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フランス語の解釈
branche maitresse 「枝」 La pauvrete est une maitresse dispendieuse 「貧乏はぜいたくな愛人である」 Un homme de lettres peut avoir une maitresse qui fasse des livres 「学のある男は文人の愛人を持てる」 un commerce de galanterie 「騎士道、または女性を大事にするポリシー」 このように解釈してみました。間違いがあれば指摘していただけますか?
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rikenium さんへ 過日の回答に、説明不足があったようで お手間を取らせてしまい、お許し下さい。 多少順番を多少違えて補足致します。 ● branche maitresse branche-mere の同義語(ここでも女性形)として利用され「主枝」のことです。 盆栽では、この枝を伸ばして懸崖(Le style cascade )を作ります。 ● Un homme de lettres peut avoir une maitresse qui fasse des livres 此れは、百科全書派のディドロ(1713-1784)の言葉です。 用語変遷の歴史的実例として引用致しました。 官能的な遊楽の耽る意味合いに利用されがちなmaitresseに対して 『文士なら、小説を幾つも書けそうな閨秀な貴婦人をmaitresseにして その共通の文学世界の感興に浸れる』と言っています。 無論、家事や育児を確りと取り仕切る正妻があっての話です。 単なる○○などの捌け口では、無いわけです。 ● un commerce de galanterie 上記の事柄をご理解頂けますとこのcommerceの意義もお分かりでしょうか。 遣り取りとでも訳せば良いのでしょうか例えば、 commerce de lettres ou par lettres、commerce d’esprit、commerce d’idees 等と同様の意味です。 勿論 galanterie ですから、英明な遣り取りに加えて『乳臭い』ものも 含まれるでしょうから、ここから先は、ご想像にお任せいたします。 ● La pauvrete est une maitresse dispendieuse 直訳「貧乏は出費の嵩む愛人である」を多義的と申し上げましたのは この訳では意味を把握できかねるので、次のように(勝手に)解釈するからです。 愛人にこちらを向いてもらうべく、金品を使うのは、自分自身に魅力が 無いからであり、その欠乏をpauvreと言う。 (又、逆に金品をせがむ愛人は、pauvreであるとも取れます。) 元々、正妻がいてから愛人となるのだから、二重三重に甲斐性が必要であるのに、その愛人に金のかかると考えたりする心のありようが、pauvreであると。 益荒男と手弱女の世界ですからBlablabla と綴りました。
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- Piedpiping
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結構な訳だと思います。以下、直訳。 branche maitresse 「主枝」 La pauvrete est une maitresse dispendieuse 「貧乏は金のかかる愛人である」 Un homme de lettres peut avoir une maitresse qui fasse des livres 「文学者は本を書ける愛人を持てる」 Un homme de lettres は広義の文学者ですから、「学のある」は大変結構だと思います。 qui fasse des livres が接続法を含む関係節ですので、「目的・希望」のニュアンスを出してみました。 un commerce de galanterie 文脈なしでは分かりませんが、古風な印象を持ちましたので、いわゆる「高級売春」のことかと。
お礼
みなさん、ありがとう! ● La pauvrete est une maitresse dispendieuse これは主述が逆転してたんですね! やられた!