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研究所へ行くべきか?
私はとある芸大に通うものなのですが、今デッサンについて学ぶべきかどうかを悩んでいるものです。大学受験はデッサンとかで入ったわけではなく、話の構成によって入りました。一度も本格的な事を教わったことが有りませんでした。昔は絵を書くと事が本当に好きだったのですが、いまでは思いどうりの物が書けないで絵を書くこと(デッサンなど)に苦痛を感じてしまうのです。原因はわかっているのです。好きなように書けない、形が捉えられないのです。(ほかにも質感や陰影とかいっぱいあるんですけど基本形すらきちんと書けず)解決できず、ずっと悩んでました。友人に聞いたら、先生に評価してもらいながらやれば?と言われたのですが、基本形の書き方なども分からず悩んでいるのでさすがに気が引けるのです。どこか、初歩から教えていただける場所があるのならそういった所で学びながら、先生に聞いていけば描いて行く事に楽しみが増えるのかな?おもっているんですが・・・・そういった初歩から教えていただけるような所とかってあるのでしょうか?(大阪の豊中、池田、兵庫の川西、伊丹あたりで)なんだか研究所って美大受験とか受ける人ばかりっぽいので、ちょっと入りずらいのです。やっぱり最初から教えて欲しい人とかいませんか?目的は、CGとかやるときにデサインするために自分のイメージしたことを紙に書いていきたいのです。なにかアドバイスなどあったら下さい。長い文で御免なさい。
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はじめましてmiyakaさん。 私は現在社会人ですが、受験の為に美術研究所に通っていたこともありますから、長くなりますが御参考までに。。。 やはり皆さんのおっしゃるようにデッサンは全てのデザイン制作過程において必要不可欠な技術だと思います。まず自分のイメージを形にできる腕を持たなければ、作品に心を入れることは出来ませんよね。 その技術がなくても許される人がいるのなら、それは類いまれな感性をもった方(ジミー大西さんなど)だけだと言えるでしょう。 美術研究所に入って私がまず言われたことは「最低100枚はデッサンを描きなさい」です。1枚のデッサンをだいたい3~5時間かけて描くので、その時間消費たるや相当なものとなりました。 私の行っていた研究所では立方体、円、円柱、円錐、etc・・・の基本的な描き方以外は何も教えては貰いませんでした。要するに物とはそれらの集合体でしかないということです。(基本形の描き方はデッサンの本には大抵載っていますから参考にして下さいね) 人のデッサンを見続け、吸収し、とにかく下手でもイイから描き続け、描き上がったデッサンに対して評価、修正をお願いする・・・その繰り返しのなか100枚を越える頃にはかなり腕が上がっていました。 ですから、まず何をおいても(描き続けること)これに尽きると思います。 あのピカソもひたすら描き続け、腕は肉体労働者のようだったそうですから! ピカソついでに。晩年のピカソの絵は子供が描いたような絵が多数見られ一見すると簡単だと思われがちですが、それは間違いであり、幼少期から身に付けた技術の裏打ちがあって初めて、あの線が描かれています。 研究所でも「基本を潰して自分の個性を存分に発揮すのは後からで良い。まずは基本をちゃんと描ける技術を身に付けろ」と言われ続けました。 あと、芸大を志したということは将来その道へ進むことを望まれているのですよね。少しキツいかもしれませんが(気が引ける)という思いがあるうちはまだまだ甘いのではないでしょうか? 本当にその道に進みたいのであれば、なりふりなど構っていられないと思います。現に私は一人、受験生達に混じりながら就職後も技術向上のため研究所に通い続けました。 芸術系に関わらず仕事をしていくということは、つまりこういうことです。((気が引ける)と躊躇している間に、自分より技術や知識がある・・・なりふり構わず貪欲に頑張っている人に負ける) キツくてごめんなさい。。。でも事実なのです。 幸いmiyakaさんは芸大に在籍され、評価を乞える方は周囲にいっぱいおられますよね。とても恵まれた環境だと思います。その方達に教えてもらいながら技術を身につけていかれては如何ですか? 学ぶということに(遅い)ということは絶対にありません。今少しの勇気を出せば後に必ず(あの時やろうと決心して良かった)と思えるはずです。私はそう思います。 せっかくmiyakaさんは芸大に合格するくらいの感性を持っておられるのですから、それを将来活かせるように頑張って下さいね! 最後に。 デッサンの上達は階段のようなものだと言われました。 (ああ、ヤだな)(巧く描けないな)と思いながらも毎日描き続けると、ある時ポンッと巧く描けたりします。 一番大切なのは自分自身の忍耐力との戦いかもしれません(笑
- tomo_kon
- ベストアンサー率33% (4/12)
私も数年前から美大を受験しました。3歳の頃から個人研究所で絵を習いはじめていたのですが、高校3年になってはじめて美大を意識するようになりました。そこで美大の予備校に通ったのですが、私のプライドはこなごなにされましたよ。みんな信じられないくらい描けるのです!浪人生も含めて長くて3~4年しかやってない人が美術だけは万年「オール5」の10年以上のキャリアの自分よりもすごかったことに、もう心神喪失というくらいショックを受けました。 そこで私の結論なんですが、予備校は競争意識やねたみ、目標がある分みんな貪欲に絵が描けるようになる、ということ。それからデッサンは油彩、デザイン、建築、彫刻のそれぞれの科に関係なく(受験傾向は別れますが)必要不可欠の絵画基礎画力だと思います。多分描けるようになるための最初の試練だと思います。それらを自分の物にした上で、(具体的に言えば、形態感・質感・空間感・造形力・構成力などですが。)さらに次の表現力なんかを表してゆくものだと思っています。 なので基礎的なデッサンを身につけたいなら予備校が断然おすすめです。また、私の先生はデッサン力がデザイン力・構成力、全ての源だとおっしゃっていました。予備校はすごく厳しいけれど、カリキュラムもしっかりしていますしね。ただ、専攻になると大学受験向けになるのでおすすめできません。多摩美向けの絵~、金沢向けの構成、といったようになるからです。 スポーツ選手も日々努力をするように、絵を目指す人にも日々、デッサン学習をするというのは基礎練習なので、欠かせないと思います。予備校だと合評するので、評価が高くなればそれなりに嬉しいですし、デッサンが大好きになるかと思いますよ。 あぁ。私も長々と書いてしまいました。。。
- hacchippu
- ベストアンサー率0% (0/1)
私も現在ある美大に通っています。 私の場合、実技はデッサンと平面構成で入りましたが、 miyakaさんの気持ち、とてもよくわかります。 描きたいのですが、自分の技術が劣り過ぎていて嫌になる時があります。 私ももっと自信をつけていろんなクリエイティブなことに挑戦したい!!と思っている毎日です。 教授に見てもらいづらい…という気持ちも痛い程わかります。 研究所にもいまさら受験生に混じって行くのも…という気持ちも(笑)。 いきつくところは、せっかく美大に通っているということです。 どういうことかというと、お友達です!! 美大なので絵が研究所の講師さんより上手な人は山程いるハズ。 そして前の回答にもありましたが、助手さんです!! 助手さんっていいですよ。。 私の研究室の助手さんはけっこう何でも親身になってくれます。 あとは図書館です。 美大の図書館には他の図書館にはないかなり良いシロモノがいっぱいです。 大学で、図書館程使える情報収集はありません。 そのなかにデッサンに関する教本やら図書があるはず。 うちには沢山あります。 それをひたすら借りて、描いて描いて描きまくるしかないですね。 そしてお友達に講評してもらってもよいでしょう。 とにかく教室に通うよりまず身近にあるものでスキルアップしましょう!! お互いにがんばりましょうね。
- taaya
- ベストアンサー率14% (19/129)
せっかく芸大に行っているのですから、大学の教授とまではいかなくても 助手の先生などに相談してみてもらってはいかがですか? No.1の方の言うように友達や先輩もいいですね。 やはり研究所は受験用のデッサンを教えるところが多いので、 初歩からだったらカルチャースクールのようなところを 探してみるのもいいかもしれません。 毎日身の周りのものをスケッチしたりして数をこなしていけば、 手が慣れて、思うように筆が動くようになってきますよ。 目的どおり、自分のイメージもどんどん絵にしていくといいと思います。
- jakarta
- ベストアンサー率38% (607/1597)
同じ芸大の友達に教わるというのも一つの方法ではないかと思います。 他、研究所でなくとも個人で教室を開いている方もいるのでそういう 場所が近所にないか探すのもよいと思います。 知識的な不足に関してはデッサンに関する本などを参考にされては いかがでしょうか。必要な知識が得られたら練習量によって 技術は身に付くでしょうし、見る目も肥えてくると思います。 あと、のびのびと描けるようになるためにどうすればよいかなど 自分で工夫されることも大切だと思います。