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有効数字(アボガドロ定数)について
アボガドロ定数を有効数字3ケタで表す理由を教えてください。 6.02×10^23を 602×10^21とか、 60.2×10^22とか、 0.602×10^24 と表記しないのはなぜですか。
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有効数字をはっきりさせるために測定値は普通、 a×10^n (1≦a<10,n は整数) で表します。ただし、n が 1 の場合は例えば 1.23×10、 n が 0 の場合は単に例えば 1.23(∵10⁰=1) と表します。 以上のことは中学 1 年の数学で学びます。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 まず、すでにご指摘があるとおり、その4種類はすべて有効数字3桁です。 理由は2つあると思います。 1.大きさがわかりやすい たとえば、 「0.01234×10^50 と 23.45×10^48 ではどちらが大きいですか?」 と聞かれると、すぐにわかりませんが、 「1.234×10^48 と 2.345×10^49 ではどちらが大きいですか?」 と聞かれると、前の数字を見ずに、48と49を比べるだけで、後者のほうが大きいことが瞬間的にわかります。 「同一の物質の固体や液体の体積に対する気体の体積の割合は、10^3 程度である(1000倍程度である)。」 というように、前の数字がない書き方をすることさえあります。 6.02×10^23 という数字を見ると、 「1モルの分子の数は、だいたい、6の1億倍の1億倍の1億倍より1桁小さいな」 ということがすぐわかります。(1億倍 = 10^8倍) 2.計算がしやすい たとえば、 123×10^4 × 234×10^5 だと、 123×10^4 × 234×10^5 = 123×234 × 10^9 = 28800 × 10^9 = 2.88 × 10^13 となりますが、 1.23×10^6 × 2.34×10^7 だと、 1.23×10^6 × 2.34×10^7 = 1.23×2.34 × 10^13 = 2.88 × 10^13 となり、計算が1段少なくなります。 いつも1段少なくなるわけではありませんが、掛け算、割り算に関しては計算が楽になることが多く、また、桁を間違えるミスも低減されます。
- DJ-Potato
- ベストアンサー率36% (692/1917)
通常、a×10^n と表記する場合は、 1 <= a < 10 とするルールがあります。 究極、 1.00×3^49.84 とか書かれても困りますしね。 ちなみに、6.02も602も60.2も0.602も、有効数字は3ケタですよ。
お礼
何もわかってなかったことがわかりました。 ありがとうございました。
お礼
う~ん、なるほどです。 使いこなせるよう、がんばります。