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石井裕之の「現状維持プログラム」とは?
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臨床心理士ですが、このご質問を読んで、初めて石井裕之という人の存在を知りました。 早速、Wikipediaも検索したのですが、次のように書いてありました: # 石井裕之 (実業家) → 石井裕之(1963年 - )は、日本の実業家、催眠療法士、セラピスト。有限会社 オーピーアソシエイツ代表取締役。 獨協大学外国語学部英語学科卒業。東京都内生まれ。http://sublimination.net Wikipediaは、全面的に信頼できるリソースではありませんが、初めから「実業家」(というよりも、実際には、“虚業家”といった方が正確かも知れませんね)とあります。 催眠療法士、セラピストとは書かれていますが、氏のホームページを見ても、どこでトレーニングして、どういう資格を持っているかについては、具体的には、一切、書かれていません。 それにももともと、外国語学部英語学科の卒業ですし、有限会社の代表取締役ですから、私には、まともなセラピストとはとても思えません。 さらに、ホームページのURLに、“sublimination”という言葉を使っています。 これは、「閾下知覚に働きかけること」を意味します。 「閾下知覚」という現象は、たとえば、目には見えないほどの弱い物理的刺激を、見ることを指します。 見えると見えないの境目の強さの刺激を、「刺激閾」と専門用語で表現しますが、それ以下の刺激による知覚は、意識されないものの、生じているとする考え方があります。 よく知られている現象には、映画に閾下刺激で、「コーラを飲もう」とか、「ポップコーンを食べよう」というPRを入れたら、それらの売り上げが伸びたという話がありますが、これは、学問的には、まったく根拠のない与太話です。 そういう言葉をホームページのURLに取り入れているくらいですから、私には、「怪しげな奴の与太話」 にたくさんの人が騙されているとしか思えませんね。 中央大学を志望して、一浪までして受験勉強しているのであれば、そんなアブナイ話の書かれた本など、さっさと捨てて、受験勉強に専念したらどうですか? まだ本が手元にあるなら、破るなり、燃やすなりして、さっさと処分してしまいましょう。 うまい話、甘い話には、ウラがあるなり、落とし穴があるというのが、世間の常識です。 常識にもアヤシイものはありますが、普通は常識に従った方が、間違いがありませんよ。 受験に専念して、ご自分の将来を、ご自分自身後からで切り開く方が、苦労はしてもよほど有意義です。
お礼
回答ありがとうございます。 この人の考えがセラピスト的な考えと思っていたのですが 専門家が「まともじゃない」というからには、まともじゃないのでしょう。 専門家の意見が聞けてよかったです。 本当にありがとうございました!!