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スペインのETAの破壊行為の大義とは

バスクのETAがマドリッドでの爆破テロを引き起こしたりしていますが、このテロの大義が全く分かりません。 このようなテロが続くとバスク地方に何かしらの制裁があり、さらに対立が激化しそうな予感がするのですが? 正直、スペインに対するマイナスイメージが大きくなっています。 ETAのやっていることに大義はあると思われますか? ぜひお教え下さいませ。

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回答No.2

基本的にテロや軍事行動に大義はありません。 突き詰めて考えていけば、孫子の「交わりを攻め、謀を攻め、人を攻める。城を攻めるは下の下なり」と、こうなります。 テロは、少数の賛同者しか得られない、自己中心的な考えの発露というべきでしょう。 自分達の主張が認められないから、無関係の第三者を巻き込んで、認めさせようというのです。 アメリカ等の軍事行動も同じです。 なんのかんの言っても、自分達のやりたいことがやれないから、ヒステリーを起こしているようなものです。 日本では解らないですが、ヨーロッパ諸国は、一つの国の中に色々な民族が入り混じっています。 本当に分離独立を果たしたいなら、まず、自分達の主張を、世界の人々に知ってもらう努力をすべきなのです。

その他の回答 (1)

  • nacam
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回答No.1

ETAは、そもそもスペインのフランコ政権によるバスクへの抑圧の抵抗運動として始まりました。 スペイン北東部からフランス南西部にかけては、バスク人が住んでいました。 バスク人の話すバスク語は、周辺諸民族の話す言語とは全く異なる言語で、生活習慣なども異なります。 フランコ政権は、それらバスク地方の習慣や言語を強制的にスペイン風に置き換えようとし、バスク人の反発を買い、抵抗組織としてETAが組織されました。 (同じように分離独立を叫ぶ地域として、カタロニアがあります) フランコ政権が終わると、スペインでは地域ごとの自治が認められ、バスク人の不満も和らぎますが、強硬的主張を叫ぶ人も現在でもいます。 今回の空港爆破テロに関しても、ETAとしての行動というより、ETA内の過激派によるもののようです。 (ETAは、スペイン政府と停戦協定を結んでおり、今回の件もETAの政治部門では全く知らなかったと報じています) 現在のETA過激派は、自己主張のためにテロを行うようになってしまっており、バスク人の間の人心は、完全に離れてしまっているようです。 最終局面の日本赤軍と同じ状況です。

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