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三省堂出版の化学1・2の新演習の問題について
三省堂出版の化学1・2の新演習を持っている方いらっしゃいましたらお願いします。 大問18の条件にsin60°=0.87、大問19にはアボガドロ定数6.0×(10の23乗)という条件があるのに答えは有効数字3桁で出されていることが附に落ちません…。アボガドロ定数を誤差を含まない定義として解釈しているってことでしょうか(にしてもsin60°の方の問題が附に落ちない…)??更に大問20の有効数字の取り方と照らし合わせたらますますわからなくなってしまいました…。これらの問題における有効数字の決定の過程、教えてください、よろしくお願いします。
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問題集は持っていませんが教科書ではよく見ました。 答えは有効数字3桁で要求しているのに問題文の中には2桁のものや1桁のものがあるというのにはいらだちました。質問は三省堂の問題集についてですが他の出版社の教科書でもよく見ます。 1.執筆者が有効数字を理解していないのではないかと思いました。実験科学の分野は多いですから有効数字はどの分野でも問題になるはずです。なぜ高校で習う程度のことがわかっていないのか不思議でした。専門家というのはそれでもやっていけるということなんでしょう。 2.物理で言う「有効数字」は数字の「信頼性」とその表現方法をまとめたものです。でも同じ「有効数字」という言葉を使っても意味が違うことがあるというのがわかって驚きました。数値計算の本を見ると出てきます。計算器を使うと何桁でも出てきますからどこかで打ち切る必要があります。そこでは3桁で打ち切って表示するというのを「有効数字」3桁と言っているのです。これが色んな細かい規則があってJISの規定まであります。工業系の人達は「物理の分野でこういう」というのよりは「国の決めた基準はこうだ」という方が上のレベルだと思っている傾向がありますから教科書や問題集に出てくる可能性があります。 だからわかっていないだけではなくて別の面で正当化されているのではないでしょうか。教科書ですから文部省の検定があります。検定の審査官も多分同じ考えでいるのでしょう。 長いことうんざりしていましたから好意的に書くという解答にはなっていません。
お礼
納得です。ありがとうございました。