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3で割り切れる数についての法則とその応用
ある整数の各桁の数を足して3で割り切れる場合にはその整数も3で割り切れるようですが、この法則の応用例は何かありますか。
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ーーー >10進法だけで成り立つわけですか。そうすると、n進法だと別の整数で成り立つとかそういうこともあるのでしょうか。 をよんで、冷や汗! ちょっと信じきっていたので、 >>10進構造内の成立ですので・・・と書いてしまいました。 は厳密には誤りなので、いくつか検証してみました。なおN進法表示だけでは計算が不明になるため、計算は10進法で行います。 まず、PC全盛なので、実際に使用される、4、8、16進法でやってみます。ただし全て3桁ですので、一般的にはもっと厳密な論証が必要のようです。 #4 4進法の場合(0≦A、B、C≦3) P=A*16+B*4+C =(A*15+B*3)+(A+B+C) これは、3の法則 #8 8進法の場合(0≦A、B、C≦7) P=A*64+B*8+C =(A*63+B*7)+(A+B+C) これは、7についての法則 #16 16進法の場合(0≦A、B、C≦15) P=A*256+B*16+C =(A*255+B*15)+(A+B+C) これは、3、5、15の法則・・・255=3*5*17 #32 32進法の場合(0≦A、B、C≦31) P=A*1024+B*32+C =(A*1023+B*31)+(A+B+C) これは31の法則・・・・・・・1023=31*33 #64 64進法の場合(0≦A、B、C≦63) P=A*4096+B*64+C =(A*4095+B*63)+(A+B+C) これは、3、7、9、21、63の法則・・・4095=3*3*5*7*13 3の法則に関しては、4、16、64進法で成立しそうですので このあと256、1024進法 4^1、4^2、4^3、4^5・・・4^k で成立しそうですが当方の力量では無理です。 この時点で >>10進構造内の成立 は誤りでお詫びと訂正をいたします。 また、貴殿の推測 >>n進法だと別の整数で成り立つ も的中しています。 また、かような結果が出ようとは夢にも思わず、勉強になった事を感謝します。 10進法は別名2・5進法とも呼ばれますので、5進法25進法を試みて締めたいと思います。 ーーー #5 5進法の場合(0≦A、B、C≦4) P=A*25+B*5+C =(A*24+B*4)+(A+B+C) 2、4の法則 #25 25進法の場合(0≦A、B、C≦24) P=A*625+B*25+C =(A*624+B*24)+(A+B+C) 642=24*26 2、3、4、6、8、12、24の法則 ーーー
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- sanori
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コメントありがとうございました。 >>>御回答ありがとうございます。分かる方には当然というだけであまり神秘的ではないようです。勉強させていただきたいと思います。 いえいえー、そんなことないですよ。 私も最初、このことを知ったときは、神秘的だと思いました。 なぜそうなるのかということを自分で考えた過程は、さらに神秘的と感じたものです。 では、でーは。
- sanori
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約1年前に、他の質問へ私が回答した文章を、一部編集して引用します。 -------- 実は、それより簡単なのが、 「各桁の数字の和が9の倍数ならば、9で割り切れる」 です。 1の位の数字をa0、10の位の数字をa1、100の位の数字をa2・・・ と置けば、 元の数 = Σ(an×10^n) = Σ(an) + Σ{an×(10^n - 1)} (anは、マイナスでない任意の整数) (n=0~+∞) ところが、10^n から1を引くと、必ず9だけが並んだ自然数(ただし、n=ゼロのときだけはゼロ)になります。 これは、必ず9で割り切れます。(商は、1が並んだ自然数になります。) したがって、 元の数 = Σ(an) + 9の倍数 だから、各桁の数字の合計 Σ(an)も9で割り切れれば、 元の数 = 9の倍数 + 9の倍数 = 9の倍数 となって、元の数も9で割り切れます。 Σ(an)が9で割り切れなくても、3で割り切れれば、 元の数 = Σ(an) + 9の倍数 = 3の倍数 + 3×(3の倍数) だから、「9で割り切れる」の方を先に考えるほうが、順序として合理的で、かつ、簡単なんですよ。 ちょっと補足しておきます。 この問題は、10進法なので、 「和が9の倍数なら、元の数も9の倍数」 「和が3の倍数なら、元の数も3の倍数」 になります。 9進法ですと 「和が8の倍数なら、元の数も8の倍数」 「和が4の倍数なら、元の数も4の倍数」 「和が2の倍数なら、元の数も2の倍数」 8進法ですと 「和が7の倍数なら、元の数も7の倍数」 7進法ですと 「和が6の倍数なら、元の数も6の倍数」 「和が3の倍数なら、元の数も3の倍数」 「和が2の倍数なら、元の数も2の倍数」 このようになりますよ。 「N進法のNより1個小さい数」から考えるのが、一番考えやすいです。 ----------------- 以上で、引用終わりです。 ところで、応用例ですか? この前、子供に、 「3桁の数字の、百の位と十の位を考えてみて。」 子供「じゃー、百の位が7で、十の位は4。」 「じゃー、一の位は俺が決めるよ。それで9で割り切れたら俺の勝ちね。じゃー、一の位は7にしよう。747÷9を計算してみて。」 何回かやってるうちに、子供はタネを見破ったようです。 たぶん、翌日学校に行って、友達相手に試したのでは。 これぐらいしか「応用」はないかも。(笑) ただ、循環小数(有理数)の関係で、何かの証明に使えそうな気はしますが・・・
お礼
御回答ありがとうございます。分かる方には当然というだけであまり神秘的ではないようです。勉強させていただきたいと思います。参考URLも拝見いたします。
- kkkk2222
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>3で割り切れる数についての法則とその応用 >この法則の応用例は何かありますか。 <この法則の応用例>は聞いたことがないので。・・・ P=A*100+B*10+C =(A*99+B*9+C*0)+(A+B+C) ≡A+B+C (mod3) または ≡A+B+C (mod9) 他にも、あるとは思いますが寡聞にして、しりません。 <10進構造内の成立ですので数学的には余り意味のない事項と感じています。> 基本的に書く事もなく、全て貴殿にとっては既知の事と存知ます。以下、一種のJOKEですが、これも既知と推定されます。 ーーー 酒場で”落ち込んだ男”と”ホステス”の会話” 女:誕生日は何時? 男:5月24日 女:二回並べて書いて13で割れたたら希望はあるわよ。 男;524524を13で割ると・・・40348か、THAK YOU。 女:それと、40348が11で割れたら幸運よ。 男;40348を11で割ると・・・3668 うーん そうか。 女:3668が7で割れたらこの先明るいですよ。 男:3668÷7 なるほど 元気だすかな。 ーーー
お礼
ご教示ありがとうございます。10進法だけで成り立つわけですか。そうすると、n進法だと別の整数で成り立つとかそういうこともあるのでしょうか。ジョークは私のような人間はすぐ信じてしまいます。3のときも不思議な感じがしました。ないか数学的構造のようなものがあるように思えたので一種の感激を感じました。
- N64
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3で割り切れるかどうか、早くわかるので、商売などでも便利でしょう。そのほか、3人で食事をして、割り勘にするときにも、応用できるでしょう。
お礼
早速ご教示をありがとうございます。使える機会があればよいと思いました。
お礼
ご教示を拝読して何か大きな感動を覚えました。私も勉強させていただきます。ありがとうございました。