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潜在意識の全体性って??
私は長期療養中で病気が治ることばかりを考えて過ごしているのですが、 どうも治療のモチベーションがあがりません。 元々努力家で前向きだと思うのですが・・・ そこで、石井裕之さんの「心のブレーキの外し方」と言う本を読み、 モチベーション、やる気のアップを計ったのですが、 「潜在意識の特徴のひとつとしての“全体性”」という部分が今ひとつ理解できません。 氏が仰るには、潜在意識の中にはたくさんの「私」がいて、互いに手を繋ぎ合っており、 (例えば、経済担当、ファッション担当、健康担当、など) 例えば「健康担当の私」だけのモチベーションが突き抜けて高くても 他の「私」が低ければ、「健康担当の私」も再び下に引っ張られてしまうそうです。 だから、物事を上手く勧めるためには、 ファンションや、家族など、人生全般にバランス良く心を向けて 人生全体を底上げすることが重要だそうです。 これって・・・どういう意味でしょう? 本の内容をそのまま転記できず、私の拙い説明文で申し訳ないのですが、 心理学や、自己啓発にお詳しい方で、 思い当たるような法則などが思い当たりましたら、 説明していただけると大変有り難いです。
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こんにちは。 私も似たような経験があったので素人意見ながら述べさせていただきます。石井裕之氏については寡聞ながら初めて聞いたのでその方の言いたいこととはずれてしまうかもしれませんが。 ようするに健康になりたいから健康になるんだ、という想いだけではモチベーションを維持することが難しいということではないでしょうか。 良くも悪くも人間は順応能力がありますから慢性的な病気にかかってしまったとき、始めは「絶対健康になるぞ!」と意気込んでいても「今の状態も最悪というほどでもないかな……お医者さんとか家族とかやさしくしてくれるし……」と病気である状態が普通になってしまい、現状を打破しようという欲求が希薄になってしまうわけですね。これは常にハイテンションを維持することは精神的に疲労してしまうから仕方ないとも言えますが。 だからこそ、ただ健康になりたい、という欲求だけでは足りないわけです。 「健康だったら街へショッピングに繰り出せるのに!」とか「病気のままじゃ恋人と遊園地にデートにもいけやしない」とか「鏡で自分の顔を見てみたら不健康そうで不細工になっていた。もとの綺麗な自分に戻りたい!」とか生活全体のクオリティをアップしたい、という欲求を健康を取り戻したいという欲求と絡めることで、精神的活力を取り戻そうということではないでしょうか。 そういうことを潜在意識と絡めて論じているのではないかな、と素人考えですが、推測してみました。 長期療養中ということで色々大変かと思いますが無理せず、病気が直ったらあんなことしよう、とかこんなことできるな、とか気楽なことばかり想像しながらのんびり療養してみてはいかがでしょう。 上述の考えとは矛盾するかもしれませんが無理してもしょうがないですしね。のんびり生きる楽しみを見つけ出す、これが多分潜在意識の活性化にも繋がるんじゃないかなあと私は思っています。
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- zpf
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私も石井さんという方は知りませんし、この本も読んでいないので、憶測での批評は避けます。 ただ、ここで石井氏が仰るところの「潜在意識の中の(たくさんの)私」とか、「心のブレーキ」というのは、心理学的に言うところの「コンプレックス」ではないでしょうか? この本の中で、「潜在意識」が主にどういった文脈において使われているのか知りませんが、「頭ではわかっているんだが、体が言うことをきかない・・」といった状態の時、その「何故」を解明するキーワードとして「潜在意識」という心理学用語を持ち出されたのだろうと、一応は推測します。 >「潜在意識の特徴のひとつとしての“全体性”」という部分が今ひとつ理解できません。 誰でもそうですが、「私自身」が「私」という存在をコントロールすることは、容易なことではありません。 それは、人は誰しも「コンプレックス」を抱えているから。 「コンプレックス」は、一般的には「劣等感」と理解されていますが、そうではありません。 ごく簡単に説明しますと、我々が「私自身」と認識している自己(自分自身)はいわば「政権与党」であり、コンプレックスはその政権の座を虎視眈々と狙っている「野党」だということです。 そしてその「野党」は、「潜在意識」という物陰に潜み、「顕在意識」において活躍している政権与党の足元をすくってやろうと四六時中隙を窺っているといった按配です。 この本がいわば「実用書」であるとするなら、如何にしてコンプレックス(野党)の攻撃から私自身(政権与党)を守れるか・・。 つまりは野党側からの様々な「攻撃パターン」を解明し、巧みに(与党たる)自己を防御できるかという「テクニック」を披露しているのではないでしょうか? >だから、物事を上手く勧めるためには、 >ファンションや、家族など、人生全般にバランス良く心を向けて >人生全体を底上げすることが重要だそうです。 このへん具体例がないと、なかなか上手く説明できませんが、人は多かれ少なかれ「~ねばならない」という思い込みを抱えて生きています。 この「思い込み」が強い人は、しょっちゅう野党に足元をすくわれる。 病気療養中のご質問者の場合にあてはめて考えれば、病気というものは(自分の人生における)絶対悪であり、断固として克服<せねばならない>ものであるとお考えではありますまいか? 「病気を抱えている私自身は不幸であり、この病を克服しない限り、私は幸せになれない」といったように。 でもきっと、「そんなことはない」のだろう。 ありとあらゆる人生における出来事には、必ずや「意味がある」わけで、現在こうやって床についていることには、これからの長い自分の人生において「どういう意味があるのか?」に思い至れば、必ずや別な側面が見えてくるのだろうと思います。 石井氏と私が同じことを言っているのかどうか定かではありませんが、人生におけるインシダント(出来事)というものには様々な側面があり、その「あちこちの側面」に光を当ててみないと、その出来事の真の意味」はなかなか把握できない。(=全体性) ご質問内容からみると、ずいぶん脱線してしまったかもしれません。 「なんとなく理解」していただければ幸甚です。
お礼
回答を有り難うございます。 >頭ではわかっているんだが、体が言うことをきかない・・」といった状態の時、 >その「何故」を解明するキーワードとして「潜在意識」という心理学用語を持ち出されたのだろうと、 >一応は推測します。 ご推察の通り、この本(実用書)では、「頭ではわかっているんだが・・・」を克服する方法論です。 ひたすら、「潜在意識」との付き合い方やルールについて、説かれています。 >絶対悪であり、断固として克服<せねばならない>ものであるとお考えではありますまいか? >「病気を抱えている私自身は不幸であり、この病を克服しない限り、私は幸せになれない」といったように。 病気になったことは不幸だとは思っていません。 闘病経験から多くのことを学ぶことが出来ましたし、今も学び続けていると思っています。 病気になったことになったことに感謝する事すらあります。 ただ、病気であるこの状況は、早く克服せねばならないと強く思っています。 この試練を乗り越えることが、今の自分の課題であると考えています。 回答者様の仰るように、病気の状態では「幸せなハズがない」と思っています。 よく「病気と付き合う」という表現を用いる治療家や療養者がいらっしゃいますが、 私には、その感覚がどうしても体得できません。 病気とはイヤイヤ付き合いながら、隙あらばなんとかヤッつけたいと考え続けています。
- hakobulu
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石井裕之さんという方は存じ上げませんので、「潜在意識の全体性」をどのような意味でお使いになっているのか正確なところはわかりませんが、ご質問文から類推できる点についてだけ、あくまで私見として思うことを述べてみます。 まず、 「>潜在意識の中にはたくさんの「私」がいて、互いに手を繋ぎ合っており」 というのは比ゆ的な表現にすぎないと思われます。 現実的には、「たくさんの私」というものは存在せず、「私」というものは一個の存在です。 その個人の中には、本人ですら気付かない潜在意識があるわけです。 意識下にあるその潜在意識に気がつき、鼓舞することによって今までとは違ったものの見方や人生の展望が拓けてくるということをおっしゃっているのだと思います。 潜在意識に気がつくとか鼓舞するとか言っても曖昧なので、 例えば、普段よりも健康面に少し気をつかってみる、経済的な管理を通常より厳しく行なうようにする、今までより少しファッションに興味を持ってみる、などのようにモチベーションを持つと具体的で実行性に富むと言っているのでしょう。 しかし、たとえば健康面【だけ】に気をつかったとしても、 分不相応な金遣いをしていては家計に破綻をきたしますし、身なりに気を使えなければ気分も滅入ってくるでしょう。 また、自分の健康だけで家族(または他人)のことに全く無頓着であれば、良い家族関係や人間関係が築かれるはずはありません。 このような状態になっては本当の健康を得たとは言えないので、「健康【だけ】」のモチベーションを上げれば良いという考え方は間違いだ、ということをおっしゃっているのでしょう。
お礼
回答を有り難うございます。 健康(私の場合、病気の治療ですが)に関するモチベーションを高めるために、 その他のモチベーションを上げる必要があるという理由が未だに飲み込めないのですが・・・。 >「健康【だけ】」のモチベーションを上げれば良いという考え方は間違いだ、ということをおっしゃっているのでしょう。 私もそうかな、と考えたのですが、 だとしたら「潜在意識」云々を連呼して強調する必要もないような・・・。 なんだかスッキリしない内容でした。 ちなみに私の読んだ本は、Amazonで五つ星でした。 レビューではひたすら絶賛されていて、あまりの好評ぶりに警戒心すら覚えました。 (買っちゃったけど・・・^^;)
お礼
お礼が遅れてしまい大変失礼いたしました。 私の置かれている状況を理解していただいて有り難く思います。 そうなんです。慢性病は、闘病の気持が年月と共に萎んできてしまうんです。 今でも治そう!という気持はちゃんとあるはずですし、真面目に先のことも考えているはずなのですが、 どうしても、今の状況に適応してしまうんですよね・・・^^; 仰るように、私も、複数のモチベーションは互いに絡み合っているように思います。 でも、本では、そのようには書かれていなかったので、 完全に独立したモチベーションだろうと、それを多く持っていることが、 結果的に個々のモチベーションを高めて良い結果に繋がるのかな、なんて考えもしました。 >のんびり生きる楽しみを見つけ出す、 >これが多分潜在意識の活性化にも繋がるんじゃないかなあと私は思っています。 なるほど!このお言葉、大変参考になります。 私は、現在を楽しんでいません。症状に囚われて健康になることばかりを考えています。 きっと、そういう姿勢では、心に無理が積もってくるのでしょうね・・・。 色々と制限があるのですが、 そんな状況でも、小さな楽しみに心を向けながら、のんびり病気と付き合ってみます。 もう、何年も病気をしているのに、未だに病気と付き合うことが出来ていません。 というか、病気と向き合いすぎているのかな・・・?? 親身な回答を有り難うございます。