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バンドワゴン効果とピア効果の違い
「大勢の人がやっているから自分もやる」という意味では、バンドワゴン効果もピア効果も同じだと思うのですが、違いが判る方に解説をお願いします。
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- dedypraja
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回答No.1
バンドワゴン効果とピア効果は、いずれも他人の行動が自分の行動に影響を与える社会心理学の現象ですが、微妙に異なる意味を持ちます。 バンドワゴン効果は、「流行に乗っかる」という意味合いが強く、一定の商品や行動が大勢の人に支持されると、それに対して積極的に参加しようとする傾向がある現象です。つまり、「多くの人がやっているから、それに自分も乗っかろう」という考え方が働くということです。 一方、ピア効果は、同じ年齢や地位、背景などの人々の行動が自分の行動に影響を与える現象で、お互いの行動が相互に影響し合うという意味合いがあります。例えば、友人や同僚がある商品を購入すると、自分もその商品を購入したくなるという現象がピア効果にあたります。つまり、「自分と同じような人がやっているから、それに自分も合わせよう」という考え方が働くということです。 バンドワゴン効果は、流行に乗っかることで自分自身のステータスやイメージを高めることを目的とする場合が多く、一方でピア効果は、自己肯定感や帰属意識を高めることが目的となることが多いです。 このように、バンドワゴン効果とピア効果は、微妙に異なる意味を持っていますが、どちらも他人の行動が自分の行動に影響を与えることがあるという点では共通しています。
お礼
ありがとうございます。
補足
具体的な例を挙げます。 ・スポーツクラブに行けばトレーニング好きな人が大勢集まってトレーニングをしているので、1人でトレーニングをするよりもスポーツクラブに行ってトレーニングをする方が効果的にトレーニングをできる。 これはピア効果だと思うのですよ。 ・野球やサッカーのテレビ中継で得点シーンでは大勢の観客が喜んでいる姿が写る。お笑い番組では笑っている大勢の笑っている観客が映る。音楽番組では歌手の後ろで大勢のバックダンサーが踊っている。トーク番組では出演者の後ろに大勢の観客がいて、出演者が逆を言うと後ろにいる大勢の観客が笑っている姿が同時に映るし、出演者が教養あることを言うと後ろにいる大勢の観客たちが頷いている姿が映る。 これはピア効果?それともバンドワゴン効果? どちらなのだろう?