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みんなが豊かになると
世界中の国が経済成長して豊かになると、安い労働力による大量生産・大量消費はできなくなるでしょうし、資源の奪い合いになると思うのですが、世界で多くの国が経済発展を遂げてきたら、平均的日本人にとってその先にはどんな生活があるのでしょうか? 物価が大幅に上がったりして今よりはるかに暮らしにくくなるのでしょうか。 経済に疎いド素人の質問で恐縮ですが、ご教示いただければ幸いに存じます。
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>世界中の国が経済成長して豊かになると、安い労働力による大量生産・大量消費はできなくなるでしょうし 世界中の国が経済成長して豊かになるという仮定が成り立つとしてもそれは当分先の事です。それまでに機械が安い労働力として人間に成り代わる事は充分可能です。世界規模の低付加価値労働者の失業という新たな大問題にはなりますが。 >資源の奪い合いになると思うのですが ありえる、というか既に起こっている事態です。それがどこまで激化するかは次世代エネルギーの開発がどこまで進むかによるでしょう。 >世界で多くの国が経済発展を遂げてきたら、平均的日本人にとってその先にはどんな生活があるのでしょうか? その時の日本と日本人の立ち位置次第でしょう(そもそも現代と50年後の平均的日本人というのは全く違っていると思います)。どの国もある程度の生産力を持っているという状況ですから、先端技術のようなソフト開発の付加価値がさらに上がる事が予測され日本がそのような産業構造にシフトできているかどうか、それに即した教育を国民に提供できているかどうかが大きな分岐点になるでしょう。 ちなみに経済発展を原因とする(環境変化や戦争はこの限りではありません)極端な食糧危機という事態は考えにくいです。国土の広大な国家にとっては経済発展しても農業は儲かる商売です、アメリカを見れば一目瞭然でしょう。また世界中が豊かになるということは急激な人口増加にも歯止めがかかる(発展途上国の出生率の高さの最大の原因はその産業構造です)という事ですから長い目でみれば人口が増え続けるよりも食料の安定供給につながるかもしれません。ただ短期・中期的な物価の上昇は覚悟すべきでしょう、むしろそれに耐えうる経済力をその時有しているかどうかが問題だと思います。 ちなみに国土が狭く山がちな日本で食料自給率100%を達成しようと思えば急激な人口減か、経済大国の地位を投げ捨てての産業構造の一変か、超革新的な農業技術の開発(海で育つキャベツとかそういうレベルのものです)が必要になるものと思われます。
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- googahaku
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一部の先端時技術の研究開発は残していくとしても、日本が国家レベルで目指すべきは(軽い気持ちで)食料の自給率を高めるーさらには農業立国化ではないでしょうか。工業生産で、新興国と競争していくのは愚の骨頂です。 多少の輸出を考えるなら、世界に冠たる「農産物」「海産物」を考えるべきでしょう。日本は、世界有数の恵まれた気候風土、農業立地をもっています(漁業も)。豊葦原瑞穂の国です。 あとは世界一の対外投資の金利で食っていく、左ウチワ・・・ こんな夢物語も一度は描いてみたいのもです。 日本人の特性たる「悲壮感」をたぎらせて取り越し苦労ばかりしていては、つまらないと思いませんか。借金を重ねながら贅沢に暮らしているアメリカ人を少しは見習いましょう。
お礼
回答ありがとうございます。 アメリカにしても、フランスにしても、先進国でありながら農業国家なのですよね。 日本の農産物は、梨とか林檎とか、かなり質が高いので海外でも好まれているようですね。量より質で勝負すれば良さそうですね。 確かに悲壮感は両義的ですよね。 明るく楽しく生きたいものです。
- kantansi
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4割しか食糧の自給が出来ない日本ですから、経済成長した食糧供給国から食料が入って来なくなると大半の日本人が飢えるようになります。そうなると都市で金を持っている連中よりも地方で食糧を実際に生産している人たちの力が大幅に増します。 また腹が膨らまない工業、商業なんか意味が無いので、日本の経済はがたがたになります。 その結果、都市対地方で内乱が起こり、日本はぼろぼろになって、隣国の蹂躙を受けて日本の国は残念ながら消滅します。 そうならないよう日本がまずやるべきことは食料を100%自給できるようにすることですが、無能な役人や政治家は相変わらず自分達の目先の利益しか考えていないので、上記のような悪夢が現実になる可能性は結構有るんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 食料自給率の低さは悩ましいですね。 小麦とか大豆を国内で賄うのは大変難しそうですが、1次産業を軽視しすぎというのはありますよね。
お礼
回答ありがとうございます。 勉強になります。 いずれにしても、そういう時代の中で日本が生き抜いていくのは熾烈なのですね。 今のうちに、アドバンテージを生かして頑張るしかないのでしょうね。