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”Try to not....”は文法的に間違いですか?
英語に詳しいかたがいらっしゃいましたら、アドバイスをお願いします。 "Try to not....."という英語は文法的に間違いですか? 例えば、ダイエットを決意し、「ジャンクフードは食べないようにするよ」と言いたいとします。 私は"I'll try to not eat junk food"という文が浮かんでくるのですが、 文法的には"I'll try not to eat junk food"と言うべきなのでしょうか? 学生の頃、英語圏で数年間暮らした事があるので日常会話はできるのですが、 日本の高校や大学には行っていない為、文法重視の「受験英語」を習った事がありません。 私の周りにいたネイティブ達は、"If I was you..."とか、"You did good!"などの英語を使っていて、 その中で私は英語を覚えていったのですが、 帰国してから、ちょくちょく「それ、文法間違ってない?」と指摘されます(T_T) ("If I was you"も、ホントは"If I were you"ですよね) 日本で「ら抜き言葉」が一般化されているように、 どこの国でもネイティブは文法など気にせず話しているのかもしれませんね…。 本題に戻りますが、Try to not...ではなく、 文法的にはTry not to...と言うのが正しいのでしょうか? 日常ではTry to not...でも全然問題無いのは分かっているのですが、 文法的にどうなんだろう?と気になったので、質問させていただきました。 無知でお恥ずかしい限りですが、どうぞよろしくお願い致します。
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こんにちは。 在米12年目のものです。 質問の答えですが、アメリカでも古い考えの文法(まあ、伝統的な英文法=規範文法)の規則においては、Try to not +動詞は「文法的」には間違っているといわれています。不定詞のルールとして、「to + 動詞」は分離してはいけないというルールがあるからです。ですので、そういった文法にもとづいた質問の答えとしては、Try to not +動詞の形は間違っているということになります。ただ、口語英語としては、「間違え」にはなりません。逆に、そういった英語を使うことで、個人個人の伝えたい意味を強調させることが出来るという理由で、使われています。ですので、「to + 動詞」の間に、副詞があっても、notがあっても、特に問題はないということです(まあ、実際に教科書でもそういう使い方は、たくさん見られますしね)。でも、お堅い試験で、文法的にあってるかどうかを聞かれた場合は、間違っていると答えなければ、正しい文法の知識がないということで減点はされますが(笑) 日本では、昔ながらの伝統的な英文法の規則を教えていますので、現代に使われている英語のことは、学校ではあまり教えられていません。ですので、規則正しい書き言葉のような英語が実際の英語であると勘違いしてしまってもしょうがないことですし、文法的にあっている英語だけの知識ばっかりがあるので、英語圏で日常的に使われている英語でも、「文法的に間違っている」と指摘することだけしかできないというのも本当のところだと思います。もし、日常英語を良く知っていたら、すらっと聞き流すところだと思いますけど、でも、それでも、間違っている英語をしゃべっているという知識があるひとは、間違っている英語を使っているとこころの中では思っているでしょうね。でも、得に英語を第2ヶ国語として使っている人が、文法的に正しくない英語を使ってしまうと、英語を知らないと誤解されてしまうことがあるというのも本当です。ただ、その外国人の周りに正しい英語を使わないネイティブのひとばっかりいる場合は、そういう英語を学んでしまうこと、また、そういう英語が普通であると思ってしまうのも自然であると思います。 でも、いつも、伝統的な英文法の知識があるということは、やはりプラスになります。それは、日本で、ちゃんと尊敬語、謙譲語の知識があるのと同じですし、また、そういった知識があれば、教養があるとみられるのも本当でしょう。 けれど、日常会話で、いつも文法的に正しい英語を使っているひとが多いかかというと、そうではありませんよね?また、教科書でさえ、文法的に間違っている文章が載っていることがいっぱいあります。ですので、そういう文章を読みなれていて、それで、急に文法的に間違っているといわれても、ぴんとこないというのは、当然かなとも思います。 それから、私の夫はアメリカ人ですけど、夫も文法的に間違っている英語を使う事はあります。それで、私が直すと、むかついていますけど(笑)でも、言葉というのは、相手に言っている意味を伝えるのに使うものです。また、言葉は時代がかわるにつれて、少しずつ形をかえていきます。ですので、文法のルールが少しずつ変わっていってもおかしくないのではないかなって思います。 けど、今回のことで、伝統的な英文法のことが分かったようですので、これを機会に、もう一度、文法の勉強をされると、また、おもしろいと思いますよ。そうすると、どれだけ、ネイティブのひとが伝統的な文法のルールに反した英語を普段からしゃべっていて、また、人に失礼のないように、文法的にいかにもあっているかのようにしゃべていて、実は完全に間違っているような言葉をしゃべっているのかも分かるようになります。 どこの国のひとでもそうだと思いますけど、伝統的な規則正しい文法のルールに従ってしゃべっているひとは、あまりいません。それに、そういった言葉を口語としてしゃべっているひとは、逆に奇妙がられるでしょうね(笑)ただ、外国語を習うときは、話が違います。ですので、日本では、日本語では文法的に間違っている日本語を普段からしゃべっているけど、得にそういう言葉においては厳しくなく、でも、英語のような外国語に対してだけ、妙に文法に厳しくなる。ちょっと変ですよね?(笑)
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まず言われている,日本独自の学校英語とか受験英語ではありません.欧米の文法書にも記述されています. 正式(文法的!)には try not to eat と言うべきです. しかし,try to not eat もinformal にはよく使われています.これを"bad style" というのだそうです. to ~(not他) verb の形は split infinitive (分離不定詞)と分類されています.to と 動詞の間にこれを修飾する副詞語句等を挿入する形です. 分離を良しと主張するアメリカの著名な作家が,イギリスの出版編集者に,その分離を勝手に修正されて怒ったそうです. いつものことですが,言い換えが同じ意味になるとは限りません. (1)My job is to really make the business a success. (make を強調) (2)My job is really to make the business a success. (目的を強調) 日本語の場合は否定の「~しないこと」という表現がありますが,英語の不定詞に置き換える時に,構成上の違いで,それから引きずられることもあるようです.
お礼
ご回答どうもありがとうございました。 informalとして使われているんですね。分離不定詞というのも初めて聞きました。 (無知ですいません…) その怒ったという作家さんは、「それじゃあ自分の言いたいニュアンスが微妙に変わっちゃうじゃないか」 みたいに怒ったのかもしれませんね。 とても参考になります。どうもありがとうございました!!m(_ _)m
- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! このtry to notだけ持ってきて、文法的に間違っているからこの使用法は間違っていると言うのは私としてはさけたいところです。 ただ単に、使われているから正しい、といっているのでは決してありません。 この表現をすることが「必要と感じる」時もある、と言うことなのです。 ですから、この必要と感じる状況が少ないという事実からこの表現を聞いたことが無いということは充分考えられますし、学校英語からしてみれば「反則行為」とされるでしょう。 notは反対を示す単語ですね。 動作にはなかなか反対を示す表現は余りありません。 しかし、その動作に対してのフィーリングの反対を閉めることはあります。 たとえば、勉強する代わりに遊ぶ、笑う代わりに泣く、嫌う代わりに愛する、と言う対のことを言っています。 言葉の文章とはその文章ひとつでは使いませんね。 前後する文章が必ずあります。 つまり、話題の流れ、と言うものがあるのです。 学校英語で単文を持ってくることが、言葉としての解釈を妨げている、と私が言う理由なのです。 上の「~の代わり」を発展させて見ますね。 遊んでいないで勉強しなくてはいけないよと言っている状況で「遊んでなんていないよ、勉強しようとしているよ」と言うときに、I'm trying not to play, I sure try to study.と言う感じですね。 さて、これをI know I have to study. But I want you to know that I'm trying to "not play" and study everyday!!と言う表現とではフィーリングの強さが違うということがお分かりでしょうか。 遊ばない、と言うことに気をつけている、と言っているわけですね。 確かにこの表現は口語や友達間のメールなんかでしか使われませんし、普通の表現とは言えないでしょう。 私もこの表現を使うよりも他の表現でこのフィーリングの強さを表現するでしょう。 しかし、こういう表現もできる、こういう表現をすることである一種のフィーリングを出すことが出来るし、使うからと言って文句を言われる表現ではない、と言うことなのです。 これを表現する状況自体が少ないため使用量は少ないです、しかしネットで検索すれば必ず使われているのが分かると思います。 そして、この表現によって、try not toでは表せにくいフィーリングを出しているのがお分かりになると思います。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
とっても丁寧に説明していただいて嬉しいです!! I'm trying to "not play"and...という例はとても分かり易かったです。 そういえば日本語でも、「文法的には間違っているけど、 この言い方じゃないと、言いたいニュアンスが伝えられない!」という時ってありますもんね。 確かに、ネットで検索してみたらtry to notを使っているホームページも結構ありました。 (ただし、英語のネイティブスピーカーが書いた文章かどうかは分かりませんでしたが…) ご親切にありがとうございます!とても参考になりましたm(_ _)m
- akijake
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こんにちは。 私もこないだまで長期間海外に滞在していましたが、try to not...をネイティブが使うのを聞いたことがありません。 ご質問のような文章の場合、文法的には間違いなく、try not to が正解です。 質問者さまの周りの方が使っていたというのであれば、人や地域によって口癖のようなものもあるかもしれませんね。 私も結構あちこちを転々としましたが、私が住んでいた地域で出会った人たちは、普通try not toを使ってた気がします。
お礼
私の周りにいたネイティブの人達も、try not to...と言う人も居たのですが、 私がよく一緒にいた人達がtry to not...と口癖のように連発していたので、 私もそれを覚えてしまったんだと思います。 とても参考になります!!どうもありがとうございました!
私も英語圏で生活していますが、try to not...という日常のせりふは逆に聞いたことがないです。 文法的には完全に誤りです。 "I'll try not to eat junk food" が正解ですよね。 私の周りはtry not to...を普通に使っているような気がします。崩れるとtry to not..になるのでしょうかね? 普段の友達(ネイティブ)との会話ですが、食べ物の話になったときにwhat to eat, what not to eat とか使っていますので、try not to...も普通ではないでしょうか? if I was you は、if i were you よりもよく使われていますよね。口語では。 文章にするときはif I were youにしたほうがよいのでしょうね。
お礼
早速のご回答、どうもありがとうございましたm(_ _)m なるほど、文章の時はwereと書いた方がいいんですね。 そういえば日本語でも、口語に比べると文章の方が少しかしこまった(?)感じになる場合が多いですもんね。 とても参考になります。ありがとうございました!
お礼
すっごく分かり易い説明でした!! 全て、「なるほど~ほんとその通りだなあ」と頷きながら読ませていただきました。 >でも、得に英語を第2ヶ国語として使っている人が、文法的に正しくない英語を使ってしまうと、英語を知らないと誤解されてしまうことが ↑そうそうそうそうそう、そうなんですっ!!(;◇;) まだまだ英語勉強中の身ですから(発音も下手くそです)、私がtry to notと言えば多分ネイティブの人は 「ああ、この子は文法を知らない子なんだなあ」と思うと思います。 (ていうか、実際に知らなかったんですけど……笑) おっしゃる通り、くだけた表現を使うにしても、 正しい表現を知っているのと知らないのとでは、大違いですよね! ほんと、これを機にちゃんと文法の勉強をしてみたくなりました。 日本語でも、普段はみんな文法なんか無視して喋っていますが、 正しい尊敬語や謙譲語を知っているといないのとでは、確かに大違いですもんね! ちょっとした言葉遣いで、教養がある・ないという風に見られるものですし…。 目上の人に「ご苦労様でした」と言ってる人を見ると「この人ちょっと教養ないかも」なんて思ってしまいますしね…。 在米12年目ですか、ひえ~~!! 行けるものなら、K_butlerさんや、今回回答してくださった皆さんの所に英語を習いに行きたいです(>_<) アメリカかぁ・・・どこでもドアがあればなぁ・・・(T_T) 大変・大変・大変参考になりました!どうもありがとうございました!!