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新教教会でアニュスデイ(神の子羊)が歌われないのはなぜ?
新教教会でアニュスデイ(神の子羊)が歌われないのはなぜ?
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質問者が選んだベストアンサー
ある意味で、質問の趣旨を無視した回答になりますが、 少なくとも、ルター派では歌います。 バッハが、コラール前奏曲や、マタイ受難曲の中に取り入れた、 O Lamm Gottes, unschuldig や、Christe, du Lamm Gottes などは (ルター派、ドイツ語バージョンですが)そうです。
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- Pyratus
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アニュス・デイのテキストは聖書から直接引用されたものではなく、教皇セルギウス一世によってミサ通常文の中に取り入れられた、いわばカトリック色の強い部分です。 一方、教皇から破門されたマルティン・ルターはグレゴリオ聖歌(セクエンツィア)にドイツ語の歌詞をつけてコラールへの改編を行ったりするくらいの反抗(プロテスト)ぶりでした。 プロテスタントでは、ミサの核心である「聖餐式」の教義がカトリックにおける「聖体拝領」とは異なるため、その前段の(カトリック色の強い)アニュス・デイをカンタータに置き換えることでプロテスタントとしての立場を表明したのではないか - と、典礼に無知な素人の想像です。識者の解説を期待します。
- poponponpo
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調べた所、16世紀にカトリックとの対立した時期に関係しているのかも知れません。 「コラール【衆讃歌】の誕生」を参照してください。 http://kyoto.cool.ne.jp/yamato400/gakki.htm その後宗教改革の理由となったものが取り除かれて、歌に関する規制が緩やかになったものだと思います。 http://www.kwansei.ac.jp/Contents?cnid=4879&ax1=0&ax2=43&cdid=9 カトリックの暴走に反発したルターが、教皇側との差別化をはかるため今まで教会で歌われていた歌を廃止した事が発端のような気がします。 その後問題が取り除かれたことで宗教間の交流が生まれ、同じキリストを賛美する歌としてお互いの歌を歌うようになったのではないでしょうか? http://www.prmvr.otsu.shiga.jp/EnsembleVoce/Bach/Bach10.html 残念ながら、私はこの事に関しては素人です。 私の感想に惑わされぬよう、自分の意思で判断してください。
- poponponpo
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過去の回答にありました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2407830.html
お礼
そこでは理由が書かれていません。 新教教会でも Agnus Dei が歌われているところがあります。