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地面の読み
小学3年生の女の子が「ぢめん」ちに濁点といって聞きません。 確かに辞書では「じめん」となっておりなるほど解説に苦しんでます。 国で読み方が嘗て決められたような?・・・
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子どもさんの気持ち、なんだかとってもわかります。^^; 歴史的かなづかいでは「ぢめん」で正解です。 小学生向けの漢字辞典には、「地」には「ち」と「じ」二通りの読み方しか示されていませんが、一般の漢和辞典には「漢音→じ」「呉音→ぢ」と両方記載されています。将来古典を学びはじめたときに初めて役に立つのですが…。 現代かなづかいの決まりとして、「ぢ」「づ」は原則として用いないことになっています。(昭和21年内閣訓示) 学校で「ぢめん」と読むとバツをくらっちゃうので、困りますね。 「ぢめん」はおばあちゃんの読み方だよ、と助言されてはいかがかしら…苦肉の策…。
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現代仮名遣いの原則で「ぢ」「づ」が使われるのは、 [1] 連濁で「ち」が濁るとき: チ>ハナヂ(鼻血)、ツキ>ミカヅキ(三日月) [2] 1語の中で「ちぢ」「つづ」と連続するとき: チヂム(縮む)、ツヅク(続く) の2つの場合と決められています。 「地面」の場合は、上記のどちらにも当 てはまらず、「地」がもともと「じ」と読むものだから「じめん」と書くのだということになります。この場合ややこしいのは、「地」に「ち」という読み方もあることですね(旧仮名遣いでは「ぢめん」です。現代仮名遣いの不備と言えば言えます)。「自」だったらそんな「誤解」は生まれないでしょう。 小学校3年生に説明するのは難しそうですが、とりあえず、「じ」が優先であって、「ぢ」を使うのは上の2つの場合だけだということで納得してもらうしかありませんね。言葉の初めでは必ず「じ」である、というルールくらいは了解してもらえるんじゃないでしょうか。 まあ、「著しい」はなぜ「いちぢるしい」でなく「いちじるしい」なのかとか、突っ込まれたら返事に窮する例もあります(元が「いち+しるし」だからですが、そんなこと大人でもなかなか知りませんよね)。その女の子の突っ込みが鋭すぎないことを祈ります。
お礼
なるほど 「ぢ」「づ」は原則使用しないのですね。 いやー知りませんでした。 ありがとうございました。 おばあちゃん読みも使ってみます。