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butの用法
It never rains but it pours.のbutの用法が分かりません。どなたか詳しい解説を宜しくお願いいたします。
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Gです。 こんにちは!! 言葉の表現ももっと「フィーリングで感じてください」と馬鹿の一つ覚えみたいに言っているのはご存知ですね。 Butの用法<??>は「しかし」なのです。 しかし、と言う日本語が持つフィーリングを出しているのがこのButと言う単語だと言うのです。 ここで問題になっているのは、rain(s)と言う表現とpour(s)と言う表現に「違い」が有るというフィーリングを出す為につかう「便利な表現だ」でだから使う、と言う事に過ぎないのです。 これを、日本語に直すと、降れば必ず大雨になる、と言う日本語的表現に直しているに過ぎないわけなんです。 つまり、大雨じゃない普通の雨降りなんてしないさ、そんなことではなく土砂降りになるのさ。を日本語に直すと、降れば必ず土砂降りになる、と言う表現にすると日本人には分かりやすい、と言う事になるわけです。 しかし問題は、この日本語の表現になるから、これはButの特別用法だ、だから特別に覚えておきなさい、と教えつけているのが日本の学校文法なのです。 ただ単に 「程度の違いを示したいから」butの持つ「そうではなく」を前節の「違う程度を示す単語に対して」とフィーリングを出したButなわけです。 It pours but never rains.と書いたらお分かりになるかもしれませんね。 土砂降りだよ、でも雨降り(と言えるレベル)なんかじゃないね。というわけですね。 neverはnotを強調する、とちゃんと学校での「基礎文法」は教えてくれていますね。 じゃなぜその知識をちゃんと使わないのでしょうか。 基礎文法とは必要な文法のことを言います。 Butの特別用法と言うのは基礎文法ではなくわたしが言う「学校文法」なのです。 つまり、It does not "just rain" but it pours!!といっているのです。 does not justがneverと言う表現に変えてあるだけなのです。 これで「ただの雨降りじゃないよ、土砂降りさ」と言うフィーリングを感じることが出来ますね。 それで良いのです。 そして、これで、この「程度の違いを出したい(フィーリングがある」時には学校文法のために作られた専門用語にとらわれないで素直に口から、I never,,,,but,,,,,と言う表現が出てきますね。 つまり、「英語を使えるようになる」と言う事なのです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- mabomk
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しつこいですね、この例文で納得して下さい(笑)(爆) I never love anybody but I love much. I never love anybody but [whenever I fall in love] I love much.
- mabomk
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どうも先行の回答群にご納得の様子ですが、 やはり違うような気がします。 「雨は絶対降らない」vs「雨は土砂降り」 この二つの内どちらが重要であるかど うかではなく、まとまった一文として考 えた場合、このままでは絶対に論理的意 味が通りません。 そこで、何か「省略されて当たり前」の一文 が省略されていないかどうか考えると、 [whenever it rains] しか考えられません。これなら「省略されて 当たり前」ではなく、付加することによって 却って「回りくどい」言い回しとなる、と言 うことで「この古来の言い回し」(多分、乾燥 滅多に雨の降らない地域に雨が降るとどう なるかを表現する)が完成した、と解釈する のが適切ではないかと、愚考する次第であり ます。
- mabomk
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文法は判りませんが(判らないことに自信有り) この文には It never rains but [whenever it rains] it pours. [whenever it rains]が省略されていると解釈 すれば議論すること無しで全て解決します。
- tasogare32
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No.2 です。 接続詞には2通りありまして、and や but などは等位接続詞といってつなげられる2つの文の重要性が平等なものです。一方、従位接続詞というのは2つの文をつなぐ際、左右の文の重要性に違いをつけて、重要な方を主、他方を従とするもので、when, while, as, if, because~などなど沢山あります。 例えば単純な例で挙げると、 I am a boy and she is a girl. は「私は少年である」と「彼女は少女である」とは文としての重要性に違いはありません。いわば位が等しいから等位と称します。 一方、I began to rain when I was sleeping.の場合意味上重要なのは「雨が降り出した」であり、when につながる「寝ていた時」というのはその降り出しの時間を説明しているだけで、意味上重要性に優劣があります。従ってこの種の接続詞を従位と称します。 日本語で言えば「お金持ってたら貸してくれ」と言った場合、言いたい肝心なのは「貸してくれ」であり、「お金持ってたら」というのは単なる条件に過ぎず、英語ではifという条件を意味する従位接続詞で表されます。 問題の文の場合は一種の慣用的言い回しで、ちょっとひねくれていますが、It never rains が主文であり、これを主節というのに対して、従位接続詞でつながれた but it pours. の方が従(位)節ということになります。
お礼
説明ありがとうございました。とても分かりやすかったです。
- tasogare32
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but という単語には色んな品詞や使い方があります。一番普通なのは「しかし」という等位接続詞ですが、この文の場合はそれとは違い、従位(または従属)接続詞として扱われます。「~しないでは、~することなしには」→「~すれば必ず~」という意味合いで、お示しの例文は直訳が「大雨になる事なしには決して雨は降らない」となり、「降れば必ず大雨」という意味になります。否定文+but~という形で使われるのが特徴です。 辞書で but の「従位接続詞」の項目を見ていただければ、詳しい解説や他の例文があると思います。
補足
回答ありがとうございます。 少し分かりましたが、従位接続詞とはどういう接続詞のことですか?
- 0143kkk
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これ、慣用句ですよね? 「降る時はいつも土砂降り」って意味の。 この日本語訳がくだけすぎていて、butの意味が反映されていないですけれど、このbutは普通の接続詞で、通常通りの「しかし、でも」です。 「雨は降らないよ、でも注ぐ(土砂降りの比喩)くらい降るよ」ってことだと思います。 アメリカンな言い回しですよね。
お礼
回答ありがとうございます。「違い」が有るというフィーリングを出す為につかう「便利な表現だ」という説明の方が辞書に書いてあった説明よりはるかに納得し易かったです。どう訳すかじゃなくて大切なのはフィーリングなんですね。