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大国主命
出雲大社は大国主命の怨霊を封じるために建てられた神社だと聞きました。 実際に大国主命が誰かに祟ったという記録は残っていますか? ありましたら教えてください。
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私が今思い出せるところでは、『古事記』中巻、垂仁天皇の時代に、その皇子本牟智和気(ほむちわけ)の御子が、生まれつき口がきけなかったという記事があり、それは「出雲の大神」の祟りによるものであったとされています。この「出雲の大神」は、おそらく大国主神のことと思われます。 天皇の夢に「私の社殿を天皇の宮殿の如く立派に造れば御子は口をきくだろう」とのお告げがあり、皇子が出雲を参拝したところ、果たして言葉を発したので、喜んだ天皇はお告げの通り社殿を造営したとのことです。 もっとも、出雲大社の祭神が「怨霊」であったかどうかというのは私にはよく判りません。確か井沢元彦さんがそのような説を著書で述べておられたような記憶がありますが、どうだったでしょうか。
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- Kiriyama-taicho
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回答No.2
大国主命の怨霊を封じるというのは井沢元彦さんの説ではないですか? 一般的には大国主命はご利益をもたらす神、特に縁結びの神と 信じられていますよ。 また一部の説では大国主命というのは特定の神を指すのではなく、 後に渡来系と思われる天孫族(アマテラス系)に支配された 日本の土俗神の象徴的表現として一神に集約されたとも言われています。 そういう意味で被征服民の神だから恨みがあるだろうという 想像は可能かと思います。
noname#21331
回答No.1
垂仁記に、「品牟都和気命は卜占 によって出雲神の祟りと出て、曙立王と菟上王兄弟に伴われて出雲神を拝みに 行き、還り路の斐伊川の仮宮ではじめて口が利けたという。」 というのがあるらしいです。