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コンジョイント分析の属性間の相乗効果について
どうしてもわからない事があるので、質問させてください。 3属性、3水準から適当なプロファイルを被験者に順位付けしてもらい、コンジョイント分析をしようと考えています。 ここで、各属性のパラメータはSPSSを用いて算出出来るのですが、その属性間に正または負の相乗効果が見込まれる場合、その相乗効果のパラメータを求めるためにはどういった処理を行えば良いのでしょうか? そういった題材を扱っている文献が存在するので、可能だとは思うのですが、手法が省略されていてわからなかったので、ご存じの方いらっしゃいましたら、助言いただけますと幸いです。 長文失礼しました。
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どういう処理?というのが, ・データ収集(パネル評価)のこと ・データ処理(SPSSでの解析)のこと かがわかりませんので,全般的な説明になります. 【データ収集】 3因子(属性?)3水準で,交互作用(相乗効果)を見ないのであれば, L9直交表を使用して割りつければよいのですが, 交互作用を見ようとすると,L27という直交表が必要になります. 27通りの商品プロファイルを被験者に評価してもらわなければなりません. このとき,直交表の[1][2](列の番号)に割りつけた因子間の交互作用は,[3][4]に出ます([3][4]で観測できます). そのため,[3][4]には,他の因子を割りつけないようにします. 全ての組み合わせは3C2=3 ですので,6列はいわゆる予約席となります. (空けておけばいいのであって,何もする必要はありません. つまり,他の因子との「交絡」を避けておけばよいのです) 【解析】 私はSPSSを使ったことがないのですが, どの統計ソフトであっても,直交表の解析の因子の割り付けというステップで, 1 A 2 B 3 AB 4 AB ・ ・ というように.AB,AC,BCを交互作用が出る列に入れてやればいいです. 【注意点】 評価者は,9商品を好きな順に並べるとこはできても, 27商品の順序を決めることはほとんど無理ですので, 一対比較など,手段を考えないといけません. これは,別途,専門書を読んでみて下さい.
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- kamiyasiro
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#1です. それぞれの因子の水準毎の要因効果は, 総平均からの差として計算されます. よって,A:部屋の広さ A1:6畳 A2:8畳 A3:10畳 B:トイレ B1:ユニット B2:ユニット B3:別 (3水準系直交表に2水準因子を割りつけるときは擬水準法を使います) とすれば, A1B3の効果や,A3B1の効果が算出されます. 総合効果はyは, y=A1+B3+A1B3+T(全平均) となります.
お礼
大変参考になりました。早速その手法で分析させていただきます!! 2度にわたり本当にありがとうございました。
お礼
非常に丁寧な解説ありがとうございます。 直交表を用いた交互作用の検出は是非やってみようと思います。 もうひとつだけ聞きたいのですが、例えば属性が数値等で表せない場合の話になるのですが、 例えば最適な下宿部屋をコンジョイント分析による効用最大化から決めようという時に、 属性として“広さ”、その水準に6畳・8畳・10畳 別の属性で“トイレ”、その水準にユニットバス・トイレ別 というものがあった場合、直交表から求まる相乗効果は“広さ”と“トイレ”の相乗効果になると思うのですが、こういった時に水準同士の相乗効果が異なると思うのですが、それを求める事は出来るのでしょうか? 具体的に言うと、“6畳”と“ユニットバス”、“10畳”と“トイレ別”といった各水準同士の相乗効果という事になります。 たびたびの質問で申し訳ないのですが、もしよろしければ回答していただけると幸いです。