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お酒

今でこそ、お酒は大手メーカーによって大量生産され、コンビニの棚には安いお酒がたくさん並んでいますが、いつ頃から庶民が日常的にお酒を飲めるようになったのでしょうか? 昔もどぶろくのような酒を日常的に飲んでいたのでしょうか。 時代劇などではよく庶民が飲んだくれていますが、今の物価と比べても酒はそんなに高価なものではなかったのでしょうか。

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noname#49020
noname#49020
回答No.5

 下のURLは江戸時代の蕎麦屋の品書きの現物です。 http://teuchisoba.exblog.jp/1690697/  もりそば16文(600円)、あんかけうどん16文(600円)、 玉子とじ32文(1200円)、★上酒一合40文(1500円)  となっています。全般的に今の値段より少し高めかなという印象です。文と円の換算レートがどの程度正確なのかわかりませんので、円価で今と単純比較するのは危険ですが、酒と他の品物との横の比較はできますでしょう。  今の玉子は、養鶏場のニワトリが正に産む機械になっていますので、当時の玉子料理の原材料費は高かったと思います。  酒もチョッと高いような印象ですが、店で飲むにしても、べら棒に高いという感じではなく、この品書きの時期では、蕎麦屋で一杯というのは定着しているようにみえます。  さて酒造の方ですが、江戸前期には酒株制度が導入され、酒造が免許制になり、そこから運上金などの税金が取られるようになって、これは今ともう変わりません。立派な産業でしょう。  どぶろくなど濁り酒は、農村では飲まれていたと想像しますが、街中では清酒ということだと思います。  まあ、結論として想像するに、当時のお酒は本物のお酒ですから、全体的には今より高め、しかし懐の暖かい人は、結構飲んでいたと思います(無責任な結論ですが)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E6%A0%AA  

noname#30350
質問者

お礼

あんかけうどんというのは美味しそうですね。葛餡がかかっていたのでしょうか。香川あたりには「しっぽくうどん」という根菜や鶏肉などの具の入ったうどんがありますが、あれは大好きです。 江戸時代も免許制になって、酒に課税されていたのですね。今も昔も嗜好品には高い税金かけやすいのでしょうね。 もりそば16文でお酒が40文というのは少し高めな気がしますが、決して庶民にとって高嶺の花ということでもなかったのですね。 江戸時代で酒といえば、八丈島に流された宇喜多中納言に福島正則の家臣が酒を贈った逸話が興味深かったです。ご存知かもしれませんが、こちら↓のサイトの福島主従の逸話はなかなか面白かったです。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~nikke/ukitahideienisake.html ありがとうございました!

その他の回答 (4)

  • ooyatyako
  • ベストアンサー率34% (23/67)
回答No.4

愛知県の山の中で郷土史を調べていますが、江戸時代にはけっこう飲んだくれもいたようですよ。ここでは元禄年間ごろから酒造を営む者が続出しています。人口が100人にも満たない村が集まった山村でも、いくつもの村に造り酒屋があります。山の中では水車精米が簡単だったからではないかと推測しています。  酒の飲み過ぎでしでかした不始末をわびる「謝り証文」もたくさん目にしました。今も昔もいたんですね。そういう困った人たち。  酒の値段は米の豊凶で大きく左右されたようです。幕府は豊作の年には酒綴りを推奨し、凶作の年にはそれを制限することで米価の調整を行っていましたから。

noname#30350
質問者

お礼

江戸時代もけっこう飲んだくれがいたのですね。 そんな小規模な山村にも造り酒屋があったのですか。 米価の調整にも一役買っていたのですね。 ありがとうございました!

  • azuki24
  • ベストアンサー率49% (907/1826)
回答No.3

合成清酒の醸造量・消費量は、清酒に比べてごくわずかです。コンビニに「合成清酒」が並んでいるのは見たことがありません。 (清酒と合成清酒は酒税法上の種別・税率が違うので、正確に表示されています) 酒類課税数量の推移 (日本酒造組合中央会)  http://www.japansake.or.jp/sake/data/seat_01.html 平成17年度は国税庁のサイトに速報があります。  http://www.nta.go.jp/category/sake/11/h17/pdf/02.pdf  清酒 ………… 729,686 kl  合成清酒 …… 65,171 kl 清酒が安く作られるようになったのは、「醸造アルコール添加(アル添酒)」や、第二次大戦後の米不足時に開発された「三倍醸造(三醸酒、増醸酒)」などによるところが大きいでしょう。 今でもいわゆる普通清酒の7割程度はアル添酒といわれています。酒税法上の分類はいずれも「清酒」です(原材料表示を見ればわかりますが)。 ちなみに酒税法の改正により、米以外の原料を50%以上使用したものは、平成19年9月以降は「清酒」ではなくなります。

noname#30350
質問者

お礼

そういう区分があるのですね。 勉強になりました。 ありがとうございました!

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.2

>コンビニの棚には安いお酒がたくさん並んで… これは合成清酒の技術開発があったからでは? http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/encyclopedia/00106.html 江戸の酒については、以下のサイトの「発酵文化と日本酒」(後)が参考になるかも? 小売店等が水で薄めて増やせるから安い酒が作れた!そうです。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~yakatada/sub16.htm

noname#30350
質問者

お礼

水で薄めてたんですか… 日本酒も水割りにしていたんですね。店が勝手に。 ありがとうございました!

noname#152554
noname#152554
回答No.1

ご参考までに。 ご覧になってみて下さい。

参考URL:
http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%C6%FC%CB%DC%BC%F2/detail.html?from=websearch
noname#30350
質問者

お礼

ウィキペディアの記事、とても詳細に書かれていますね。 ありがとうございました!

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