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よく考えると起源が気になる漢字を組み合わせたコトバ
あなたにはいくつありますか? (例) ・合衆国 →アメリカさん。 USの衆(州じゃなくて?)は何を表すの? おっと、メキシコさんも実は合衆国だった。 ・地面(じめん) →地名(ちめい)だと「ち」と読む。 なのに「ぢめん」じゃないのはナゼ?
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>合衆国 その話ね、「なぜアメリカは省ではなく、州なのか」という面白い話があるんです。合衆国も州も中国起源なんですが、中国の場合は福建省とか「省」が使われていますよね。だけど、アメリカはカリフォルニア省とはいわないわけです。なぜ州の字を充てたのかというと、アメリカの州には自治権がかなりあるからです。中国の省とは制度が違う。県でもないわけです。 で、合衆国の話しですが、アメリカは連邦制度になっています。ただ、ヨーロッパの連邦制度よりもずっと民主的というか、選挙の存在感が大きいわけですね。どっちが言葉が先か分かりませんが、「Federal」の訳語が「連邦」ですから、アメリカ連邦でもない。しかしかといって単に州が集まった合州制じゃなくて、連邦制なので、これは私の解釈ですが「民衆による連邦制」ということで「衆」の字を充てたんじゃないかなと思います。 >ぢめん これ、昔は「ぢめん」で正しいです。ご指摘の通り、濁音を抜いたら「ち」が来るものであるなら、その濁音である「ぢ」を充てるのが筋です。だから、明治生まれの祖母は「ぢしん」と書きました。 戦後、基本的に「ぢ」を使うのはやめて「じ」で運用すると確か文部省で決められたはずです。現代では「ゑ」とか「ゐ」もよほどの場面でない限り使わないですよね。これも戦後に文部省で「ゑ」は「え」に統一、「ゐ」は「い」に統一、と決められたと思います。 それは戦後に限った話ではなく、ひらがなは48文字ありますが、これは明治33年に文部省によって決められました。消えたひらがなってのがあるんです。現代でも我々が目にするのが、「やぶそば」の「ぶ」になる「め」がグシャグシャしたような字や、「うなぎ」の「な」になる「ふ」っぽいアレとかです。 元々日本語のルールって明治以前は曖昧で江戸時代の瓦版や古文書なんかを見ると、当て字がかなり使われているんですよね。 さて、そんな私が気になる言葉は「逆鱗」です。 逆鱗とは、龍の下顎にある一枚だけ逆さについている鱗で、ここを触ると龍は激怒するため、「逆鱗に触れる」という言葉が生まれました。え?何が気になるのかって?いや、龍というのは想像上の生き物じゃないですか。その想像上の生き物に「触れてはいけないスイッチがある」って設定を誰が考えたのかなあと。そして、その設定が生まれたのと「逆鱗に触れる」という言葉は同時に生まれたと思うんです。それってよく考えたら不思議だなあと。
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- ミッタン(@michiyo19750208)
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タバコ 原料はタバコの葉っぱって言いますよね? でも,字で書くと「煙草」 草なんです なんで「煙葉」じゃないの?
- guess_manager
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アメリカ合衆国については本多勝一という人が面白い主張をしています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E5%B7%9E%E5%9B%BD 州が集まっているだけで衆は人種ごとに分離されて差別だらけで融合していないという理由で「合州国」と表記すべきだという主張です。本多勝一は捏造のプロ、共産主義の宣伝部隊の尖兵ですが「しゃがむ姿勢はかっこ悪いか」など鋭い視点も持ち合わせていますので忽せにできない文筆家です。
補足
皆様ありがとうございました。 少しお礼は待ってください。