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「四苦八苦」の「五陰盛苦」

お世話になっております。よろしくお願いします。 「四苦八苦」の「四苦」ではないほうに、 愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五陰盛苦というのがあります。 この「五陰盛苦」というのは、どんな感覚なのでしょう。 他の3つは漢字から受けるイメージでだいたい分かるのですが・・。 直訳すると「五体満足がゆえの苦しみ」ということらしいのですが、 いまいちよく分かりません。 なるべく平たく説明していただけるとうれしいです。

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noname#25297
noname#25297
回答No.5

不親切な回答で失礼いたしました。 辞典を丸写しにしているような回答をする専門家が常連にいらっしゃるので、他の回答を期待していたのですが、ありませんね。 さて“五陰盛苦”ですが“五盛陰苦”ともいい、“盛”とありますので“五蘊”が盛んになることによる“苦”と捉えがちです。しかし、“五取蘊苦”ともいい、サンスクリットでは・・・(あ、行きすぎですね)。 この意味は、苦しみは感受作用である五蘊によって“苦”と感じることをあらわし、迷いの世界である娑婆世界の一切は苦であるということです。 平たく言えば、 「苦しみを苦しみと感じる苦しみ」 になり、仰るとおり広範囲の苦をさすだけではなく、実はすべてが苦である・・・ と、いうことです。 五蘊により苦しみを感じ、苦しみを感じるのは五蘊によります。 ひろさちやサンの説明はわかりやすいのですが、偏った解釈が多いんです・・・よくお会いするんですが。  ANo.4 でした。 (^^)v

neutral
質問者

お礼

ふたたびご回答ありがとうございます。 さらに分かりやすく解説していただき、 だいたい納得できました・・と思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#25297
noname#25297
回答No.4

あ、ども。 五陰(五蘊)とは“受”のみならず“色・想・行・識”すべてが感受作用です。 んで、“五陰盛苦”を平たく説明すると・・・ 「苦しみを苦しみと感じる苦しみ」 と、いうことになるでしょう。 ゴキゲンヨウ!!! (^^)/~~~

neutral
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >“受”のみならず“色・想・行・識”すべてが感受作用 :なるほどです。 人間にもともと備わっているもの(例えば「>、苦しみを苦しみと感じる」ようにできている、とか) に対しての苦しみ、という感じでしょうか。 それによって生かされている「それ」に対しての苦しみということでしょうか。 そうするとかなり広範囲の「苦」をさすことになりますね。 ありがとうございました。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.3

「五陰盛苦」というのは、肉体を心が管理できない状態の苦ですね。 肉体を源とする管理不能な煩悩が燃えさかる様をさしていることですね。 つまり肉体煩悩にふりまわされる苦ですね。 例えば、肉体には食欲、性欲、睡眠欲、金銭欲・・いろんな欲がありますが欲自体は生存のために必要ではあるが、これらが盛んで自ら制御できない様ですね。 ストーカ行為、痴漢、アル中、薬中、常習万引き、毎日パチンコ・スロット、女漁りがとまらない。買い物がとまらない、食べるのとまんない、やせるのとまらない、どうしてもとまらないやめようと思っても体がひとりでに動いてしまう、そのような様を五陰盛苦といってるんですね。極端な例を挙げましたがほとんどの人に何かしら思い当たるふしがあるはずですね。「ふらふらといきました」の「ふらふら」じょうたいですね。

neutral
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 己の本能をコントロールし切れないときの苦しみ、という感じでしょうか。 思うにまかせぬ苦しみという感じでしょうか。 とても分かりやすいご回答、ありがとうございました。

noname#69788
noname#69788
回答No.2

ひろさちやの著書からの引用ですが、体が健康だと性欲をもてあます、精神活動が盛んだと猜疑心が強くなるなどのことです。

neutral
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

noname#25523
noname#25523
回答No.1

五体満足であるがゆえとしたら、 耳がなければ、嫌なことも聞かなくてもよかろうし 口がなければ、いらないことも言わないだろうし 心がなければ、悲しみもなかろうし そんなものじゃないですかね?^^

neutral
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほどです。

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