないですか? 英文法の説明の仕方であり、外国語として英語を学ぶ人のご意見を聞きたいということと、外国語として英語を教える方のご意見を聞きたいという意味ですから、あまり、EnglishForumのようなものにはなじまないと感じていたので、こちらに投稿させていただきました。 最後に、ひとつ。 >相変わらず臍曲りな質問ですね。 と書かれていますが、myrtille56さんは、2008/10/23に登録されたのではないのですか?なぜ、taked4700の質問を「相変わらず」と呼べるのですか?

  • yoohoo_7
  • ベストアンサー率55% (255/460)
回答No.2

taked4700さんの素晴らしい着想と、Piedpipingさんのこれまた素晴らしい反論と、息詰まる思いで拝見させていただいております。多分、他の方も同じようにお思いのことと思います。 以前にも申しましたが、taked4700さんの理論は若干説明不足のところがあって、本来ならおそらくA4版20ページくらいで詳しく述べないと誤解を生じるような内容をたったこれだけの文字数に極く圧縮して述べておられるので、受け取る側としてはどうしても「不充分」という風に見えてしまいます。 おそらくtaked4700さんはPiedpipingさんに反論されると思いますが、どうかこのスレッドが末永く残って自分のような後進が繰り返して読み、勉強させていただくことができるよう、事務局の削除基準に触れないように御配慮いただきたいと思います。以前に、1度Piedpipingさんの素晴らしい御回答が事務局によって削除されたことがありましたが、今思っても残念でなりません。 さて、あまり余計なことを言っていると自分の回答も削除されかねませんので、質問に及ばずながら回答したいと思います。 「一般に使われない」の意味が不明確ではないでしょうか。文法的に正しいのかどうかは学習者にとっては基本的に重要なことなので、文法的に誤りである、特殊なニュアンスを持つ言い方なので使用に当たってはそのニュアンスを生かすように注意が必要である、そのような言い方を必要とする場面は日常の生活では滅多に起きない、などなど、厳密に分けた方がいいのではないでしょうか。 「時差がある/ない」、「距離感がある/ない」、「進路に立ちふさがる」などの文学的表現は、たいへん分かりやすいのですが、逆に誤解を生む原因にもなります。それを防ぐためにはやはり多くの例文を用いて議論を展開して、その法則の本当の意味と適用可能範囲とを明示しておくことが欠かせないのではないでしょうか。少なくとも、書籍として出版なさった後で「しまった。説明不足だった。」と思うことのないよう充分に手を打っておく必要があるのではないでしょうか。 自分は、これまでにこのような説明は聞いたことがなく、とても新鮮に思えます。このような感性あるいはニュアンスで理解する文法は、文法を勉強しても英語は書けないし話せないというこれまでのジレンマを打ち破る唯一の方法ではないかと思っています。 御健闘をお祈りいたします。

taked4700
質問者

お礼

ありがとうございます。 回答を頂くとそれだけでとてもうれしく思います。まして、良い評価を頂くと、つい顔が緩んでいるのを感じます。 >「一般に使われない」の意味が不明確 確かにそうなのですが、実際、自分で判断がつかないのです。googleでの使用例が少ないと言うことだけは確認出来ているのですが、それ以上は、確認が出来ない状況です。直感として文法的にあっているかどうかという判断は自分には無理なのでこういう表現になってしまっています。何らかの形でもっと明確に述べることができるようにしたいと思います。 >多くの例文を用いて議論を展開して、その法則の本当の意味と適用可能範囲とを明示しておくこと そうですね。確かにそう思います。そう言った形になるように努力したいと思います。 自分の説明の仕方と同じような形、つまり、いたずらに文法規則として示すのではなくて、日常的な感覚と結びつける説明の仕方は、多分、中学や高校の学校現場で、比較的に以前から行われていたと思っています。ただ、多分、それが個々の教員レベルで行われていて、それを体系だったものにする機会を持たなかったのだろうと思います。 実を言うと、いつも目指していたことがあります。それは、「自分で体験したこと、または、体験したことと同一視できること、この二つでしか人は学ばない」と言う原則に則って説明を完成することです。それができればなといつも感じています。 重ねてありがとうございました。

回答No.1

>make him not do とか influence him not to do の形はほとんど見ません。 そうですか? たまに見かけますよ。ちなみにちょっと検索してみました。 そんなに珍しい構文ではないと思いますけど。 You can't make yourself not think about these things. (Washington Post) ..., and policies that made blacks not feel comfortable well into the 1980s. (Washington Post) “It made jurors not have to worry that he was some loner in some sleeper cell,” Mr. Berman said.(NYT) “His Muslim faith did not make him not want to go,” Feroze Khan, told The Gannett News Service after his son died.(NYT) " yourself not think about these things" や "blacks not feel comfortable" に「完成されたもの」という意識があるというのはよく分かりませんね。 >それに対して、make him go thereのように原形不定詞が続く場合は、時差がないこと、心理的距離感が無いことを示す。 これは間違い。使役の「時」と行為の「時」にずれがある例があります。 Yesterday the witch amde John arrive last night and leave this morning. それから、次の副詞(節)は不定詞を修飾する解釈と使役動詞を修飾する解釈とどちらも可能です。不定詞だけを修飾する解釈は「距離感」があることになります。 I made Mary build a tower three times. I made him cry every time the bell ring. それから、let が無生物も目的語に取りますし、虚辞だって可能です。「目的自身の希望に添って」というのは言い過ぎでしょう。 Let it be known that I'm against it. Let there be light. それからご存じの通り、help+O+(to) do ですから、to のあるときとないときで、ずいぶん意味が違ってしまうはずですが、どうなんでしょう。 >3.I asked him not to go there.のような文章がよく使われるのは、実際に「~しないで欲しい」と言う表現があるため。 理解不能です。日本語にそういう表現があるから、英語にもあるという論法ですか? >5.prevent/hamper/discourage him not to do とは言わず、prevent/hamper/discourage him from doing の形になるのは、prevent/hamper/discourage に「進路に立ちふさがる」と言う感覚があり、 「AとBを引き離す」"cause A away from B" とも考えられますな。このほうが from の出てくる理由が説明できるのでは? 最後に talk について。これは自動詞ですから、そもそも目的語を取らない。だから、talk him to do が言えない。ではなぜ、 I talked my father into buying me a camera. 「父にねだってカメラを買ってもらった.」 I talked her out of running away from home. 「彼女を説得して家出を思いとどまらせた.」 といえるのか。これは次のような結果構文であると考えられる。 The audience booed the player off the stage. Mary drank John under the table. 以上、使役動詞や結果構文については、例えば以下の文献を参照ください。 Rothstein, Susan. 2004. Structuring Events. Blackwell.

taked4700
質問者

お礼

すいません。 >Rothstein, Susan. 2004. Structuring Events. Blackwell. には、自分が上に書いたような、補部が否定形になる形などについての解釈が書かれているという事でいいのでしょうか? また、そこには、自分が書いたこととは異なる説明がされているということでしょうか?

taked4700
質問者

補足

さっそくの回答をありがとうございます。 1.make him not do のような形が、ある程度使われているのは確認しています。ただ、普通使わずに、「彼がそこへ行かないようにした」なら、I made him not go there. よりも、I ordered him not to go there. のような表現が好まれるはずだということです。 2.make/let/have+人+do の形について、かなり説明をはしょってしまったので、仰るように、いくつか穴があるのはわかります。しかし、makeが、完成状態、つまり、目的語が補語の状態になる・補語の動作をするということが、完全に実現されると言う感覚であるのは、間違えではないと思います。時差があると言うのは、全ての場合に通用する説明ではありませんが、それは、説明文の中で十分に分かっていただけるものと考えていました。 3.「help+O+(to) do ですから、to のあるときとないときで、ずいぶん意味が違ってしまうはずですが、どうなんでしょう。」などについては、言い訳と言われてもしょうがありませんが、もともと、一時間ぐらいで書いたものでしたから、触れていません。せっかく指摘していただいたのに、まともな返事になっていませんが、ご容赦ください。 4.I asked him not to go there.のような文章がよく使われるのは、実際に「~しないで欲しい」と言う表現があるため。 については、確かに書き方が良くありませんでした。要するに、Don't go there. のような言葉が使われる、つまり、実際の会話として意識される場合に、not to do の形が補部に現れると言うことです。command/order などもこの説明で行けるように思います。英語では、補部に現れる形が、実際の行動とか会話で使われる表現によって決まっているという考え方ができると思います。 5.「「AとBを引き離す」"cause A away from B" とも考えられますな。このほうが from の出てくる理由が説明できるのでは?」 そうかも知れません。でも、多分、prevent/hinder/discourageには、「引き離す」と言うほどの積極性は無いように思うのです。doingで表されている動作に対して、そこへ近づきたいと言う心理があり、でもそこへ行けないので、fromでいいのかと感じますが、どうでしょうか。 6.talkについては、この用法を他動詞としてあげるのではなく、イデオムの形で多くの辞書が取り扱っているのは確認しています。ただ、結果構文とすると、多分、I talked seriously Tom out of playing cards.のように言えてもいいかと思いますが、言えるのでしょうか。つまり、人の前にtalkを修飾する副詞が入る文章です。 あくまで、ある意味、気楽に書いた文章ですから、多くの点で、論理の荒さがあります。でも、多分、方向性は正しいのではと思っているのですが、どうでしょうか? 重ねて、ありがとうございました。

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