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カラー・ストループ効果
NHK人間講座の「進化の隣人チンパンジー」という番組で、 カラーストループ効果※というのが紹介されていたのですが、 この効果の原因として、 「2つの違う色情報の処理と意味情報の処理が同時に進行し、競合をおこすため、一方を答えるときにもう一方を邪魔するからだ。」と解説されていました。 でも、そうだとすると、被験者に色のついた文字の「色」を読ませても、「意味」を読ませても、 同程度に遅れることになると思います。 しかし、私の感じですが、明らかに「意味」を読んだほうが楽です。 このことから、色情報の処理よりは、意味情報の処理のほうが、(同時ではなく)はるかに早いのでは?と思うのですが、 みなさんはどう思いますか? 上の解説は、研究者のほぼ一致した見解だそうですが・・・ ※被験者に色のついた文字を読ませる。文字の色と意味を一致させた場合よりも、一致しない場合のほうが、 答える速度が遅くなる。 つまり、赤色の「緑」よりも、緑色の「緑」のほうが 答える速度が遅くなる。ちなみに、 漢字がよめない外国人にやってもらうと、 (当然ながら)速度は変わらないらしい。
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お礼
>実験心理学で実験してみないと答えが分からないので、わたしの考えるところでは、おそらく個人差が出てくると思います。色に強く反応する人と、文字に強く反応する人がいるからです。 そう、そこです。重要ですね。 どのぐらい個人差があるんでしょう? まとめると、色と意味を違えたほうが、処理過程が複数ある分、時間がかかるということですか・・・ わかりやすい回答をありがとうございました。